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「カルデラの味覚まつり」が実施されています。
場所は赤井川村のカルデラ公園。村役場の向かいです。
いろんなイベントあり、明日11時からは、500円でカルデラの野菜食べ放題もあります。(今日も長蛇の列ができていました。だって、ホントに、別次元に美味しいんです!赤井川の野菜。)
もしかしたら、「あかりん」にも会えるかも?
本当に美味しい野菜を食べるなら、赤井川の野菜を食べてみるべし。
ちょっとだけ、顔を出したんです。
毎年、赤井川村の二川農園さんには夏に実家にメロンやトウモロコシを送ってもらっているのですが、大好評で、妻の実家の広島では、おすそわけしたご近所さんが、こんなにおいしいトウモロコシはどこでも食べたことがないと、直接二川農園さんに注文して取りよせたくらいで、実はもう夏になると、広島の近所さんはみんな楽しみに待っているのです。
今年も「どさんこ農産センター」のテント群の中に、二川農園さんのブースがありました。
「どさんこ農産センター」は、二川健司さんと、丸山昇さんが立ち上げた、「安心と信頼できる農産物の生産、流通」を目指す法人。雪を利用した冷蔵倉庫など、先進的な取り組みをいくつもしながら、安全、安心で美味しい野菜やコメなど、命をつなぐ食料の生産から流通までを一元的に、農家の連合体が直接プロデュースしている団体です。
二川農園はその二川家の農園ですが、現在は健司さんの息子である二川英司さんがあとを継いで、活躍しています。
その農業への思いや、農作業の様子は、現在はインスタグラムを中心に、見ることができますし、以前のものはブログ「北の百姓日誌」でみることができます。
二川農園さんの野菜作りは、とにかく誠実。安心・安全な食料を生産しているということを基本にしていて、「商品」には違いないのですが、売れればいいというものではなく、命をつなぐものであるということが徹底されています。
私も農園を見学させてもらったことがあります。
ものすごく手間をかけて、愛情を注いで育てていることが分かって、感動し、厳粛な気持ちにさえなりました。
でも、本人は静かで、明るい人で、奥様は元気でやさしく、本当に魅力的なご夫婦です。
仕事への徹底した責任感とプロ意識は、バイクでずっとお世話になっているズームさんと相通ずるものがあります。えらそうでないところも、似ています。
「カルデラの味覚まつり」では、二川農園さんの出店はスイカとメロンに特化しているようです。
まつりのイベント開始時刻の1時間まえくらいに着いたのですが、あ、二川さんやってる、と思ってみつけていると……、
あっという間に大人気。
常連さんが訪ねてきて、「久しぶり~!」とか、「今年も来ました。」とか、すごい人気です。
だって、異次元においしいんだもん。これは食べないとわからないと思いますが、そんなにおいしいのか…、と想像している味の、さらに上を行きます。
今年の看板はこれ。
説明書きの中の
「カルデラ特有の昼夜の寒暖差とガスで甘く、こってり旨いスイカ」
の「ガス」とは、霧のことです。カルデラ盆地には晴れた朝など雲海が発生します。
これは盆地の底では霧になっており、つまり、空気がしっとり湿っているということ、
そしてガス(雲海の霧)が出る日は天気がいいので、午前中、陽が高く上ると、霧も雨散霧消して、いっきにカルデラ盆地の気温は上昇。しかし、夕方、陽がかげり、夜、晴れると放射冷却で気温は一気に下がる。この寒暖差で植物は体内に甘さのもとになるものを作るのです。山梨でぶどうが美味しいのも同じ理由ですね。
また、空気が乾燥しすぎないという利点が霧にはあります。
とにかく、おいしいです。
看板右下の三人家族、二川英司さんと奥様と子供さんですが、もちろん、アフロの桂をかぶっての写真撮影です(^^)/。
樹生家は、その場で、例年通りのメロンとトウモロコシの故郷発注をお願いしました。
伝票を記入し、収穫したら、送ってもらうというシステムでの注文もできます。
今日も午前中に帰らなければならず、あまり長居はできませんでしたが、本格開始前にもこの盛況。右手のテントの裏は駐車場で、軽トラックが並んでいますね。
まるでパドックみたいだと思いませんか?
なんだかわくわくしますね。
ちなみに私、何年か前に、トウモロコシ早食い大会で優勝したことがあるんですよ。
はははのは。
赤井川村のトウモロコシ、今日買って帰ったのは二川農園さんのではありませんでしたが、夕食に美味しくいただきました。
やっぱり、うまい!
祭りは明日までです。
いい祭りになりますように。
白湯で茹でただけのトウモロコシ。甘い、甘いよ~
返信削除な~んて。
食べてみたいなあ。
いやあ、美味しかったです。
削除遠方注文もできますよ。
食料生産については、もっと日常的に話題になるべき問題だと思います。
経済と同じくらい(経済の大きな一分野でもありますが)、大事だとおもうのです。
それにしても、おいしい。そこが原点ですね。