数年前「インスタ映え」という言葉が一世を風靡し、それがコロナ禍で「映え疲れ」や「飽き」を生じて、今、流行は「映え」「盛り」から「地味」へと流れは転じているらしい。
わかるような全くわからないような話だが、ここにきて、急ではあるが僕も「インスタグラム」なるものを開設した。
きっかけは、本ブログの右サイドメニュー、「マイブログリスト」にも載っている「ただ、空を見上げて道の上」のselenさんと、「迷走Riderの眠れぬ日々」の迷走さんに刺激を受けたからだ。
実際にやろうとして見て、「始め方は超簡単」のはずなのに、四苦八苦して、ようやく開設となった。
インスタグラムは写真の縦横比が基本1:1か、少し縦長の5:4。
普段、僕は横長の写真しか撮ってない(そう言えば、たまに縦構図でも撮っていたっけ)のだが、つまり、インスタグラムには写真の中から1:1で繰り抜いて投稿すればいいのだな…。
と、単純に考えていたのだが、やってみると…
あれ? 正方形に切り取ると、写真の印象が全く変わってしまう。
正方形の写真と、横長の写真とは全く別物であることを、実質、初めて知ったのだ。
真四角に切り取られた写真は、横の広がりを奪われて息苦しそうに見えた。
そうか…。
インスタグラムの写真は、四角いのぞき窓からのぞいた、額縁の向こうの風景だ。
例えば、スマートフォンの小さな画面の中の、四角い額縁から覗き込む風景…。
万華鏡を覗き込むみたいな気持ちで、写真を覗き込んで見ればいいんだな…。
――と思ったら、
あ、そしたら、キャプションもそんなに多くは要らないのかもしれない。
文章なら、このブログで書けるから。
そんなふうに思って、のぞき窓の向こうに、写真を置いていくようにして、
まずは僕のインスタグラムを始めることにした。
あ、でもこっちのブログにも写真を載せたら、インスタグラムの意味がなくなってしまうのでは……。
インスタグラム https://www.instagram.com/takkikazuhito/
万華鏡、言い得て妙ですね。
返信削除確かにそんな感じがします。
僕はInstaramも始めてだいぶ経つのですが、その時の心情も含めてデフォルメして、模写して額縁に入れたような扱いになってると思います。
blogの方の写真は、Instagramの元になったオリジナルの方を使うことが多くなってますね。
HiroshiMutoさん、「心情も含めてデフォルメ」、「模写して額縁」、なるほどです。私の場合、動画同様、この正方形にもしばらく馴染めずに、試行錯誤していくことになると思いますが、それも楽しみでもあります。
削除2024年シーズンは、少しだけ今までと違うシーズンになりそうです。