最近、クラッチの切れが悪くなってきていました。
原因はクラッチワイヤーの伸び。
手元で調整できるのですが、目いっぱい調整しても、クラッチミートのポイントが近すぎて、レバーをフルに握っても、切りきれていない状態に。
実用上、何とかなる範囲ではあるのですが、クラッチ板の消耗を早めそうだし、シフトミスするとミッションにも影響があるかも。
いつもの札幌ZOOMさんにお願いして、修理してもらうことにしました。
実はMOTOGUZZIV7,クラッチワイヤーの調整機構がレバー側にはあるのですが、ボディ側にはない、という構成。
そこで、修理の選択肢は2つ。
1 手元の調整用のネジを長いものに換装。
ただし、ネジのピッチが一般と違い、かつ、ワイヤーを横から通すためにCの字になるように縦に切り欠きを入れる必要があり、自作する必要あり。
2 クラッチワイヤーの換装
ワイヤーを外してみると、鉄製のワイヤーで太さが1.8mm。丸10年の使用で全くサビていなかったものの、やや細い。丈夫なステンレス製、2㎜のワイヤーで縒りが強く伸びないものに換装するといいのでは。2㎜ステンレスワイヤーから切り出して自作。
この2つでした。
私は判断を含めてお任せし、仕上がってきたのは、ワイヤー自作、交換の修理。
1.8㎜から2㎜と太さは0.2㎜太くなったものの、ケーブルカバーはそのままで修道抵抗も大きくならず、使用可能。
もともとV7のクラッチレバーは決して軽くないのですが、重さはそのままに、引きの遊びを適正に残して、きちんと切れる位置にミートポイントが来ていました。
うん、快調!
左シリンダーからのタペット音かと思われるノイズも、徐々に大きくなってきていたりして、やはり5万km、11年目の経年変化は、あるものの、こうして修理してもらうと、またよみがえる。
左シリンダーからのタペット音かと思われるノイズも、徐々に大きくなってきていたりして、やはり5万km、11年目の経年変化は、あるものの、こうして修理してもらうと、またよみがえる。
ゆきかぜも10歳を超え、私も還暦を過ぎ、直し直し、気をつけながら、バイクライフを送って行こうと思います。
相変わらず、あまり走りには出られていませんが、夏の間に、日帰りでも一発ロングに行きたいものです。
バイクも人間と同じように、目を掛け気にして悪いところあれば直して。
返信削除言葉は発しなくても、可愛い相棒ですよね。
クラッチワイヤも太い径になって、安心感も増した感じですね。
モトグッチと言えば、タペット調整が定期的に必要なバイクってイメージです。
頼りになるショップさんあれば、心強いし安心できますね。
かっちんさん、私が世話になっているバイク屋さんは個人経営で、モトグッチの代理店ではないのですが、何十年も、何台ももモトグッチを診てきていて、とても信頼できます。こういうお店に巡り合えたのは、本当にラッキーでした。使い倒している私のゆきかぜ号ですが、大事にするところは大事にして乗って行きたいと思います。
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