クシタニのステアグローブ。昨年=2017年4月6日に購入したアウトドアグローブタイプの丈夫なステア革、ガンカット縫製のグローブです。
約1年、使ってみての印象をお伝えします。
値段は7200円(+税)。
購入時の記事はこちら「クシタニ ステアグローブ(購入)」。
新品時の写真がこちらです。
一回も使っていないので、そりゃきれいですね。
私のステアグローブは、1年間使って、まだ一回も洗濯していません。
ピンボケですみません。 |
むしろ、はめている間に着皺ができて、手の形になじみ、さらに着け心地がよくなっているのです。
このグローブで、通勤のバイク運転はもちろん、ツーリング、車の運転、冬の雪かき、庭の雑草抜き、庭木の剪定後の枝拾い、大掃除、等、様々な用途に使ってきましたが、このステア皮革の柔らかさと、1.3mmの厚さのマッチングが絶妙なのだと、おもいしらされます。
僕は以前、結構長い間、グリップスワニーのG2モデル(=アウトドアグローブの雄、グリップスワニーのステア革、ガンカット製法のグローブ。クシタニと同じというよりも、クシタニの方がグリップスワニーに似ているというべきだろう。)を愛用していました。
グリップスワニーは、とにかく酷使に次ぐ酷使に耐え、手を守り続けてくれた優秀な相棒でした。
新品時 |
むしろ、クシタニレザーと呼ばれるこの革のしなやかさ、柔らかさを強調すべきでしょう。
似たタイプのグローブですが、バイクを走らせての操作性は、断然クシタニが上。
厚手でそんなにダイレクトで繊細な操作のフィードバックは得られませんが、決して鈍ではないというのも、ツーリングライダーにはうれしいことです。
新品時 |
しかし、一日中バイクを走らせ続けるツーリングにおいては、数時間に及ぶレバー操作で指が痛くならないように、握る手のひらが痛みで疲労しないように、革による衝撃緩和効果=ダンピング性能は非常に重要です。
革が厚いほど、バイクからの情報がぼけていく。
革が薄いほど、長時間でのライディングの疲労が積み重なっていく。
ステアグローブは、簡易舗装の裏道も延々と走ったり、高速道路を何時間もクルージングしたり、市街地で頻繁にクラッチ操作を強いられたりするような状況下では、かなり優秀なグローブに入ると思います。
疲れにくく、使いやすく、脱着も簡単。
革そのものが厚くて、それがそこそこの防御性を発揮してくれるので、硬質素材のプロテクター、パッド類は一切なく、外したときにバイクジャケットのポケットに無造作に折って突っ込むことも難なくできます。(プロテクター付きだとたたもうとしてもある程度かさばりますね。)
天然牛革100%、ケブラー糸縫製だから、熱にも強く、焚火やキャンプ時のロープワークにも最適。
今年もそうした分野でも使うことになるでしょう。
さて、何年持つか、また追って経年変化等をレポートできればと思います。
この手袋イイですか?クシタニ製だから当たり前にいいはずですよね(笑)
返信削除高速走行すると細かい振動でジーンと痺れる感覚があります。
厚い革でいくか、パッド付きのモノが欲しくなりますが、どうもあのゴワゴワ感は好きになれない。デザインも妙にガンダムチックでロボットみたいでカッコ悪い。
みんなレーサーじゃ無いのだから、もっとデザインに気を遣って欲しいよね。
流石、クシタニは解っている感じ。
いちさん、こんにちは。
削除ステアグローブ、とてもいいです。
ただ、グリップスワニーのG2というモデルは、
当て革の位置が違うのと、裾が少し長くて、
秋冬の服の袖との間の防風・防寒性能を考えると、
使い道やなるバイクによっては、
グリップスワニーの方がいいということも
あり得ると思います。
ハードプロテクターは好みが分かれるところだと思いますが、
僕も好みで言えばあまり好きではありません。
JRPのグローブ、買ったことないんですが、
結構よさそうだと思っています。
クシタニはレーシンググローブでもハードパッドを使いませんが、
HPにその考え方が書いてありますね。
モデルでバイク関係で活躍も多い「REI」さんも、クシタニのグローブが
好きだと言っていました。
しかし、アルパインスターズのハードプロテクトグローブは、
ロレンソ選手をはじめ、MotoGPの選手たちもたくさん使っているので、
レースユースには相当にいいのだと思います。
こればっかりは、はめて、ある程度の期間使ってみないとわからないですよね。
こういうモノ選びも、バイクライフの楽しみの一つかと思います。