古ぼけたキーホルダー。
下のものは、1997年に作った。2007年に会おうと。
中のものと、上のものは、2007年に作った。10年後、2017年に会おうと。
上のものは曳地のもの。10年使い続けて、いい感じになっている。
中のものは、使わずに保管していたものを中谷が持参した。
(ここからは、フィクションです。)
1997年、集まった仲間は、
曳地=DR400
正木=ZRX400
白井=TT250RAID
広田=XL125
中谷=GPZ1100
10年ぶり、みな30代になっていた。
2007年、もう一度、集まる。
40代。ある者は仕事が忙しく、ある者は子育ての真っ最中で。
それでも集まったのは、
曳地=家族と車で。途中参加。
正木=飛行機で飛んできて、XT250Xをレンタル。
白井=TT250RAID
広田=飛行機で飛んできて、タンデマー
中谷=GPZ1100
鎌倉夫妻=家族で旅行。途中で待ち合わせ。
かなりの強行軍。雨にも打たれ。齢も感じ。
家族連れは家族と過ごし。
鎌倉夫妻は、大学時代のカップル。夫婦になって、家族旅行。
富良野で会った。
集まるのは、北海道、中標津町。開陽台。
集まるのは、10年毎。末尾が7の年の8月6日。
今年は2017年。約束の年。約束の地へ。
しかし、それは、開始前に変更を余儀なくされる。
50代。
身体にガタが来始めて、親の介護が始まり、仕事は責任あるポジションに。
子どもたちも大きくなって。
2017年6月。
中谷に一本の電話が入る。
「正木が倒れた。」
命に別状はないものの、今年の参加は絶望的という。
さらに連絡が入る。
「8月6日はどうしても仕事が空けられない。」
小さな企業の部長になっている曳地。
同じく、紅一点、豊田女史も、絶対に外せないプレゼンが組まれてしまったとのこと。
白井もまた、出張を断るのが厳しい。
中谷とて、この辺りは、空けにくくなっている。
「正木が今年来れないなら、来年にしたらどうだろう」
「いや、来年は来年で、来られない事情はこれから僕らの中で増えていくだろう。
今年、できるメンバーでまずやる。正木は健康が回復したら、その時またやる」
北海道に住んでいる中谷と白井が話し合った。
でも、8月6日では、曳地も広田も来れない。
日程をずらそう。
調整の結果、8月10日~12日が一番「なんとかなりそう」な日ということになった。
しかし、中心メンバーである正木を欠いて、果たして成立するのか。
迷い、苦悩もある中で、各自が集まる準備を始める。
一番大変なのは、その日を空けることだ。
30年目の約束。
正木の分も集まらねばならない。
周りから「遊びだ」と言われても。
だが、現実の生活の責任放棄はできない。
誰が参加できるのか、7月に入っても、ぎりぎりの調整が続いていた。
(つづく)
10年に一度、同じ日に。何だかワクワクします。
返信削除次元は全く異なりますが、
【→集結←】
2007年に始まり、
2017年で第11回目を数えました。
【→集結←】今も続いているんですね。
削除「goobikeblog」はなくなっても、
集結が続いているのは、素晴らしいですね。
今も2009年の北関東での集まりと走りを思い出します。
毎年集まって11会。
これもすごいことだと思います。
集結一回も参加してないのに、私も懐かしい気持ちになります。