2014年4月29日

ゆきかぜ謎の燃料吹きと昼の桜。

今朝、前の記事を上げて、朝食後、出勤しようとした時。
いつものように坂を下って信号待ちしていると、ゆきかぜ号のアイドリングがどうも安定しない。
タコメーターの針は落ちていないのに、着火が飛び飛びになっている感じ。
あれ?と覗き込んでみると、左側シリンダー後方インジェクションカバーの上からもガソリンが噴水のように漏れてバシャバシャしてる。

あわててエンジン停止。安全な場所に移して観察すると、エンジンを止めたからなのか、平らなところに来たせいなのか、もうガソリン漏れはしていない。
しばらく経ってそれ以降新たに漏れていないのを確認してメインスイッチをONに。ポンプを回してインジェクターまでガソリンを圧送させるも、まったく漏れてこない。

不思議な現象、気を付けてエンジンを掛けてみるが、まったく正常。
しかし、長距離は不安。一度家まで戻ってゆきかぜ号を置き、車で出勤した。


職場で事情を話し、今日の仕事は臨時で休ませてもらうことにして、バイク屋さんに電話。
ゆきかぜを売ってくれた店であり、メンテナンスもお願いしているバイクショップ『ズーム』さん。

診てもらうようにお願いした。

一度帰宅して観察するも、新しいガソリン漏れ、オイル漏れ等の痕跡は一切なかった。
エンジンを再び掛けるも、異常なし。

相談の上、ズームさんまで自走して診てもらうことにした。
もりろん、異常を感じたらすぐに止まる。
…が、何事も起こらず、まったく正常のままでズームさんに着いた。

ズームさんも忙しい中でいろいろみて下さったが、異常は発見できず。
????。

アイドリングも正常、異音もなく、どこからも漏れてこない。

とりあえず様子を見ることになった。


ズームさんから自宅まで気を付けて走って帰るも、異常なし。
通常通りである。

ゆきかぜ君、不思議なトラブル。
どうも理詰めでは分かりにくい。
しかし、オートバイのような機械の場合、トラブルには必ず物理的な原因がある。
何通りかの原因は想定してみたが、とにかく用心しながら経過観察である。


職場のビルはセキュリティーが向上して、詳しくは言えないが、今日は私はもう入れない。
仕方がないので、自宅でできる作業を進めることにした。

ああ、今日は北海道、全道的に快晴。

昼下がりには、朝撮った桜が一日で満開に近いところまで花を開いていた。


青空と、ピンクの桜の花びら。
そういえば去年は忙しすぎてこの桜の樹を見に来ることもできなかった。
今日も本当は午後は走りたかったのだが…、やむを得ない。

謎のゆきかぜトラブル。

ここのところ、疲れすぎていたから、今日は出掛けないことで大きなトラブルを回避することができたのかもしれない…などと、都合のよいこじつけを、自分に向かって言い聞かせてみる。

近所の公園をくるっと一周だけ歩いた。


小さな尾根を巡る、短い遊歩道。
コブシの樹が白い花をつけていた。


別の種類の桜の樹も、ぼんぼりのようにまとまって花をつけていた。


枝振りも、花房のつきかたも、全然違う。


青空と、ピンクの色合いだけがよく似ている。
今日は朝寒かったかれど、日中はよく晴れて、暖かい行楽日和の札幌だ。

2 件のコメント:

  1. 樹生さん、お久しぶりです。燃料の吹き返しみたいな症状はタンクの下に有る電磁燃料ポンプにトラブルのような気がします。友人のV11も購入して直ぐ調子が悪くなり交換しました。純正ではなくボッシュの代替え品を使用したと言ってました。

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  2. いちさん、こんにちは。
    ありがとうございます。その可能性も高いと思います。
    このトラブルの後、100kmくらい走行していますが、まったく異常なし。
    現在は様子を見ることにしています。

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