仕事が忙しすぎ、まったく時間が取れなくて、体も心も疲労困憊、ブログもだいぶご無沙汰でした。
今日、日曜日の午前中、昨日からかかっていた仕事が朝9時に一段落つき、出勤の12時半まで少し時間ができたので、冬眠していたバイクを起こして、シーズンインすることにしました。
冬の間、カバーをかけていたV7ゆきかぜ号。
カバーがめくれないようにかけていたゴムコードを外し、カバーを外します。
4か月ぶりのゆきかぜ。
カバーがかかっていたはずですが、どこか埃っぽく、少し汚れもこびりついていました。
リヤサスのスプリング、メッキの上に所々茶色の錆が浮き始めています。
これは、防錆メンテが必要かもしれません。今日は軽く拭くだけにしました。
さて、屋内保管していたバッテリーを積まねばなりません。
右のサイドカバーを外し、リヤブレーキオイルのリザーブタンクをステーから一時的に外してバッテリーを搭載。
まだ積んだだけでターミナルを留めていないし、留め金もかけていない状態の写真です。
ここから先にプラス、後にマイナスの順にバッテリー端子をつなぎ、リヤブレーキオイルリザーバータンクをステーに留め、上から押さえ金具を付けます。
その上にサイドカバーを付けて作業は終了。
使うのは、プラスねじと、六角ボルト。締めすぎないように、緩すぎないように、しっかりと締めます。
車体全体をチェック、空気圧もチェックします。
冬眠前に前後空気圧を高め、前後とも2,7kgにしておいたのですが、測ってみると、
前が2,4kg
後ろが2.5kgに落ちていました。
冬季の4か月保管を考えると、そう悪くない低下率かと思いました。
前2,5kg、後ろ2,6kgに調整します。
さて、エンジンはかかるか…。
メインキーをオンにすると、元気にメーターが一度振り切れてからゼロの位置に。
セルボタンを押しこむ……、と、なんと一発でかかりました。
セルの回る力強さも変化なく、エンジンの音も異音なし。
全体が冷えて、4か月の間にオイルも下に落ちていたであろうコールドスタート。
排気管の中まで温めないとガソリンの燃焼で生じたH2Oが結露します。
十分温まるまで暖機して、一度エンジンを切ります。
この時、各所に熱が回ったかを確認しようとして、左のエキパイにウェアの袖を触れさせてしまいました。化繊のウェアは、その部分が一瞬で溶け、小さいですが表地に穴が数箇所空いてしまいました。
ああ、油断でしたね。
手遅れではありますが、こんな間違いを重ねないように、気を引き締めます。
さて、ちょっとだけ走ってくることにしました。
V7のメーター内にはデジタル表示の外気温計があります。気温は7℃。
暖かいです。
ちょっと走って郊外へ。
山の斜面、今はおそらく使われていない昔ながらのサイロと、開拓農家の家。
雪は地面に残っていますが、陽射しは暖かいです。
白樺の幹が白くまぶしい。
日本海側にあたる北海道石狩地方は、冬の間はあまり晴れません。
この青空は、春のもの。
木々の芽吹きももう少しです。
山に囲まれた盆地の中では、やはり雪がまだ残っていますが、春の気配がします。
風の匂いも春のもの。
山の表情も、冬枯れの木々に雪の白い地肌の取り合わせは変わっていませんが、
木々の芽が芽吹きの準備をして、色が濃くなってきています。
ぽかぽかの陽射し。
ここでの気温は5℃ですが、春はもう、訪れています。
ここは札幌市街中心部から車で20分のスキー場。
4月6日で冬季営業は終了しました。
ここの平地は雪が消えればテニスコートに。
テニスコートの営業は5月3日から。
札幌市にはスキージャンプ台もいくつかあります。
これは札幌オリンピックで70m級ジャンプの会場となったジャンプ台。
着地する斜面が、実際にそばに行くとほとんど垂直な崖みたいに見えます。
実際には斜度は45°もないのですが、ホントに急坂というより、壁のようです。
ここを飛ぶ選手はすごいなあ…と思います。
さて、久しぶりのライディングになりましたが、
感覚的には違和感なく、入っていけました。
しかし、やはりステップは前で高く、ハンドル幅は広くて、もう少し絞り角が欲しいように感じました。
今年、カスタマイズするかどうか、
財布とも相談しながら、考えたいと思います。
午後の出勤はゆきかぜ号で行きました。
街中の走行も順調。
開ければ街中では十分以上に速く、軽くてブレーキもよく利き、
小気味よく市街地を駆け抜けることができます。
今シーズンは忙しく、全然ツーリングの予定が立てられていない状況ですが、
通勤にも時々使ったり、なんとか時間をこじ開けてツーリングへも行きたいと思っています。
無理せずに、ゆっくり、長く。
V7スペシャルゆきかぜ、日本の北海道で2シーズン目のライフに入りました。
お仕事お忙しいですね。
返信削除無理せずに、ゆっくり、長く。
走るペース、スピードにしても、そう。 身の丈・・・とでも言いましょうか
ずっとずっと、オートバイとともに居たい。元気で居たい。
tkjさん、こんにちは。
削除私には育児期に5~6年ほど、あまり乗れない時期がありましたが、
ここ数年は、仕事で乗れない時期に入っているようです。
でも、また、いっぱい走れる日は来ると思います。
身の丈に合った付き合い方。
無理しない付き合い方で、
オートバイとともに居たいと思います。
tkjさん、ありがとうございます。
お久しぶりです。ST4と申します。
返信削除私も本日乗り出しました。
ただST4ではなくスピードトリプルです。
複数台持つことtが正解かはまだわかりませんが、色々思うところがあって増車しました。
バイクが急かさない感じは良いのですが、キチンと入力しなくても曲がれてしまう、
きちんと入力すると曲がりすぎる、コーナリング途中でも簡単にバンク角、進路を変更できてしまう所に
戸惑っている所です。未熟でも上手くなったように乗れてしまう感じがして、危機感を覚えます。
贅沢な戸惑いではありますが・・・。
まだ初回なので、徐々に仲良くなろうと思います。
又、あるパーキングでルマン1000乗りの方と会いました。ネットでもお見かけしておりましたので、
思い切って声を掛けさせて頂きバイクを見せて頂きました。
佇まいがとても美しく感動しました。色々な話を聞かせて頂き貴重で楽しい時間、
今シーズンは最高の乗り出しでした。
樹生さんもお忙しいようですが、今年も健やかで良いシーズンをお過し下さい。
今日の出会いのように、
いつか、どこか道の途中で樹生さんと「ゆきかぜ」さんにお会いできる事を楽しみにしております。
ST4さん、こんにちは。
削除ST4とスピードトリプル、どちらも大変魅力的なバイクですね。
2台を乗り分け、走り分けることで、また多くのことが見えてくるのではないかと思います。
安全に気を付けて、どうぞ充実したバイクライフをお送りください。
路上でお会いできる日を楽しみにしております。
私も安全に気を付けて、乗ってい行こうと思います。