2026年3月5日

働く人に敬意を。僕らは「お客様」でなくていい。


雪の中、配達を続ける、ライダー。
今日はまだいい。この大通りは路面がフラットで、
圧雪状態。
郵政カブの冬装備と、クロスチェーンで走っていける。
ホワイトアウトの吹雪や
グズグズの思い雪とわだちの道には
苦労させられる

それでも、郵便を届ける

出した人がいて、
待っている人がいるから

この手紙で
人生が変わる人がいるから 




除雪は、深夜も、昼も、行われる

札幌は、世界でも唯一の
豪雪地帯にあるメガシティ
降雪量は毎年1mを越え
積雪が1mを越える日も、珍しくない

大都市では、雪が積もった道路をどう除雪して
さらにいかにその雪を運び出して捨てるか
ということが 大問題だ

そういう土地に
住んでいる



とある朝
朝起きると、膝上までの雪
ドアを開けるのも雪を押し分けて開けるので
重くて大変だ


道路には、1台だけ車の轍の跡
これは、ご近所さんのジムニーだろう
この雪では
ジムニーしか走れない

各家から人が出てきて除雪を始める
雪専用のポリカーボネート製スコップや
スノーダンプ
エンジン付きの除雪機を持っている人は
自分の家の前だけでなく、
小学生が通る(今日は各地で臨時休校)歩道を
できる範囲でつけていったりする

25年位前に住んでいたアパートでは
みんなでアパート前の駐車場と前の道をやったら
アパートの斜め向かいにある
独り暮らしの女性の一軒家の雪かきも
ついでに必ずやっていた

生活するとは
そういうことで
それは
大変だけど
少し楽しかったり
みんなで声を掛け合ったり
協力することが
うれしかったりする



そして深夜、
市の委託を受けた業者さんの除雪車がやってくる
速くて丁寧な仕事
夜の12時を過ぎることもある

深夜の街を行けば
大型のダンプトラックが列をなして並び
排雪作業のスタンバイをしている

働く人がいて
必死に働いている人がいて
暮らしが保たれている

水道も、電気も、ガスもそうだ
下水道の整備もメンテナンスもそうだ

道路の補修も

ただ、税金を払ったら
自動的にしてもらえるシステムだなんて
それは夢ですらない

働く人に敬意を。

僕らは「お客様」なんかじゃない。

ただ金を出してるだけのオーナーでもない。

コンビニの店員さんも
道路工事の交通整理の人も
消防も警察も
自衛隊の人たちも
大学教授も
ITエンジニアも

みんな、働いて
世の中を支えている

そうやって支えあって
僕らの暮らしが成り立っている

働く人に敬意を。

本当は
働けない人にも
すべての人に敬意は必要だけど

まずは働く人への敬意を
取り戻そう

働く人に敬意を。
僕らは「お客様」なんかじゃない

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