2018年3月31日

ゆきかぜ、2回目の車検に向けて入庫。

2018/3/31 
3月最後の日、今日は北海道も暖かい一日でした。
ゆきかぜ号、今日、5年目、2回目の車検に向けて、バイクショップ、札幌のズームさんに入庫しました。



2018/3/31
生涯走行距離は23454km。
丸5年が過ぎたにしては、走行距離は短い方でしょう。
冬の間積雪で走れないのに加えて、特にここ3年は、忙しく、昨年からさらに忙しく走れない事情が増すという事情で、距離がなかなか伸びていません。

もう少し走りたいのですが、まあ、焦らず行きましょう。
キーホルダーは、2014年の秋、京都のペアスロープ(現『継 京都伏見』)で買った印伝のキーホルダー。赤いトンボがゆきかぜに合ってるような気がしています。(オーナーバカ)
2018/3/31
11月3日の走りの時に、帰宅間近になってスピードメーターが急に不規則にぐるぐる動き出して、まったく用をなさなくなってしまったのでしたが、今日、久しぶりにエンジンを掛け、走ってみると、まったく正常。
どうなっているんだろう?
もしかして、弱まってきたバッテリーの電圧不足のせいだったのか…。

2018/3/31
5年たった割にはアルミ地肌のリムが粉を吹いたサビサビになっていないのは、マザーズの「マグ&アルミニウムポリッシュ」を5年間使ってきたおかげか。

一方でクロームのマフラーは、同じマザーズの「クロームポリッシュ」を使用。これもかなりの実力で、ホントにきれいになるのですが、さすがに丸5年の酷使、特に通勤使用などでの細かい擦り傷のようなものは、写真では目立たないものの、かなり増えました。
それはワックスをかけているタンクやサイドカバー、前後フェンダーにも言えて、
全体が少しずつ、経年変化をしてきているのは、まあ、受け入れていくべきことかなあと思っています。
いつまでも完璧に新車時の輝きを維持することが機械であるバイクの場合には望ましいように思うのですが、横着な私にはなかなかそれは難しく、以前の愛車GPZ君が17年でぼろぼろの外観になっていったように、ゆきかぜも、年相応の経年変化をしていくことになるのでしょう。
でも、以前より少しだけ、私は外観の維持に気を遣っていて、イタリアのこのお嬢さんは、やはりレディとして扱われる方が(走行や使用環境は容赦ないにしても)、幸せなような、そんな感じが新車のときから、今でもしているから。


さて、家からズームさんまで、わずかな道のりだが、札幌の街中を行く。
久しぶりのライディング。
実は先々週から風邪気味で、全然治らない。やや苦しい中で、年度末進行の仕事が今日も控えていて、ここの所、睡眠時間も不足気味。風邪薬と漢方薬と痛み止めを飲んで無理やり仕事をなんとかしているという、結構危ない状態な私なのでしたが、
ゆきかぜ号にまたがり、家の前から大通りまで続く長い坂道をずっと下っていくと、その間にももう、違和感はなく、まるで昨日も通勤で走ったような感覚に。
これはむしろ錯覚の危険があると、かえって警戒して、慎重になったくらいでしたが、
エンジンがかかり、走ってしまえば、ゆきかぜは快調。
街乗りでさえ、走るのが楽しいという、さすがはイタリアンという感じが、またしてきて、そこはやはり新鮮に思えたのでした。
10分も走らないうちに、バイクで走っているときにしか感じられないあの感覚、
「いるべきところに、あるべき自分に、帰ってきた」という感覚を自分が今味わっていることに気づいて、感慨も新たでした。

ああ、やっぱりバイクで走ることが好きだ。

そう改めて、思ったのでした。
この感覚が全然鈍っていないこと、むしろ、自分の渇望度が強かったことは、
なんだか、ほっとする瞬間でもありました。

明日からもまた、休日返上の仕事が続きます。
たぶん、車検終了後の引き取りにズームさんに行けるのは、4月20日を過ぎるでしょう。
私のツーリングシーズンインは、どうやらゴールデンウイークになりそうです。
これはもしかしたら今までで一番遅いシーズンインになるかもしれません。

