2018年10月20日

秋晴逍遥3

もう10月下旬だというのに、この記事は10月8日のツーリングの続編です。
時間がなくて、アップできないままに、どんどん現実の季節は進んでいきます。
やむなし!駆け足で最後まで、書いちゃいましょう。
2018/10/8 12:18 洞爺湖畔

洞爺湖畔までやってきて、「水の駅」でちょっと休憩。
軽く軽食でもと思ったが、ちょうどいい感じのもの、…なんだか「あんまん」とか「肉まん」とか、食べたくなっていたのだが……それがなくて、結局パス。
かわりに、観光客も少し落ち着いた、秋の穏やかでさわやかな洞爺湖の風景を、少しだけ味わっていくことにした。

2018/10/8 12:19
空が青い。

風が心地よい。

この場にいることが心地よく、少しとどまりたくなる。

さ、でも行かなくては。

カルデラ盆地の外輪山を駆け上ると、羊蹄山、ニセコ方面までの広大な台地が続いている。時々、川が谷を刻んで、道はカーブを描いてかけ下り、橋を渡ってまた駆け上る。

車の流れは順調。適度な速度で流れていく、国道230号線。

2018/10/8 12:31
全体的には晴れ傾向なのだが、前方の羊蹄山から伸びる雲になにやら不穏な雰囲気、また降られるかもしれない。

それにしても、秋の空だ。
秋ならではの雲だ。
2018/10/8 12:31
おお、でも、一気に黒雲がやってきそうな雰囲気だ。
雲の帯を見ながら左にカーブ。


2018/10/8 12:31

カーブしきると、さらに左は晴れの領域。右前方に激しく振る雨脚を発見。
どうやら、再び合羽を着ることになりそうだ。

…そう思って走っていると、ルスツ村で真っ黒な空から、ボツリ、ボツリ、雨が降り出した。…と、同時に雨の匂いがふぁ~っと立ち昇る。
これは、猶予ならない。
すぐに安全な場所に停車、急いで雨合羽を出して着る。
と、同時にザーッっと激しい雨に見舞われる。
驟雨だ。
でも、これは通り雨でもある。
少し雨宿りを。
コンビニの軒先に逃げ込んで、雨合羽を着たままで、しばらく、雨を眺めていた。
幸い、雷鳴は響かず、15分もしないうちに小降りになってきた。
ここで一度雨合羽を脱ぎ、乾いたウェアの状態でコンビニの中へ。
暖かいものでも…と思ったが、ここでもお目当てのものは見つからず。
熱い缶コーヒーだけを買って、外へ。
飲んでから缶を中のゴミ箱に引き取ってもらい、
合羽を再び着て、小雨の中を走り出す。

中山峠の登りにかかるころ、雨はやんだ。

そのまま頂上まで、駆け上がる。
2018/10/8 13:21
頂上は結構寒かった。
しかし全然降った気配がない。
雲の帯が、羊蹄山からこちらへ伸びている。

中山峠の名物(ということになっている)揚げいもを買って食べた。

2018/10/8 13:23
アメリカンドッグの中身がじゃがいも、という感じのこのあげいも。
ジャガイモ、牛乳、トウモロコシ好きの僕には、けっこう美味しい。
この味覚、ズバリ北海道でしょう!って感じなのだが、
実はイカ、ウニ、カニなどは、きらいではないものの、そこまで好きではなく
半分もったいない(?)のだった。

ま、でも、美味しかった。

さあ、帰ろう。

2018/10/8 13:30
峠の札幌側を下ると、晴れた空の下を走ることが多い。
合羽が急に暑苦しくなってくる。



2018/10/8 13:37
もうちょっとで盛りだろうか(10月8日時点での感想です。)
大きな半円弧状の橋を渡ったら、定山渓へと下っていく。
そこで渋滞に遭遇し、避けるように小路に入ってそこで雨合羽を脱ぎ、また渋滞列に戻って、定山渓を過ぎたらうそのように解消した渋滞にびっくりしながら、
ぱやぱやと家へと走ったのだった。

14:30自宅着。
疲労を抑えるために距離を縮めたつもりだったが、身体は重くなっている。
心の解放感に、少しすくわれた気がして、9日からの仕事の準備に、早速とりかかるのだった。

秋晴逍遥(完)

2 件のコメント:

  1. 土日祝日ではすれ違ったり通り過ぎるオートバイを少しだけ注意して見るようにしています。
    自分は12時34分、道道695号だったのでもう少しで対向車としてすれ違ったかもしれませんでした。

    今シーズンは残りの休みが平日なので、また来シーズン。
    どこかの道の上でばったりに期待したいです。

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    1. 緒崎松倉さん、お返事遅れてすみません。
      いつも興味深く、拝読しています。
      今年は本当に忙しく、走りに行く予定もなかなか立てられませんでした。
      もう数年、こんな感じかと思うのですが、
      工夫して、短くても、自由に走れるようになっていきたいと思います。

      いちど、路上でお会いしたいですね。
      そろそろシーズンも終わり。
      来シーズンは、またどんなバイクライフになるのかなあ…と、考えたりもします。

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