2017年12月4日

Z900RS、『ライダースクラブ』誌が絶賛。

写真引用は、『ライダースクラブ』HP,2018年1月号のPから。
私がデザインに難癖をつけた、カワサキの『Z900RS』ですが、東京モーターショー、ミラノのモーターショーでも大人気、早くも大ヒットの兆候があるようです。
そして各雑誌などのメディアの評価も高いようですね。
特にライダースクラブは大絶賛、2018年1月号で巻頭に特集を組んでいます。

その評価の中心は、「走り」にあります。
『ZRX1200DAEG』も、ネイキッド随一とも言える走りの性能(絶対速度ではなく、「走り」に振った作り)を誇っていましたが、その上を行き、ハンドリングの軽快さは完全にスポーツモデルとのことですね。

写真引用は『枻出版社HP』
『Z』のイメージを完全継承。話題の『カワサキZ900RS』初試乗!から。
Z900RSといえば、往年のZ1を彷彿とさせる外観が話題の中心となっている…として間違いないと思いますが、その外観、僕はエンジン造形に関して「美しくない」なんて言いましたが、各方面から好評のようです。
ライダースクラブでも、タンクの造形をもとのZ1イメージにすることの技術的難しさ、――吸気系がダウンドラフトなので、ここはタンクではなく、エアクリーナーボックスとなり、容量が必要なのですが、デザイン的に丸く、薄いZ1のティアドロップ型の美しさを出したく、ここのデザイン処理にもかなり苦労し、他にも、のびやかなZ1の外観の根拠にもなっているヘッドパイプの「高さ」が、Z900RSでは低いために、そこの違和感を無くすのに苦労したことなど、いろんな苦労を通してのものだと説明されています。

写真引用は『枻出版社HP』
『Z』のイメージを完全継承。話題の『カワサキZ900RS』初試乗!から。
スポークホイールのようにも見えるキャストホイールの造形。
これもZ1的デザインを目指しながらも、キャストの軽さを実現するために新たにデザインしたもの。

その他、僕が「外見」と切り捨てたものにかんしても、いちいち丁寧な処理とそのための数多くのトライ&エラーがなされたようでした。

ああ、それでもやはり僕は「空冷風」のフィンのギミックはいらないと思うのですが。

写真引用は『枻出版社HP』
『Z』のイメージを完全継承。話題の『カワサキZ900RS』初試乗!から。
「走り」を支えるエンジン性能のチューンアップ(Z900からすれば、出力は下がっているのでチューンダウンということになるかもしれませんが、実際の走りに適合するように調整したということ)、また、エンジン内の新技術。

足回りの性能アップ。
スペックにすごい数値が踊らなくても、最新技術を駆使した現代のオートバイは、「走り」に関しても、信頼性に関しても、断然進歩しているようです。
写真引用は『枻出版社HP』
『Z』のイメージを完全継承。話題の『カワサキZ900RS』初試乗!から。
乗りたいバイクの候補としてもしも新車があるなら「ゼファー750」と思っていて、
ゼファー900がいつか復活しないか…、と思っていたのですが、
これが、現代の技術で作った「ゼファー900」なのかもしれません。

写真引用は『枻出版社HP』
『Z』のイメージを完全継承。話題の『カワサキZ900RS』初試乗!から。

2 件のコメント:

  1. 関東圏も冷え込みが強くなり、一部では早朝凍結も始まりました。
    でもまぁ、V7にとってはこれからの季節だったり(笑

    Z900RS、順調に注文数が伸びているそうです。
    全体的なスタイリングには是非が伴いますが、
    これもV7と同様に現代技術で作ったバイクの解答例だと思います。
    私はこのままでもいいとは思いますが、
    後は手に取ったユーザがどう調理するかでしょうね。

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    1. ReNiさん、こんにちは。
      お久しぶりです。コメントありがとうございます。
      冬って、寒いけれどバイクにはいい時期ですよね。
      広島に住んでいた時、若かったのもあり、冬こそ走り回っていました。
      (あ、いや、年中走り回っていたのですが……。若かったなあ…)

      Z900RS、好評なんですね。
      カスタムはモーターショーですでに発表されていて、
      それは次の記事でもちょっとだけ取り上げたいと思います。
      カスタムしたくなるのって、カワサキっぽいのかもしれませんね。


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