あまり大きな声では言えないのですが、実は私、誰もいないときは、時々、飛ばしてます。あまり褒められたものではありません。
でも、たいていの場合、ツーリングしていても、追い越すよりも追い越される方が多いです。
ツーリングの最終目標は、無事に帰ること。
変な説教みたいな嫌な言い方に見えますが、齢50を越え、60も近くなってくると、
これは切実な本音です。
生きて帰らなければならない。
そのために安全を確保して走らなければならない。
バイクで絶対に死なないためには、バイクに乗らなければいいのですが、
それは答えになっていない。バイクで走らなければ得られない命のありようもあるのです。
あらゆる場合に自分と他人の安全を確保しようとするなら、交通法規を守っていることを盾に、違反する人を責めるような傲慢で無自覚な運転ではおぼつかない。
今日はあまり語られることのない、追い越されのライディングスキルについてです。