今日は日曜日。
9月1日。防災の日。関東大震災の日だ。
仕事は山積みで、昨日も就寝は午前2時。
朝から頭が痛く、体もだるい。
でも、走りたくなった。
ちょうど雨だ。
少しだけ、近場で行ってこよう。
イタリア車に乗る人の中には、雨の日は乗らないという人もいると聞いた。
まず、バイクが汚れる。
路面から跳ね上げる水は、雨水と違って路面のゴミやらタイヤかすやら、いろいろ混じってとても汚い。
それから、「梅雨時がある日本と違って晴れの多い彼の地で作られたバイクは、雨天走行を本気で考えていない」と、誰かが言っていた。それだって、昔のことだし、本当にそうか、単なるデマかはさっぱりわからない。
しかし、イタ車はなんとなく日本製よりも雨に弱い…というイメージがあることも、確かではあった。
実際に走ってみると、今回は特に何も問題はなかった。
お盆に土砂降りの高速道を走った時は、短時間だがシャワーを浴びたようになったのだが、その時もなんともなかった。
雨天時の信頼性は、かなり確保されていると考えてよさそうだ。
雨天でのタイヤグリップ、ハンドリングについてだが、万一すべって転んだらどうしよう…という気持ちが先走って、なかなかちゃんとテストできない。
普通に走る分には何の不安も感じない。いきなりつるっと来そうな感じもない。
しかし、僕が臆病になっているようだ。
これも何回か雨天走行を経験して、徐々にテストしていこう。
今回も樹を訪ねたのだが、また見つからなかった。一番近くまで行く道が立ち入り禁止になっていたのだ。簡単に破れそうな「立ち入り禁止」だが、V7と後ろめたいことはしたくない。
次の機会を楽しみにしよう。、
上の写真、駐車場の草の上で撮ったものだ。
北海道のツーリン写真で、時折、牧草ロールの側までバイクを乗りいれたり、牧草地や畑に踏み込んでシャッターを切った写真を見かける。
僕のブログの写真でも誤解を招くかもしれないし、雑誌などのツーリング記事や写真でもそういう雰囲気の写真も多く載っているのだが、絶対に踏み込んではいけない。
牧草地はただの草っ原ではなく、生活のかかった畑である。
人が踏み込むだけで、ただ草が踏まれるというだけでなく、菌の持ち込みで作物が枯れたり、病気になったりする被害も出る。ましてバイクで乗り込んだりしてはいけない。
だから僕は、無粋にもこうした写真の後には必ずこんな注意書きのような文章を書いているのだが、そしてそのことで多少なりとも自己嫌悪にも陥っているのだが、これをお読みの方は、絶対にやめていただきたい。
山から里に下りてくると、雨はやんでいた。
田んぼは稲刈りが近く、穂は重くこうべを垂れていた。
もう秋。
実りが秋が、今年もやってくる。
たんぼの傍に、つゆくさが咲いていた。
クローバーも雨に濡れ。
さあ、帰ろう。
また食事はコンビニになってしまった。
計画性がないからこうなるのだが、食堂を探す手間を惜しむという、ずぼらな性格も難だ。
こんど、イタリア料理を食いに行こう。ゆきかぜで。
いや、らしくないか…。
雨を跳ね上げた泥で、もう全身どろどろのゆきかぜ。
またまた受難なのである。
でも、雨でドロドロになった時に、嫌がって見えるか、たくましく見えるかで、旅の相棒としての資質が分かる気がする。
今日のゆきかぜはたくましく見えた。
今日は帰ってエンジンが冷えてから、洗車した。
きれいな水のシャワーをたっぷり浴びせて、汚れを浮かせて流して、ふき取る。
タンクとサイドカバーと前後フェンダーにはワックスを。
どうもワックスは月1回くらいかけた方がいいらしい。(諸説ある。)
だから、月のはじめを一応の目安としておこう。……なんて、ずぼらが僕がいつまで続くかわからないが。
帰ってくると、頭痛は消えている。
肩凝りは相変わらずだが、200km以上走って悪化しなかったのだからよしとしよう。
気分はだいぶ軽くなった。
やっぱり走らないとね。
予定外の走行で仕事の遅れは取り戻せなかったけれど、明日からまたがんばるさ。
雨でもたくましいV7。
ちょっとずつだけど、相性もよくなりつつあるような気がする。
また走ろうな。
樹生さん こんにちわ。
返信削除あ~どろんこ遊びしてきたのね。
まあ!地面に足放り出してすわって^^;
V7はカラーリングがきれい、塗装の発色もいいですね。
さすがイタリアンバイクです。
ちょっとしゃれたブルゾンやライトなカラーの皮ジャンが
似合いそうです。
それでカフェテラスに横付ければなんと素敵でしょう。
ブレンボのブレーキ、青い焼色のエキパイ。
外車のツインらしさいっぱいです。
どんな音がするんでしょう。
はやく聞いてみたいです。
kaoriさん、こんにちは。
削除雨は降ったりやんだり。帰りは降られずで、
雨合羽を最初は着ていて、後半は脱いで、
雨も楽しいV7の走りでした。
お盆以来、ゆきかぜ号の扱いが変わってきた感じです。
自分らしくなってきたようです。
使い倒すというか…。
でも、できるだけきれいにして乗っていきたいと思います。