でも、今日、2018年の初走行ができて、とてもうれしく、ほっとした私でした。
迎えに行ける日まで、仕事を進めて、GWはバッチリツーリングにいけるようにするよ。ゆきかぜ。

4 件のコメント:

  1. 乗れない期間がある……と言うのは
    バイク乗りにとっては
    単に辛いものだと思い込みがちです。

    でも、それゆえの感覚のフラッシュバックや
    ライダーとしての自身を
    あらためて認識できること、
    そうした感動や気づきを得られる
    幸せを思えば、
    むしろそうした冷却期間?が
    存在する方が良いかなぁとさえ
    思えてしまします。

    当たり前にバイクに乗れる……、
    いったいどこの誰に感謝したらいいのやら
    皆目見当もつきませんが、
    本当にありがたいことですよね。
    そしてまた、
    樹生さんの住まう北海道にも
    温かな春が訪れてるのですね。

    車検終了が待ち遠しいですね。

    私も来たるべき
    ツーリングシーズンに備えて、
    オイル交換その他のメンテナンスを
    黙々と楽しみつつこなしています。


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    1. 迷走さん、こんにちは。
      私はもともと秋田県生まれで、雪国育ちなので、冬の間、生活ががらりと変わることは、
      一年のリズムとして、自然と受け入れるように育ったようです。
      冬に白い景色に変わること、朝早くから雪かきをしなくてはならなくなること、
      足元に気を付けて、長靴を履き続ける日々が何か月も続くこと、
      それらのことが、自然なこととなっていて、だから春が
      とても待ち遠しく、また、うれしく、
      雪のない冬は、やはりどこか物足りなく、寂しく感じることもあるのです。

      会えない時間が愛育てるのさ♪…と歌ったのは郷ひろみでしたが、
      そうしたリズムも、またいいかなあ…と思います。

      ありがとうございます。車検終了、そしてこの怒涛の
      年度末年度初めの仕事の波が過ぎるのが、
      とても待ち遠しいです。

      迷走さんの「カフェツアラー」カスタマイズ、
      そのコンセプトに膝を叩きました。
      マッドスリング装着も、その過程が非常に興味深く、
      すごいなあ…、と感動して拝見しています。

      春ですね。
      新しい季節を、感じているこの頃です。

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    2. 「いるべきところに、あるべき自分に、帰ってきた」・・・
      オ-トバイで走ることは、無くてはならない自分の存在そのもの・・・
      この言葉を記事を読んでから、ずっと反芻していました。
      お互いシ-ズン始まりますね。
      無理せず、少しでも長く、ずっとずっと走って行きましょう。

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    3. selenさん、こんにちは。お返事遅くなってすみません。
      いろいろ、しんどかったり、
      モチベーションが下がってきているのか?と
      思ったりすることもあるのですが、
      走り出して、車上の人となってみると、
      次第に力が抜け、本来の自分に戻っていく感じを、
      いつも味わうのです。不思議ですが、どうも僕は、
      「ライダー」という人種だな、と、思ったりするのです。
      バイクの運転がうまいとか下手とか、そういうのでなく、
      走っている時が、いちばん巣の自分に戻れる感じ、
      いちばん自由になっている感じ。
      呼吸が楽になるというか、身体を風が抜けていくというか、
      そんな感じを今年のわずかな街乗りの中でも感じられたことが、
      あまりに忙しく、そういう期待も用意していなかっただけに、
      新鮮で、とてもうれしく感じられたのでした。

      「無理せず、少しでも長く、ずっとずっと走って行きましょう。」

      ありがとうございます。、本当にそうですね。

      走って行きましょう。そうやって、生きて行きたいです。

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