2025年11月9日

ライディングスキルについて、もう一度考えていこうかと思う。

 

Riding Skills【なぜ、ハンドルバーにしがみついてはいけないのか。】

旧ブログ「聖地巡礼ーバイクライディングin北海道ー」が親元のgooブログサービス終了に伴って、もうすぐ消える。

すでに、ムラゴンブログさんのほうへ移転を済ませているので、これからも見ることができるのは、gooブログさんとムラゴンブログさんに本当に感謝だ。

旧ブログで最も読まれたのはライテクに関する記事だった。記事数も140を超え、僕自身、若いころから探究してきたライディングスキルに関して、改めて総括するつもりで書いたものだったから、気合も入っていた。

今読み直してみると、時間がたったこともあり、自分から距離を持って読むことができるのだが、これがなかなかいい。今の自分に失われた熱量を感じるし、一部、認識が足りないとことや間違い(アンチスクワットの説明は、簡要ではあるが、正確にはだいぶ間違っていた)もあるけれど、今の自分でも読み直す価値があると思われた。

同時に、今、これから、もう一度、ライテクを考え直して、自分のこれからのバイクライフの安全に役立てていきたい気持ちにもなった。

そこで、基本的なところから、もう一回ライテクを考えていこうと思う。


第1回は、「ハンドルグリップの握り方」を考えていたのだが、先行して動画を回しながら、原稿もなしに思いつくまま、だらだらとしゃべていたら、3回シリーズになってしまった。

1 なぜ、ハンドルバーにしがみついてはいけないのか。

2 スイッチとレバーの操作について

3 ハンドルバーの握り方

である。

ハンドルバーの握り方については

「外側から握りなさい」というのは主流だが、ほかにもいくつか「流儀」がある。

どれが正しいかはわからないのだが、いやになるのは、自分の信じた流儀が唯一正しいと信じ込んでほかの流儀をけなしてくる言説が後を絶たないことだ。

こんなことは、もうネット上ではどんな話題だろうが常態化しているのだから、僕もそろそろ慣れて平気になればいいのだろうが、そう穏やかになれない自分もいる。

そういうこともあって、今、自分として、ライテクを話すとしたら、どんなふうになるのか、それも興味があって、やってみることにしたという側面もある。

でも、以前よりもかけることができる時間も限られ、体力も衰えてきて、なかなか完璧なものは上げられない。それも飲み込みながら、まずは発信してみることを進めることにした。

この時代ではポジティブな発信力よりも「ネガティブケイパビリティ」のほうが重要になってきているという。それは僕も実感している。

ネガティブケイパビリティ=容易に答えの出せない状況や、不確実で不思議な事態、矛盾をはらんだ状況に直面した際に、焦って結論を急がず、その宙ぶらりんの状態に耐え、留まり続ける能力

でもやはり発信することにしたのは、もう一つ、考えというか思いがある。

それは、我々20世紀のライダー文化を知っている人間が、そのライダー文化について、述べ続けることにも意味があるのではないか、というものだ。

おっと、こんなふうに話していくには時間と体力が足りない。この話の続きはまた。

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