2022年8月9日

インプレッサ君、オイル消費著しい

 我が家の愛車、インプレッサ君。2010年1月から家に来て、12年。走行距離は12万7千キロ。

いろいろボディなど傷みつつも、大きなトラブルもなくやってきたのですが、最近の点検でオイルの減りが発見されました。

半年で約3ℓの消費は、少し速すぎる。
エンジンの外側にオイルにじみはなく、どこからも漏れている兆候もない。
おそらくは、オイルあがりを起こしているのでしょう。

ピストンのリングの消耗、あるいは、シリンダーの摩耗、または細かい傷…。
後ろから白煙が上がるほどではなく、パワーダウンもそんなに感じない。
ただ、ちょっとドン付きを感じるようになってきていました。

修理にどれくらいかかるか訊いてみると、
エンジン全バラになる可能性があり、修理は50万円~上はわからない。

エンジンオーバーホールになるということでした。

直さずにオイルをつぎ足しながら走るには、オイル消費が速すぎる。放置すれば、いずれ走れなくなるとのことです。

バイク乗りである私は、「そうか、エンジンオーバーホールになるか」という感じだったのですが、ディーラーの説明に来てくださった方は、「直すんですか?」と、少しびっくり。

各部ヤレてきて、12万㎞以上走り、買取価格も殆どつかない車両を、よほどのこだわりのある愛車でなければ、50万以上かけて直す人は少ないそうです。
おまけに私たち家族の供用車、インプレッサ君は、けっこう雑な扱いを受け、どうみても「こだわりの愛車」には見えない。

それでも、パッと見、そこまでやれても見えないのは、さすがスバル品質。

いや、そして、私たち夫婦も、インプレッサ君に実はそこまでの思い入れはないのでした。

さて、そこからは、直す場合と、買い替える場合の想定比較。
直したとして、足回り、ボディの下回りも、そろそろガタがきていて、それもいずれ直さなくてはならなくなる。

そのコストと、買い替えのコスト。

これは、実は微妙。よくよく考えると、いい勝負になります。何年先まで考えるかにもよるのですが。

もう一つの観点は、我々夫婦の加齢。
私も60歳になりました。
徐々に落ちていく身体機能を考えると、安全アシストの充実した最近の電子武装くるまは、不本意ながらあてになる手助け装備。

自分自身が被害者になるだけでなく、加害者になる可能性も考えると、ある程度安全技術を車に依存する割合を、増やしていくことも考えなくてはならない時期か…。

考えた結果、買い換えを決めました。
秋のうちには、新しい車が我が家に来ます。

インプレッサ君との日々も、もうひと月半になりました。
いろんなものが、引退したり、交換になったり、新陳代謝していく、私の周りのこの数年。

以前よりも、そうした時の流れを感じるようになってきたのは、やはり自分も60を過ぎ、身体の老化の進行もいろいろ自覚されるようになってきたことなどもあるからでしょうか。

明日は、久々に、妻と二人で、ちょっとだけ、ドライブに。

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