2024シーズンに向けて、新しいカメラを買った。
OM SYSTEM Tough TG-7
防水、耐ショック性能に秀でた、コンパクトデジタルカメラだ。
センサーサイズは1/2.33インチで、写真性能を売りにしているスマートフォンに搭載されたセンサーサイズと同じクラス。
最近のスマートフォンの写真性能進化は凄まじい(らしく)、コンパクトデジタルカメラ、コンデジの市場は縮小を続け、スマートフォンを持たない層を狙った(?)安価なモデルか、映りに特化した高額なプレミアムモデルがかろうじて生き残っている感じだ。
(その意味では、昔ながらの普及型コンデジを残しているキャノンは褒められれるべきだろう)
僕のバイクツーリングでの写真は、しばらく前からニコンZ50がメインカメラだ。
これは僕のカメラというよりも樹生家のメインカメラである。
そして動画には、SONYの『HDR AS300』。ソニーはアクションカメラ市場から撤退してしまったが、動作の安定性、色味の(まあまあな)自然さ、音声採録の優秀さなど、僕にとっては今でも他に勝るカメラである。
さらにもっと小さいカメラとして 「Insta360 GO-2」を時々使用。これはサブカメラと言った感じ。
ではなぜ、今 Tough TG-7 なのか。
Tough TG-7 の売りと言えば、防水性能15mを誇る水中写真だろう。海でも行けるが、渓流上りなどの場合も大いに活躍する。
でも僕のツーリングではそんなにハードなシーンはない。土砂降りでも走ることは結構あるけど。
Z50でできなくなっていること、それは、信号待ちでのスナップショット。
あと、元々条件がそろって安全な時しかできなかったが、走行中の左手片手持ちのスナップショットだ。
走行中はすべきではないが、信号待ちでシャッターを切りたくなる時は意外とある。
僕のスマートフォンは、ギリギリまで引っ張った「ガラケー」から、3Gが使えなくなると聞いてやむなく買った、エントリーレベルのもの。(携帯電話も50代の癖に『お年寄り携帯』だった。)
写真性能はかなり低い。記録写真として写ればいいという感じ。
さらに、信号待ちでさっとスナップショットを撮るには、片手ですべて完結することが望ましい。
その上で、壊れにくく、画像もある程度美しいもの…。そして手の届く値段。
などと、4年くらい前から考え続けていたのだが、その間にも、コンデジは続々と廃番になって行き、残ったカメラ群の中で一番僕に合っているように思えたのが、このTough TG-7だったというわけだ。
昨日届いたばかり。まだカードも入れていないし、充電もしていない。
どんな写真になるのか、やって見なければわからないのだが。
もしも(いや、たぶんそうなると思うのだが)、かなり満足のいく映りだった場合は、例えばそこまで気合を入れない場合は、ヘルメットにソニー、タンクバッグか、ポケットにTG-7でふらっと走りに行くこともあるかもしれない。
「身軽さ」というのも、一つの大切な要素だ。
Z50も、ミラーレス一眼としては小さく軽い方とは言え、ジャケットのポッケに入るTG-7は強い。
また、1㎝まで寄れるという接写機能、埃っぽい中でも、寒さにも強く、ツーリング程度の環境下では「酷使」されてもしっかり「働いて」くれそうな頑丈ボディに、期待大なのである。
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