2024年3月27日

ライダーというあり方(4)いにしえのライダー度チェックレベル3



では、引き続き、2015年のライダー度チェック、レベル3を言ってみましょう。
すでに「不適切」な表現が見受けられますが、時代性ということ、偏見もそれを笑うジョーク ということで、どうぞ、ご容赦ください。

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さあ、いよいよレベル3です。
レベル3はバイクに乗らない方にはちょっと難しいかもしれません。
でもよろしかったらバイク乗りを想像しながらお楽しみください。
しかもレベル3はカテゴリー別になっております。
それぞれ「はい」の数を単純に足していってください。
今回はカテゴリーA、ライダーとしての「魂の漂泊度」の診断です。

注意!!
これは、樹生和人が独断と偏見に基づき、一切の学術的、科学的根拠に依らず、勝手に診断するものです。
また、「ライダー」という概念の定義も、作成者の偏見に基づくものであり、一切の客観的根拠、また、有効性はありません。

注意!!これはジョークであり、現実のあらゆる団体、個人とは無関係です。

では、参りましょう。

カテゴリーA 魂の漂泊度
1~20の問いに、「はい」か「いいえ」で答えてください。

1 信号待ちでタンクを両手で撫でたことがある。
2 エンジンの燃焼やオイルの流れを感じるのがライダーだと思う。
3 一人で走ることの方が多い。
4 バイクで走ってるときだけはひょうきんでない。
5 走りながら自分でナレーションを入れてしまうときがある。
6 自分のことは棚に上げて、異性のライダーにはかっこよく、またはかわいくあってほしいと思う。(ああ!不適切!) 
7 旅先では、見知らぬライダーのトラブルにも協力するのがライダーだ。
8 バイクは所詮機械だが、いとしくてたまらないときがある。
9 走り出すと走りを極めようとしてしまう。
10 走りに出た先で、意味もなく無口で感傷的になる自分が好きだ。
11 海も山も好きだ。そこに道があれば。
12 海沿いの道でかもめと並走したことがある。
13 月夜の青い闇の中でエンジンを止め、飲む缶コーヒーの味を知っている。
14 よせばいいのに寒い日に山に走りに行って、路面の雪でやむなく引き返したことがある。
15 真夜中にどうしようもなくなって一人で夜走りに行ってしまったことがある。
16 一通りトラブルに対処できてこそライダーだ。
17 旅先で止めた自分のバイクに見とれてしまうことがある。
18 走りながら泣いたことがある。
19 ブラインドコーナーの見えない先を読むのが好きだ。
20 自分のちっぽけさを思い知らされるような、そんな風景の中を走りたい。

さあ、あなたのライダーとしての魂の漂泊度は?
診断は下をどうぞ。


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それでは診断です。

はいの数は幾つありましたか?






0~6  「健康的で明るくバイクライフ!」
現実的です。それはリアルであるということであり、大人であるということでもあります。
あなたはきっと事故を引き起こすこともないグッドライダー。
健全で明るく、楽しいグループ&マスツーリングをお薦めします。
いい景色においしい料理、出来れば温泉をコースに入れて楽しんでください。
「バイクに乗るのもいいものですよ」とさりげなく語るあなたは、尊敬されるでしょう。
ただ、「無理しないから安全なはず」と「安全」とは、決定的に違います。気をつけて。


7~12 「バイクが好き!ツーリングライダー」
きっとあなたはバイクが大好きな人ですね。女性の方なら愛車に名前をつけていらっしゃるのでは?
趣味はと聞かれたらツーリングと答える。そんなあなたはバイク仲間のうちでもきっと中心的メンバー。
一人もよし、マスツーリングもよし。オールマイティでちょっと感傷的なのも魅力です。
付き合いのツーリングがきついと思ったら一回くらいパスしてみるのもいいでしょう。映画観賞や読書をしてみては?
走らない日も、あなたをライダーとして深めてくれるはずです。


13~17 「バイクは生き方!思い入れライダー」
あなたはもう生活の中に、いえ、自分の生き方の中にバイクをかなり食い込ませてしまっていますね。
誰もが本当は持っている孤独や辛さや後悔を、ごまかすのではなく、バイクで走り続けることであなたは見つめ、超えようとしている。不器用なあなたは、それでも幸せなのではありませんか?
いつの日か路上で、手を振り合いましょう。あなたが走ることが、きっと誰かの力になる日が、いつか来ることでしょう。
でも、バイクに乗らない日も愛してあげましょう。本当の暮らしは、そこにあるのですから。


18~20 「約束の日まで、約束の地まで。さすらいのライダー」 
どうして?何を求めて?そうまでして走るのですか?
きっとあなたはバイクの代償に何かを失っているはず。そしてそれを知っているはず。
それなのに、あなたはバイクを選ぶのですね。
あなたはバイクを通して世界を理解しようとしてる。
あなたはよりよいライダーでありたいと願い、
そのことで自分に、人に、誠実にやさしくなろうと闘っている。
あなたはまるで間に合わないと言われても約束を守るために王城に向けて走り続けるメロスのようです。フィロストラトスは言いました。「では、走るがいい。ひょっとして間に合わぬものでもない。走るがいい。」
孤独な魂と魂が路上でクロスする日が、いつか来るかもしれません。
その日まで、あなたはさすらいのライダーです。

いかがでしたか?

所詮、樹生の気まぐれ診断。あてにしないで。怒らないでね。

4 件のコメント:

  1. ワハハ^^
    回答しながら笑いが出てきます。
    今回18点ですよw
    いつの日か路上でクロスしましょう!!

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    1. HiroshiMutoさん、ご参加ありがとうございます!
      18点!! あ~あ。
      私は満点でした!!あら~。作ったときより悪化してる!
      ご自愛ください、ご同輩!

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  2. 樹生さんのお題がたのし過ぎ笑
    今回10点でした!
    もしかして自分はgoodライダーですw

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    1. 34se.selenさん、ご参加ありがとうございます!!
      So, good です。よかった。
      10点でかつ、あの日曜の、ゴールを決めずにどこまでも行ってしまう走り。
      MCからずっと離れたところまで歩いて行って、振り返り、シャッターを切るあの感覚。
      バイクバカではあるかもしれないが、バイクアホではない。(失礼!)
      このチェックは、「魂の漂泊度」なので、ライダー度で言えば、0点~20点まで、特に違いはないのです。
      ライダーに、幸あれ!

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