2016年9月5日

夏と秋の狭間で。

9月3日、土曜日。
相変わらず、仕事も詰まり、疲れも抜けず、へとへとな樹生です。
この土日はこの午前中のみ、ちょっとだけ走れました。
例年、お盆が過ぎると涼しくなり、秋の訪れを感じさせる北海道。
今年は台風が3連続で襲ってきたり、ずっと暑くて、いまだ30℃に気温が届いたりと、夏が抜けきっていないような感じです。
この日も、蒸し暑い一日でした。
2016/9/3 9:01


朝、起きれなかった自分は、ゆっくり朝食後、午前8時の出発となった。
国道5号を車の群れに囲まれながら、のろのろと流し、朝里からは道道956、国道393、天狗山の下を通って、小樽環状線経由で塩谷へ。
そこから、抜け道になっている農道を通って、余市方面へ流して。

途中、海の見えるところで、ゆきかぜと休憩。
今日は連続して1時間以上走れない。
いい景色だったので、Uターンして海側にゆきかぜを停めた。






花の終わったアザミ、花をつけたクローバー。
夏と秋の、狭間に。



テールランプのメッキに写った空も、やっぱり夏と秋の両方の表情。
もう、その雲は夏じゃなく、でもこの、むわっとした湿気を帯びた雲は、
秋というのも少しはばかられる。

ふう…。

道端で10分くらい休憩したら、赤井川村へ向かう。

道道753号線から道道36号線へ。
冷水峠の手前に、エーヴランドゴルフクラブがある。


そのクラブハウスがこれなのだが…。
急に現れるこの城風の建物には、毎回「おぉ…、でたか。…冗談っぽいなあ。」と思ってしまう。
態度悪くてすみません。


冷水峠には新しいトンネルがかかっている。
旧道を行くと、峠の展望台だ。

2016/9/3 9:24

このカルデラの風景を見ると、いつもなぜか少しほっとする。
そんなもん、流れてきた観光客の身勝手な感想なのかもしれないが…。
それでも、そういう身勝手な想像さえも、やさしく包んでくれるような気がする。

峠を下っていく。



峠を下る途中で、道道36号へ合流しない方向へ入る。


2016/9/3 9:35

カルデラ盆地のなかは、秋が進んでいるように思えた。

でも、今日は昼までに帰らなければならない。

ゆっくりするのは次回にして、ただ、この空気を胸いっぱいに吸って帰ろう。


2016/9/3 10:00

道の駅によって、ちょっと野菜を買って、今日はタンクバッグを付けていないので、カッパの入ったデイバッグにいっしょの押し込んで帰る。


道の駅の建物のとなりにある、農産物直売所。
赤井川の野菜は、やっぱりおいしかった。

帰り道、国道393号線を走って、毛無峠を越えて。
ちょっと飛ばしてしまった。車もいたのに。
今日は僕は調子悪いみたいだ。
そういう日もあるけれど、気をつけよう。
峠を下りたら、意識して、ゆっくりと。

2016/9/3 10:57
これは何かというと、国道沿いのマツダのディーラーの店内なのだが、ショーウィンドウに自分が写っていたので、信号待ちの間に撮ってみたという…。



少しの時間だったけど、走れてよかった。
夏と秋の狭間の、少しぼんやりした季節。
天気予報によれば、明日(9月6日)に雨が降り、その雨で夏は終わって、
秋がやってくるとのことだ。

4 件のコメント:

  1. あぁ赤井川村・・・。
    道道36号から(真っ直ぐではなく)斜めに入ったワタシは1枚目のフォトを撮影。さらに2枚。
    その後道なりに走ってしまい、「冷水峠まで2km」の表示を確かに見ました。そこでUターン。
    同じ道を戻り道道36号に出る前に「右折で」赤井川村の中心部に入りました。
    となると、、
    樹生さんの「9:35」のフォト、ゆきかぜさん。恐らくその対向にCBRさんが位置してたはずです。

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    1. tkjさん、こんにちは。
      道道36号から左斜めに入る道、tkjさんとCBRさんが通った道なんですね。
      それにしても、本州から来て、名だたる観光地をパスして赤井川村に来てくれるライダーは
      めったにいないはずです。
      tkjさん、本当によくお越しくださいました。

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  2. 赤井川村の距離と景観がお好きですね。海から山、山から海で変化にも富んでますよね。
    中距離ツーもいいですよね。じっくり周れます。でも、そろそろロングに行きたいのではないかな?

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    1. いちさん、こんにちは。
      札幌を離れていまして、お返事が遅くなりました。
      すみません。
      赤井川村はカルデラ盆地の中の空気感が、20代のころから好きで、何度も何度も通っています。
      うまく言えませんが、ほっとするんです。
      もともと農の風景が好きということもありますが、なにかそれ以上に赤井川村には特別に惹かれるものがあります。

      ロングは行きたくて行きたくて、切ない程ですが、なかなか仕事が許してくれません。
      そういう時期なのだと、言い聞かせているのですが…。

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