2023年7月17日

雨の日、ちょっとだけバイクで走ろう。

昨日、7月16日(日)は、雨でした。
あ、そうだ。
ちょっと走ってこよう。
小一時間だけ。

ゆきかぜを引っ張り出して、雨の中、走り出しました。



時にバチバチと音を立てる雨。
程よい雨量の雨は、農作物や、山の生き物への恵みの雨。

ちょっとした峠を、少しだけ。

途中、アジサイが割いていました。



雨にもへこたれない、MOTOGUZZI V7 Special(2013)
ゆきかぜ号とも、11年目の旅。
50代の殆どを、ゆきかぜとともに、過ごしたことになります。

なかなか、忙しく、仕事環境も家族環境も激変し、身体の方も老化や、変化が進み、
大変な50代でした。

せめておだやかな60代を……と思ったのですが、
いまのところ、そうも言っていられない様子。



だから、ゆきかぜと走ることを、少し増やそうと思っています。

例によって、うまく行くかはわからないのですけれども。


4000km走ったメッツラー、ロードテック01のフロント。
ヘビーレインでも見事なグリップ感。
真っ直ぐなセンターグルーブがない代わりに、センター部を横切る溝の多いこと。
このトレッドパターンで、直進時の雨でのブレーキング時の排水性と、ブロックのたわみによるグリップ感の両立を実現。
バンク角を増していくと、大きく斜めに太い溝。フロントは基本、ブレーキング時のマイナストラクションしかかからないから、この溝の方向が合理的。
これは1980年代のレーザーテック時代からのメッツラーのパターン。
横Gに対して溝が斜めに走り、直進時のセンター部よりも溝数が少ない分、ランド比が大きいように見えるが、実は斜めの溝が接地面をちゃんと横切っていて、そこからの排水性が高いのだ。滑りにくい安心感、滑ろうとすると、溝のエッジが長く路面に絡まることで、急激にブレークさせない、分かりやすい過渡特性。
フルバンク時には真横方向の溝がまた倍数刻んでいて、横Gに備えている。

4,000kmくらいでは、グリップ感の低下は感じられない。
とにかく、安心感がある。


リヤも4000kmくらいでは、減りを体感させない。
ピレリのエンジェルGTに少し似ているグルーブの表情。
メッツラーはピレリ参加に入った。
工場さえ、共通の部分がある。
だから、ピレリとメッツラーは兄弟だ。
しかし、ピレリのキャラクター、メッツラーのキャラクターと、それを支えるタイヤの製造思想、製造方法は、おのおの、残された。

130幅が広く見える、雨の昼下がり。


おっと、タイヤのインプレッションをしようと思っていたわけではなかったのですが…。

まあ、それもいいでしょう。

最近ちょっとクラッチワイヤーが伸びてか、クラッチミートの位置が近すぎる感じが出てきました。
ハンドル左手付近にあるナットによる調整では、目いっぱいに遊びを無くす方向にしているのに、レバーのところでは大きな遊びと近すぎるミート。
V7は本体側にクラッチワイヤの調整機能がついていないようなので、
さて、今のところ、支障はないのですが、調整するか、ワイヤー交換にするか…というメンテに入る日も、遠くないのかな…なんて、思ったりもしました。

0 件のコメント:

コメントを投稿