10月23日。日曜日
午前中、2時間だけ時間が空いた。
札幌市街地に住んでいる僕は、最初市街地を走らなくてはならないので、短い時間だと郊外まで出られない。
こんな時は、往復で1時間半、走行距離50kmほどになる、札幌市南区の簾舞へふらりとバイク散歩だ。
札幌市南区、南沢から白水へ抜ける小さな峠は、地元の人たちがよくつかう抜け道。
峠から、白水側へ下る。
遠くの山はもう冠雪している。
簾舞の「簾舞通行屋」へやってきた。
ここには大きなヤマモミジの樹がある。
近くのミズナラの枯れ葉が落ちている。
テールライトのケースにヤマモミジが映って。
この樹は、毎年赤くなる。
写真ではべたっとした色になって(して)しまったが、鮮やかな色は美しい。
遠くからは真っ赤に見えて目立つが、晴れているときは、近くから見上げると、明るい色で、色づきにもいろいろある。
いや、それでも、赤いところは赤いか。
国道230号線の旧国道ぞいだ。
ここは明治の頃からの街道だ。
街道といっても、街も何もない。原生林の中を道を通し、札幌から定山渓へ向かう道の中の宿場として、この「通行屋」が作られたのだ。
最初はこの1軒だけから始まった、このあたりの「開拓」だ。
通行屋のすぐそば。
僕がいつも休憩する、道端の風景だ、
ここから進んで八剣山トンネルを越え、定山渓の手前、小金湯温泉の近くでUターンして帰ってくるのが、短い時間の散歩コースだ。
今日もそのままに。帰りに一部「表道」=国道230号線を久しぶりに走って帰った。
ほんのわずかでも、走ると少し、ほっとする。
前回、「秋を走る」とその前の50kmほどの走行を含む燃費は、
349.1km走って、ハイオクを15.13ℓ補給。
23、1km/ℓだった。
もう一回、シーズン中に走れるだろうか、日曜日は雪の予報が出ている。
駅逓ですね♪島松の駅逓と比べると、当時の作りを色濃く残しています。ほんの150年前は細い道が有っただけでしょうし、周りは鬱蒼とした原生林が生い茂って、昼でも暗く心細かった事でしょう。
返信削除今年は定山渓、開湯150年だそうです。
今はバイクで快適に走れるいい道になりましたね~。
いちさん、こんにちは。
削除島松の駅逓もいいですね。
建物の中は民俗博物館になっていて、開拓当時の熊との戦いの日々などが説明してありました。
本当に、明治からこの150年間、日本の風景は大きく変わりましたね。