2007年、携帯電話も持っていなかった僕が始めた「ブログ」。バイクとの日々を、写真と文章で書いていこうと思った。
タイトルは、北海道の各地を、聖地を巡礼するような気持ちで訪ねていきたいとの思いから、「聖地巡礼」とし、サブタイトルを「バイクライディングin北海道」として、バイクツーリングとしなかったのは、ライディング自体、つまり、ツーリングであるかどうかよりも、バイクで走るということそのものが僕の中でとても大事なことだったから、こんな名前にしたんだった。
1995年から一緒に走ってきたカワサキのGPZ1100は、2013年に降りることになり、新しいバイク、MOTOGUZZI V7を相棒とすることを機に、新しいブログ、「風のV7」を始めた。
風のV7は、「聖地巡礼」で登場させた、自作のバイクストーリーの中に出てくる函崎詩織の愛車とそのエピソードから取ったものだった。
「聖地巡礼」は、2013年に更新をやめ、時折挨拶を更新するだけで、今でも公開してきたのだが、今回、「聖地巡礼」のプラットフォームであるgooブログがサービルを終了することとなり、秋までにアクセスできなくなることが、gooブログから知らされた。
そこで、夏ごろをめどに「聖地巡礼」の引っ越しをすることにした。
「風のV7」もこのところ、めっきり更新が減ってしまっているが、これはまだブログとしては継続していくつもり。
一方で「聖地巡礼」も僕には思い入れがあり、このまま閉鎖するのは忍びない。
そこで、引っ越しとなった(まだしてないけど)わけだ。
ここ1ヶ月くらい、鏡を見るたびに、自分が老人になっていることに驚いている。
髪は薄くなり、頭頂部の頭皮は光り始めている。
顔の筋肉が下がり、シミの増えた皮膚はハリを失い、動きに溌溂さが失われている。
別にそれが悲しいわけではないし、悲劇的にとらえているわけでもない。
時は流れている。
ブログを残すことにどんな意味があるのか。それは今はわからないし、確定する必要もないと思う。
ただ、「聖地巡礼」は残すことにした。
残された「未来」は、年々少なくなっていくだろうが、代わりに積み重なっていくものがある。それは、手の届く範囲、思いの届く範囲で、大切にしていこうか…。
最近、そう思うようになった。
ブログ運営サイトが閉鎖や統合で、こちらも昨年末に引越ししました。
返信削除ブログはいつの日か人生を振り返るための備忘録的なものだなって思ってます。
確かに薄い頭が更に薄くなり、床屋に行けばカミさんから高橋克実みたいと冗談を言われ。
歳を取るってそんな感じなのかもですねww
かっちんさん、こんにちは。日常的な記録(log)を残すという意味では、メインの媒体はインしたグラムやX(Twitter)に移行し、するとユーザーが減って運営としては維持できなくなる…ということなのでしょうね。
削除成長期に身体が大きく変わり、心も変わっていったように、現在は成人から老年へと体が変わっていく時期で、それをまたどう受け入れていくか、という心の課題もあるのだなあ…と思います。
エイジング(加齢)に対してアンチ(抵抗)するのではなく、現在を現在として認識して、しっかり生きていくことが大事なんだろうなあ…と思っています。
聖地巡礼残して頂ける事に感謝です。
返信削除バイクに乗り始めた頃、ライテクの記事を読んでは走って、納得するまで繰り返していました。なので、自分の運転技能の大事な礎の一部だと、勝手ながら思っていますし、本当にお陰様で今でも楽しく安全なバイクライフを続けられています。
Woods4さん、私のライテク記事を参考にしてくださっていたのですか。
削除なんとありがたい!しかも、鵜呑みにするのではなく、「読んでは走って、納得するまで繰り返して」下っていたなんて……!それは、私自身が、ブログのライテクを書くずっと前から、さまざまな人のライテク記事やビデオ(VHSやDVDの時代でした)で学んで何度も試して一番納得がいくのはどれか…と試行錯誤してきた方法そのものです! なんでありがたい!
Woods4さん、本当にありがとうございます。
かなり古い記事ですが、まだ通用する部分もかなりあると、自分では思っています。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします!!
蛇足ながら、Woods4さんには言うまでもないことだと思いますが、どうぞ、私の記事にしても、疑い続け、最も納得のいく御自分のライテクを、探しつづけてください。
重ねて、感謝申し上げます。Woods4さん、ありがとうございます。