妻と花見散歩の５月４日。

さて、ＧＷも後半。今日と明日は仕事です。
昨日４日。午後から２時間ばかり走れたのですが、その前、お昼には妻と二人、車で桜の花見に出かけました。

出掛けたのは札幌市西区、琴似発寒川の河畔の公園。河川敷にたくさんの人が下りて、バーベキューをしています。
北海道人は、バーベキュー好き。
何かと言えば、屋外でバーベキューをします。

近くに札幌の桜と言えば北海道神宮！の北海道神宮があるので、大規模な花見や屋台なんかは全くなく、提灯もなく、何らかの行事もなく、ただ、桜の並木に花が咲いていて、近所の人たちが集まってくる…というだけの場所なんですが。

対岸の道路脇には、まだ若い桜の並木が。崖の上の急峻な山肌には、野生の山桜が混じっています。

こちら岸の公園内には、遊歩道やサイクリング道路が整えられ、こちらにもまだ樹齢の若い桜がたくさん植えられて、かわいい並木を形成しています。

散歩する人、サイクリングする人、ベビーカーを押す手を少し休めて桜の写真を撮る人…。

公園内には、エゾヤマザクラだけでなく、いろんな種類の桜が枝を広げていました。
この白い桜は、なんという桜でしょうか。

やさしく、白い。

花房を見てみました。このきれいな形は、ソメイヨシノでしょうか。
本州以南では多いソメイヨシノ。北海道では、寒さに弱いために、道北や道南ではまず見られません。
札幌近辺が北限ではないでしょうか。

江戸時代、染井村の園芸店が作り出した品種のクローン。
すべてのソメイヨシノが挿し木などから増えた、同一の遺伝子を持つ仲間です。
桜に詳しい人たちの中では、ソメイヨシノはあまり人気がないようですが、私の妻は、幼い頃から見てきたソメイヨシノが、やはり好きだと言います。

さて、この花はなんという桜でしょうか。
枝振りを見ると、どうもソメイヨシノではなさそうな気もします。

この河畔の公園。並木を見ても、桜はずべてが同じ品種というわけでもなさそうです。
桜の並木と言っても、いろんな桜が混じって、一本ずつが違いながらも、全体で並木を作っている。
その方が、本当はいいのかもしれません。

夕べのおかずには、アスパラの豚バラ巻。
妻が作ってくれました。旬の味覚。おいしくいただきました。