新見峠を下りて、ニセコの道道と国道の交差するところのガソリンスタンドで給油。
例によってここの超人気道の駅は混んでいるから寄らない。
もうお昼。
真狩村にある、建築家の中村好文氏が設計した小さなパン屋さんを目指して走った。
もう4.5回来ているというのに、また道に迷う。
今日はツーリングマップルを忘れてしまったのだ。
完全に迷子になって、真狩村の村道だか農道だかわからない道を、
さんざん走った末に、やっとたどり着いたら、
「日曜日・月曜日 休業」
…ですよね。
腹も減ってきたが、口がパンになっている。
喜茂別町から京極町へ抜けて、
羊蹄山の北麓にやってきた。
ビートの収穫が盛んだ。
高く積み上がられたビート。
頭を雲の中に隠している羊蹄山。
頭を雲の中に隠している羊蹄山。
その頭上遥か高みに、さらに雲が空を覆う。
秋から初冬の、北海道日本海側の雲の流れだ。
前後の見晴らしも良く、車の気配はない。
電線と道端にからす。
何羽がとまっていたが、ふと飛び立った。
風が強くなってきている。
雨が近づいているのだ。
130幅のラジアルタイヤは、劇的にゆきかぜの安定性と、バンク時のグリップを高めた。
そして、雨にも、ダートにも強く、ライフも長い。
直進からの切り込むレスポンスと、切り返しや、旋回中のライン変更時の、微妙な手応え、シュアーな反応は、バイアスのメッツラーロードテック1に譲る。
しかし、それ以外は、このラジアルの圧勝だ。
まさに、驚くべき進歩だ。
さっきまでは、ソニーのアクションカメラをヘルメットの左横に、
オスモアクション4をあごマウントに、2台付けていたのだが、
途中で見てみたら、オスモのカメラもちゃんと写っていた。
だから、こんどはオスモだけでの撮影テストに入る。
できるだけコンパクトにカメラを付けたいのだが、位置と角度を考えると、こんな感じになる。
これでもオスモアクション5プロや、インスタ360エース2に比べれば、軽いのだが、付けてみて感じるのは、200gを切る重量でも、頭の重心から離れたあごマウントでは、少しであるが、重さを感じるということだった。
これでもオスモアクション5プロや、インスタ360エース2に比べれば、軽いのだが、付けてみて感じるのは、200gを切る重量でも、頭の重心から離れたあごマウントでは、少しであるが、重さを感じるということだった。
逆に言えば、アライのアストロGXは、持った時にもその軽さに軽く驚いたが、被った時にその重さをほとんど感じない、とんでもない実質上の軽さに、改めて驚かされたのだ。
ヘルメットの重心と、頭の重心が同じような位置にくるように設計されているために、被った時には、持った時よりもはるかに軽く感じるのだ。それが、170g程度のアクションカメラをあごマウントにつけると、その重心バランスが崩れ、前の方に重りを載せているという感じと慣性力を感じるのだ。
ソニーの時にあまり重さを感じなかったのが、頭の横の設置場所が、相対的にはオスモの設置場所よりも頭の重心位置に近く、頭を振った時にも、その完成重量を重りのように感じることが少なかったのだろう。
ソニーさん、もう一度、出してくれないだろうか。
縦長の、ソニーのアクションカメラ。
ここは農道だ。
国道よりも北、河岸段丘をもう一段、登った高台の畑。
丘を越える道、谷をまたぐ道、それぞれ何か、未知の世界に導いてくれそうな、予感を感じる。
何も、スケールの大きさだけが、道のすごさというものでもないのだ。
いや、「絶景」のすごさには僕も感動するし、直接見てみたいと思う。
でもそれは、「行って来たよー」というのとは、どこか違う。
何とは明確に言えないのだが。
「道の駅 あかいがわ」で、ちょうど焼きたてのパンを二つ、買って、今日はなぜか空いていた、道の駅のバイク置き場コーナーの縁石に腰かけ、パンを食う。
| 2025/10/13 14:05 |
「道の駅 あかいがわ」で、ちょうど焼きたてのパンを二つ、買って、今日はなぜか空いていた、道の駅のバイク置き場コーナーの縁石に腰かけ、パンを食う。
道の駅あかいがわのパンは、道の駅の中のパン工房で焼くパン。
焼きたては温かく、おいしかった。
朝早く出るわけでもなく、
思いついたパン屋さんには大迷いして、辿り着いたら休業日。
遅い昼食を駐車場に座り込んで食べ、
あとは国道を、ただ帰る。
なんだか変なリズムの短い旅。
もしかしたらこれが、今シーズンラストになるのか?
いや、もう2.3回は走りたい。
ぼんやりと、そう考えた、10月13日だった。
そんな日もある。
秋の進む札幌。
昨日気づくと、札幌ももう紅葉が進んでいる。
不思議な秋は、過ぎようとしている。
0 件のコメント:
コメントを投稿