(走ったのが8月13日。もう10日以上経ってしまいましたが、気を取り直していきましょう。)
さて、千本ナラに別れを告げ、送毛林道を北上すると、やがて北側に海の開ける所に出る。
この坂を下りれば毘砂別。写真に見えている、右手やや奥の街は浜益の中心街だ。
そこを過ぎると、国道231号線は、またひたすら北上を続ける。
ある時は海沿いを快走し、
ある時はトンネルを連ね、また、崖崩れと雪から道を守る覆動を連ねた海岸線を行き、
ある時はあまりに険しい崖と固い岩盤を避けて海から遥か高い所を行く。
こんなふうに、北上を続け、昔、陸の孤島と呼ばれ、舟でしかそこへは行けなかったという雄冬も過ぎ、(この付近はずっとトンネル工事を続けている。)
走り続けて、増毛の街に着いた。
午前11時だ。
さあ、ラーメンにしよう。
僕にしては珍しく、ラーメンを食べる店を事前に決めて来た。
増毛の街中、国稀酒造の向かいにある、「麺屋田中商店」だ。
店の中で写真を撮るのは遠慮した。
人の店の中でバシャバシャ写真撮ってるっていうのは、なんだか失礼な気がして、混んでいて賑やかな店や、屋外に席があるときは黙って写真を撮らせてもらうのだが、小さな店や、食べ物そのものの写真は、店の人に許可をとってから撮ることにしている。
でも、今日はなんか「写真撮っていいですか」といいたくない気分だった。
せっかくラーメン食いにきたのだから、純粋にラーメン食おう…、て気分だったのだ。
僕は全くグルメではないし、ラーメンの味の良し悪しも分からない。
でも、その日食べたラーメンは、とてもおいしかった。
汁まで全部飲んでしまった。
店の中には、僕が入ったとほぼ入れ替えにライダーが一人でて行き、僕はしばらく一人きりで食べていたが、しばらくして11時半に迫ろうかというころから、矢次早にお客さんが入ってきた。
人気の店らしい。
あまり長居は無用だ。
美味しいラーメンで満腹になって、いい気持ちで店を出た。
向かいは造り酒屋の「国稀(くにまれ)」
北海道の造り酒屋のうちでも老舗だ。
さて、そろそろ帰ろう。
天気予報昼頃雨。
熱い雨雲が、ぼちぼち見え始めた。(つづく)
北上していく感じがとてもいいですね。トンネルが続く、この辺は
返信削除ダイナミックです。
増毛の美味しいラーメン屋さんの話は聞いていました。一度、訪れて
みたいです。
さて、どこまで走るのか楽しみです。次のアップ待っています!
いちさん、こんにちは。
削除僕が今回食べたのは、スープに酒粕が入っている(熱いので当然アルコール分は全て飛んでいます。)ラーメンでした。
これがおいしかったです。
さて、ここでもっと北上したかったのですが、時間と体力の関係で帰ることにしました。
帰りは内陸を通って行きます。
北竜町のヒマワリ畑にも立ち寄りました。
あと、2,3回つづきます。どうぞ、ご覧下さい。