2017年9月24日

秋分の翌日

9月24日(日)、今日は秋分の日の翌日。
今週は、怒涛の出張。明日から金曜日までは秋田、釧路とはしごする。
今日は朝食後、ゆきかぜを引っ張り出す。
今日しか走れない。
記事も駆け足。手短バージョン。


朝8時に家を出た。
天気予報は晴れ。
給油して、札幌から国道230号線で雲の分厚い中山峠を越える。
羊蹄山も、尻別岳も雲の中だった。
ポツポツ来だしたが、本降りにはならなかった。


閉鎖されてもうしばらく経つ、羊蹄山C.C.側を抜ける道は、お気に入りのコース。
北海道の秋は早い。
来週はもこの辺りも紅葉の盛りだろう。


畑の向こうに雲を被った羊蹄山、でも、急速に、雲は飛びつつある。
右手手前は、ニンジンだろうか。右手奥は、マメの畑だ。


これがそのマメ。
なんていうマメだろう。

畑でカラカラにしてから収穫するのは、大豆も一緒。
枝豆として取るときは緑の内に刈り込むが、大豆にするときは、カラカラになるまで、畑に置く。


丘を降りて、国道276に合流するのだが、その手前で脇道を少し行く。



羊蹄山麓、秋は色とりどり。
うす緑。みどり。ふか緑。紫。黄色。その中間色…。
なんだか地上の虹みたいな感じに見える時もある。

久しぶりのかつての僕の「秘密の場所」に行ってみよう。
実は秘密でもなんでもなくて、「望羊の丘」なんて名前までついているのだ。


一本桜と羊蹄山。
この桜も10年間で少し大きくなったような気がする。
以前は誰も見に来なかったのに、最近は花のシーズンになると、カメラを持った人がやってくる。来るのはいいのだが、牧草地には絶対に踏み込まないで欲しい。
公共の土地ではない。他人の農地だ。靴の底から細菌を持ち込んで大きな被害となることもある。
この樹の見える道の側に、「一本桜と羊蹄山 ビューポイント」の小さな看板というか、標識を見つけて驚いた。
そうか…。どんどん人が来るようになるんだな…。
自分だって、「今年知った人」よりもちょっと早かっただけで、景色が見たくて用もないのに訪れている「観光客」だ。昔から知ってるぜみたいな顔をするのは、恥知らずというものだろう…。


広い台地の向こうに尻別岳が見える。本当に気持ちのいい場所だ。
ここに来るといつも思う。
空の風が見えるようだ。



道の両側でススキが穂を振り、ここは風はそんなに強くないのだが、上空の雲の動きは早い。
どうしてこんなに開けた景色なのに、ここはそんなに強風に吹かれないのだろう。
いや、強い風の時に来たことがないだけなのか?


色付く前の、秋の風景。
Araiの通勤・散策用のジェットヘルメット、SZ-Fも、もう長い。
2010年に買ったから、丸7年使っていることになる。
これはもう、使い過ぎというやつだ。
シールドもだいぶ傷がついてきたのだが、マザーズのクロームポリッシュで磨いたら結構復活して、まだ使っている。もちろん、シールドだけの交換もできるから、本来はそうすべき…いや、もう買い替えねばならない時期だ。


望羊の丘を下っていくが、景色がよくて、ついつい止まってしまう。

それでも下りて、京極町へ。
京極町の道の駅は羊蹄山の名水が湧く公園があって、結構好きなのだが、いつも混んでいてしばらくご無沙汰している。
今日も寄ろうかと思ったが、たくさんの大型バス、乗用車、バイクに圧倒されて入れずに通過してしまった。

そこからはいつものように裏道をつなぎながら北上していく。


ここに来ると、定点観測のように毎回写真を撮ってしまう。
手前の茶色いところは、刈り取りの終わった水田だ。
南を見ているので、昼近くなのだが、光が眩しい。


雲の合間から羊蹄山の山頂が見えた。
めいっぱいズームをきかせて。


ヘッドライトケースとメーターを撮っても秋の感じがしてる。

国道393号は別名メープル街道。
道沿いにカエデの樹が多いから名づけられたという。
その393を通って、赤井川村へ。


赤井川村の道の駅へやってきた。
今日も賑わっている。

いつも適度な賑わいで、僕は好きだ。


少し早いお昼に、パンを買おうとレジに並んでいる最中に、
「あかりん」がすすめるせんべい各種。
地元食材で地元で手作りは最高だけど、ちょっと値段が高い感じかな…。
150円なら買うのにな……、と少し思った。


いろんな村の産物、「あかりん」のTシャツや買い物袋も打っている。
パン屋さん、ジェラートも人気。カレーやラーメンの食べられる食堂もある。
賑やかな店内を抜けて、外のテーブルとベンチで買ったパンを食べよう。


こしあんパン130円、コーヒーロール130円、明治カフェオレ110円、
合計370円(税込)パンは道の駅の中のパン工房で焼いたもの。おいしかった。
明治のカフェオレは九州の工場から来たものだった。懐かしいコーヒー牛乳だ。

道の駅を出て、赤井川のカルデラをちょっと散策。


秋の終わりも、少しずつ近づいてきている。


冷水峠から赤井川のカルデラ盆地を見下ろす。
暑くもなく、寒くもなく。
秋の空気を、しっかり味わえた。

さあ、明日からの怒涛の一週間。
頑張って来よう。

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