2020年1月23日

動画で伝えることは。


YouTubeに動画のチャンネルを作って、昨シーズン走る中で録画したものをいうつか選んでUPしているのですが、いまだに試行錯誤は続いています。

そもそもビデオカメラを回したのが生まれて初めてということ、
動画サイトを殆ど見ていない、特にMOTOVLOGと言われるジャンルを全然見ないままで、
初めてしまって、自分が何をやりたいのかも分かっていないこと、など、
迷う要素はありまくりだったのですが、
それにしても、スタイルの迷い方には程度というものがあるだろうと、自分でも
思ったりするのですが。


とりあえず、夏の日のツーリング
朝3時半から8時までの札幌、ナイタイ高原間のドキュメントは、動画4本で完結しました。




よくしゃべったPART1
ほとんどしゃべっていないPART4

共通点としては、SONYのアクションカム AS300の車載(というか、ヘルメットマウント)映像がメインで、音声もヘルメットの中に仕込んだアナログピンマイクから全部撮っているというのが、基本になっています。

もともと、走っていって、いい景色や、止まりたい風景があったときには、止まって、そこの空気を吸い、写真を撮ったり、休憩したりするスタイルなので、途中に撮った写真を挟み込むような構成にもなっています。

でも、来シーズンは、もう少し変えて行こうかと思っています。

ここ数ヶ月で思い当たったことは、

1 写真よりも動画の方が伝わることがある。
2 写真には写っているのに、動画にすると消えてしまうものがある。

ということでした。

また、動画にも、プロのものからプロではないにしろ、プロ並みのものなど、
映像表現にもさまざまなハイ・クォリティなものがあるのだなあ…などと、
全く、入門者が門の内側でまずは目に留まったものに驚いている状態です。


ちょっとだけ、紹介しますと、
自然の音や、動作など、魅力的に記録、表現しているサイトに、

モリノネチャンネル」があります。
どれも素晴らしいのですが、一つ紹介しますと、


う~ん、こういうのって、自然に見えますが、相当に行ったり来たり、考えたり、セットしたり、でも、世界が自然に見えるように工夫して撮っているんですね。
自然に見えるものほど、手が入っている。
でも、世界観がとても伝わってきて、魅力的です。

映像表現として圧倒されるのが、
AUXOUTさんのチャンネルです。


わずか3分27秒の動画なんですが、
ものすごい量の手がかかっていますね。しかもそれが変に主張せず、
一つの世界を作っています。
動画でつくったポートレイトというところですが、
細部まで、すべてに神経が行き届いています。
似たような動画サイトはたくさんあるのですが、一つ、突出しています。
映像に関する、考え方というか、姿勢というか、次元が違う感じがします。


僕には、
上記のサイトのような動画を作ることはできそうにありません。
では、僕がバイクライフで遭遇し、残したいと思う瞬間、
伝えたいと思う空気感、それはどんなものだろうか。
どういう表現があるだろうか。

考えていると、まるでわからなく、
まず、走ることだ。

と、動画のことを考えていたのに、何よりも走ることに飢えているのに、気づくのでした。

私もいわゆるアラカン世代です。
60歳まで3年を切り、60の手習いではないですが、
自分のバイクの世界を、どう切り取っていくか、そんなことを考えることに、
ちょっと楽しさを覚えている、この冬なのです。

2 件のコメント:

  1. 十勝平野~R274~D337~ナイタイ高原。
    言葉は要らないですね。行きたいです。
    あと、R273も必ず行きます。(いつの日にか)

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    1. tkjさん、こんにちは。
      十勝平野、ナイタイ高原、三国峠(国道273号線)、
      どれも素晴らしいです。
      私なんか、移住してしまったくらいです。
      (それだけが理由じゃないですけど)
      でも、日本中、そこにしかない良さがあって、
      それらには、優劣はなくて、それぞれに
      無二のものだと思うんです。

      でも!
      北海道、またぜひ、お越しください!

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