12月1日(日)
今シーズン最後の走りが11月23日。
帰りに霰に打たれ、また、途中で非常に細かい泥の混じったダート区間を少し走った。
洗車できないまま、日が経ち、洗車したのが、26日。
そして今日、冬眠の身づくろいをした。
2024シーズン終わりの総走行距離は63,097㎞。
約5ヶ月の冬眠に備え、11月3日にハイオクを満タンにした。その後家までの距離が2.8㎞。
満タンといっても、タンク給油口のリップ下端にガソリンが触れる程度の、通常の満タン。
寒さでタンク内壁が結露し、錆びることを防止するには、できるだけ多くガソリンをいれたいところだが、正常の範囲内とした。また、ガソリンを完全に抜いて、乾燥させて保管…というのが一番いいのだが、北海道に移住して25年間、バイクはGPZ1100とゆきかぜ号だけの所有だが、このやり方でタンク内のガソリンが劣化してトラブルを起こしたり、結露によってタンク内が錆びてのトラブルなどはまだ経験したことがない。今回もこれで行った。
バイクの全身は26日に水洗いし、軽く拭き掃除しているが、まだまだ汚い。
しかしまず先にバッテリーを下ろすことにしよう。
毎年不安になって調べ直してしまう。バッテリーを下ろす時、外す端子は、マイナスが先。
つなぐときはプラスが先。ショートしないように、外した端子の先の位置にも気をつかうこと。
V7はバッテリーが進行方向に対して斜めに搭載されており、プラス側が少し外側にくるようになっている。これは非常に賢い積み方だと思った。
こうしておけば、プラスから外すことは難しい。-端子のネジには、真上からドライバーが掛けられる。
逆につなぐ時には、先にプラスをつないで奥に押し込まないと、うまく車体に搭載できない。
自然と正しい順序になるように積んでいるのだ。電子制御の表示などにはかなり無頓着というか、いい加減な感じがするMOTOGUZZIだが、こういうところは神経が行きとどいている。
リヤブレーキのリザーバータンクを外さないとバッテリーが下ろせない。下ろした後は、正しい位置を忘れないように、また、ネジを失くさないように、仮止めしておく。
12年目のシーズンを走り終えたにしては、ぱっと見、あまり「ヤレ感」が出ていない方か。
しかし、現実には経年変化は齢、距離相当に出てきている。
ベビーフェンス製のステップ。
ローレット加工のギザギザが靴底をしっかり嚙んで、グリップのいいステップなのだが、数年の仕様で摩耗が進み、角が丸くなっている。
このステップは円柱形なので、少し回して締めれば、未使用の新しい面が出てくる。
このステップも10年以上経ち、2回まわして3面使っている。来春にはもう一回まわして使おう。
今年の秋、HONDAのGB350をレンタルして試乗した。
その時にホンダの方が、ゆきかぜを見てきれいにしているとえらく褒めてくれたのだが(もちろんセールストークだと思うが)、リヤサスのスプリングなどはサビがきて結構ひどい状況だ。
お世話になっているバイク屋さんによると、スプリングは常にねじる感じで動いているため、メッキがはがれやすいのは仕方がない…ということだったが、何か手を打とうかと考えている。実は排気管にも小さな点錆が無数に出始めている。さび落としをこの冬の間にできればいいのだが、作業が寒さとの闘いになるので、ずぼらな僕にできるか、ちょっと自信がない。
バッテリーは、バイクの泣き所だ。いろんな本を見ても、だいたい3年が寿命だということだが、もう少しバッテリーを「健康」な状態で維持できないだろうか。
そう思って、昨年、世話になっているバイク屋さんが使っている「Optimate4」を購入した。充電するだけでなく、バッテリーの診断、復活もしてくれるというので、重宝している。
写真中央、再度カバーの後ろにコードとその先端の端子(カバー付き)が出ているが、これがOptimate4につなぐための端子で、バッテリーを下ろさなくても、久々に走る場合は前夜につないでおけば、朝にはバッテリーが充電されている。
セルの回り方がいつも力強く、始動性も向上、ベストな買い物のひとつだった。
ベストな買い物と言えば、ゆきかぜ購入とほぼ同時に買って、12年間でそろそろ使い切った優秀ケミカルを2選。
マザーズ、クロームポリッシュ。
ゆきかぜはV7の中でもspecialで、クロームメッキが多い。そのメッキを磨くのと保護に使ってきた。買った時は1200円だったが、今は1900円くらいするようだ。
これは本当にすごくいい。家の水道蛇口にもよくて、簡単に鏡のように光るようになる。
さすがに、マフラーにしてもミラーにしても、12年間の擦り傷などで、新品のようには見えないが、それでも一定の範囲に保てているのは、こいつのおかげだ。
マザーズ、マグ&アルミニウムポリッシュ
V7specialのホイールは前後アルミでアルミ地そのまま。だからほっておくと白く粉を拭いたようにサビサビになる。ゆきかぜのホイールが傷や汚れなどがありながらも、まだアルミ地の鈍い輝きを少し保てているのは、12年間こいつが守ってくれたおかげだ。
これで磨いた上からホンダの「アルミ&プラスチックワックス」(泡状)を軽く掛けると、汚れも付きにくく、とてもいい。
さあ、それでも、各所の汚れはなかなか落ちなくて、今日は時間切れ。
近々、続きをしなくてはなるまい。
センタースタンドを立て、チェーンロックも付け、カバーをかけて、風で飛ばないように、自転車用のゴム紐で留めれば、とりあえずの冬眠準備は完了。
しかし、先に言った通り、近日中に追加の掃除を少ししてやりたいと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