2016年2月11日

小樽雪あかりの路


「小樽雪あかりの路」は、冬の小樽を彩る祭りのひとつです。
2月5日から14日まで、日暮れから夜9時まで、運河沿いの舗道に、雪や氷で作ったキャンドルケースにろうそくの灯りがともり、夜の小樽運河をやさしく染め上げます。



こんばんは、お久しぶりです。
仕事に追われ、もはやぼろぼろの樹生です。
今日、休日も当然のように朝から仕事でしたが、夕方、妻と二人で小樽市の「雪あかりの路」に行って来ました。


小樽は明治時代、一時期は札幌よりも人口も多く、物流の拠点として商業、金融面では北海道の中心でした。
時代は流れ、物流の拠点は他に移り、札幌に商業の中心も移って行き、小樽は衰退します。
昭和40年代には運河は汚れて悪臭が漂い、使われなくなったレンガ造りの倉庫は、廃墟のようでした。


運河を全て埋めてしまう案も出たのですが、小樽市民が選んだのは、運河を一部保存し、倉庫を再利用するというものでした。
街並みは整備され、やがて観光地として小樽は復活していきます。


「小樽雪あかりの路」は、1999年から始まったイベントで、比較的新しい祭りです。
メイン会場は小樽運河沿いの舗道、約200mにわたって、雪や氷のキャンドルケースが並び、その中のろうそくに灯がともされます。

今日もたくさんの人が来ていました。

カップル、外国からの観光客、家族連れ、いろんな人が、ぎっしりといるのに、そんなに殺気立った感じがしないのは、何かをいそぐようなイベントがあるわけでもなく、激しい動きがあるわけでもなく、運河沿いの路を歩きながら、ろうそくの光を見、運河の夜の景色を見る、という、それだけのイベントだからかもしれません。


私たち夫婦が訪れたのは午後6時頃。
空には、三日月が、きれいにかかっていました。


この週末で、札幌雪まつりも、小樽雪あかりの路もおしまい。
北海道の冬も、メインは終了。
春に向けて、少しずつ歩み出す。
そういう季節へと移行していきます。

2 件のコメント:

  1. 雪祭りや雪明りの道も終わり、いよいよ春が来ますね。
    まだ気候が変動するでしょうけど、楽しみです。
    今年はメンテも無く、静かな冬ですが本当は気になる部分はいっぱいあって根こそぎやりたいのですが~。
    中々うまくいきませんね。

    ゆきかぜは新しくて、まだまだトラブルは出無くていいですね。
    V7ストーンでの北海道ツーリングをしてる人のYouTubeを見ましたが羨ましい限りでした。軽快さが伝わってきます。
    クリアのカウル付きでウィンドプロテクトもばっちりでした。

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    1. いちさん、こんにちは。
      この週末は気温高く一気に雪が減りましたね。でも、火曜日はまた、真冬並みの寒気が来るとか。
      行ったり来たりしながら、春も少しずつ近づいてくるのでしょうか。

      V7ストーンの動画、見ました。とても楽しそうな、素晴らしいツーリングの動画ですね。
      なんか改めて北海道に住んでいることの贅沢を感じるような、そんなシーンでした。

      春までにしておきたいこと、私もあるのですが、疲労と多忙でなかなか回らず…です。

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