2022年6月12日

なかなか走れない。「抜く」わざを模索する。

ご無沙汰しております。

ここのところ、仕事が忙しくなり、また、私自身、頸椎ヘルニアの症状が再発し、
介護施設に入っている母の病院通いがかさんだりして、せっかくの北海道ベストシーズンですが、走れない日々が続いています。


 これは去年の写真。2021年6月13日はオロフレ峠へ行った時のものです。

しかし、ゆきかぜに全然乗っていないかというとそんなことはなく、
通勤では毎朝、毎夕、走っています。


仕事が詰まってくると、通勤も朝6時台になり、夜も持ち帰り仕事が多くなり、通勤中走っていても、運転以外には仕事のことが頭をめぐってしまうという状態です。
これは、精神安定上も、いや、何より交通安全的によろしくないので、できるだけ運転に集中し、楽しむように意識して通勤しています。

今月末に誕生日を迎える私は、60歳、還暦になります。
仕事の仕方も変わってきました。
〆切から逆算して、できるだけ均等なペースになるように仕事を割り振り。それでも仕事量が増え、〆切の前後が変更されたり、途中で急ぎの一件が入ってきたりすると、むしろ計画してしまっている分だけ、変更がこたえたりします。
本当は、そういう事態でも柔軟にかわせるように計画しなければならないのですが、その余裕がないのが現状。

そこに母の病院が突然入ってくると、もう回らなくなります。
具体的には、睡眠時間が少なくなり、生活の中のゆとり時間が削られ、バイクライディングやグログ記事を書くことや、動画の編集などが止まることになります。

まあ、しかたないですね。
そういうことも受け入れて、のんびりやるしかない。

そういう事態にきちんと対応できるように、仕事を辞め、パート勤務に切り替えたのですから。


 これも去年の6月13日。オロフレ峠です。

たしかに、2020年までのフル勤務だと、もう私も倒れていたでしょう。
仕事量を減らし、勤務時間を減らした今の働き方は、収入がかなり減ってしまったのは残念だとしても、まずまず、人間的な暮らしに近い、そんな状況を保てているかと思います。

しかし5月下旬から今日くらいまでの仕事はちょっと多かったですね。
このペースは「持たない」。
これ、7月中旬まではこのまま行きそうな感じです。

ちょっと「抜く」。

ライディングでも、仕事でも、生活リズムでも。
「抜く」ことによって、パフォーマンスダウンするのでなく、パフォーマンスアップする、
そういうやり方を、身につけて行かなくてはなりません。

当面、今年、来年あたりは、これが私の「技術的テーマ」となるでしょう。

本来の意味での「柔よく剛を制す」。
動きの質の変換、向上。

模索していきましょう。

まずは、今晩、徹夜しないで明日までの仕事を仕上げたいですね。

4 件のコメント:

  1. こんばんは。
    樹生和人さん、私と同い歳だったのですね。もう少し若いと思っていました。
    私は3月で還暦を迎えたので学年ではひとつ上ですが、この歳になると、もう学年とか関係ないですね。60歳、昔なら定年でした。私も、数年前から体力的に無理が効かないようになってきて仕事をセーブし始めています。私のような仕事は、仕事量と収入が直結しているのですが、今は収入が減ってもマイペースで仕事をするようにしています。無理すると、仕事自体もいい加減になりかねません。同年代の友達の中には管理職になった人も多く、責任だけ被せられて仕事量は増え、耐えきれなくて早期退職を選んだ友達も何人かいます。そういう友達を見ていると、私の場合は自分で仕事量をコントロール出来るだけ幸せかなと思っています。残りの人生を考えるような歳になってきました。お互い、あまり無理せず頑張って行きましょう。

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    1. がたぱしゃさん、こんにちは。がたぱしゃさんも1962年生まれなんですね。学年は一つ上で、生まれは3か月先輩ですね。
      無理すると仕事もいい加減になりかねない…。
      たしかに、実感する年齢になりました。無理してでも完成度を上げていた昔から、完成度を上げるために、無理しない、仕事量を増やさない、そういうスタイルにかえて行かなくてはならない「季節」ですね。
      私も残りの人生を考えるようになってきました。
      長く走り続けるためにも、無理せず行きたいと思います。

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  2. 樹生さん こんにちわ。

    最近ミーティングに参集するようになり古希を迎えている先輩ライダーの
    ご健勝ぶりに感心しています。よく笑い、よく走る。
    旧い単車であれども 長距離、宿泊ツーリングも準備整備抜かりなく
    まさに”単車の手練れども”でした。

    いくつかの役目を順次終えていきますと、自分の時間がやってきます。
    長年の累積疲れが抜けるのには少なくとも丸一年はかかると思います。
    それまでに人車とも大きなダメージを負わないように
    しぶとくそして楽しみながら乗りつないでいって欲しいです。

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    1. kaoriさん、ご無沙汰してました。コメントありがとうございます。

      70代、お元気なんですね。そして長年の継続がなせる「手練れ」。
      うーむ。いいですね。それはあこがれであり、希望ですね。

      ついつい残り時間を計算してしまいますが、焦らずに、
      「しぶとく」「そして楽しみながら」
      走り続けて行きたいと思います。

      kaoriさん、ありがとうございます。

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