2018年12月25日

今年を振り返って(1)

今年、2018年も、もう暮れようとしている。
今年は2007年に前のブログを始めてから、最も走れなかった年でもあり、
最もブログ更新ができなかった年でもあった。
50代も後半に入り、人生のステージが、40代から50代前半とはまた、別のものとなり、
走れない、更新できない一年だったのだが、何回かで少し振り返ってみたい。




12月8日、朝7時に家を出て、千歳空港へ向かった。
千歳は青空がのぞいていたが、直前まで雪。
航空ダイヤにそんなに乱れがなかったのは幸いだった。


秋田行のJAL2821便が到着する。
作業車が翼に着いた雪を洗浄する。
今日は一人で、秋田へ2泊3日で向かう。この1年で15回以上だ。
昨年秋、父がこの世を去った。
母は一人暮らしになった。
母の暮らしが成り立つよう、ケアマネージャーさんと相談したり、役所に行ったり、いろんな手続きをしたりと、忙しい往復が始まった。


飛行機は予定通り飛び立ち、秋田上空へ。
秋田は雪が降っていた。視界が悪い中、降りていく。


秋田の山は杉が多い。秋田杉は名産だ。
だが、冬枯れの姿を見せているのは、落葉樹。白神山地のブナ林は世界遺産になったが、自然のままの森も、残っている。
僕の故郷だ。


雪の中、着陸する。
僕の家は、空港から約40km。
レンタカーを借りて、走っていく。
札幌の自宅は、断熱材を入れ、家の中全体が暖かく、温度差がないが、秋田の実家は、築50年、断熱材はなく、ストーブを焚いた部屋を中心に暖まるが、そうでない部屋は寒い。
母がヒートショックを起こさないように、トイレ、脱衣所にはストーブがあり、各部屋にはエアコンがあって、冬は暖房、夏は冷房、身体に負担がかからないようにする…。
住環境の工夫も他にいろいろあるのだが、ここで詳しく述べるのは、場所が違うだろう。


秋田の道を走り出す。
軽のレンタカーは、四駆でタイヤはスタッドレス。
いつも乗っているインプレッサに比べると、非常に軽い。
母は、北海道の子どもの所に来ることよりも、実家で過ごすことを選んだ。
ケアマネージャーさんも、その方がいいだろうとの判断。
北海道で、いろいろ専門家にも相談したり、にわかにいろいろ本を読んで勉強したりしたが、母の場合、実家で地域のつながりを維持し、助けてもらいながら暮らしていくのがベターだとなった。
こういったことはケースバイケース。
一概に、一般論で正論を打ったところで、何にもならない。


できるだけ頻繁に秋田へ通うことにした。
途中で見つけた看板、
死亡事故なし「7238日」を更新している。
今年も記録を伸ばしつつあるようだ。


雪が深くなってきた。…と、いっても、豪雪時に比べれば、降り始め…という程度。
秋田でもこの辺りは雪が少ないところだ。
ざくざく雪は、確かに滑るが、アイスバーンに比べれば滑りが予想しやすく、コントロールしやすい。もちろん、過信は禁物。
ペースを落とし、慎重に走る。


僕自身の仕事も、数年前からさらに忙しくなり、休日出勤も頻繁になった。(登録上は休んでいることになっているのは、いつもの通りだ。)
今年の夏から、大きなプロジェクトも一つ始まって、秋から12月までに4回の東京出張も入った。


2017年終わりから2018年は、いろいろ、考えさせられる時期だったと思う。

秋田の実家へ到着。

12月8日から10日まで過ごして、10日(月)最終で千歳へ飛ぶ。

次回は、秋田からの帰路と、雪道の運転、自分の身体の変化等について振り返りたい。
それが、ライディングにもつながっていくからだ。

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