9月は、秋分の日以降は走れず。
体調も悪く、通勤使用も途絶えがちなひと月になりました。
9月19日（月）は休日でした。いよいよ不安定になったＰＣの後継機種を買いに行き、注文し、午後は、ぐったりと休んで、夕方、小一時間ほど、ゆきかぜ号と散歩に出ました。
札幌市西区、平和にある、平和の滝を久しぶりに身に行き、帰り道、幌見峠を通ってきました。
小一時間だけ、３０ｋｍに満たないバイク散歩でしたが、だいぶリフレッシュできました。
忙しくても、疲れていても、少し走るだけで、ちょっと「戻ってくる」この感じがあることに、少しホッとしています。
９月１日に行っていたオイル交換についても、簡単にレポートします。
バイクでちょっと走りに行く時、特に目的地がない時でも、どの辺を走るか、というのは、やはり走り出す際の、ちょっとした後押しになります。
一番いやなのは、殺伐とした渋滞路をただ走ることですが、例えば町中を走るのも、場合によっては楽しい時もあります。
しかし、私の場合、なんとなく、山か、水のあるところを目指す傾向があります。
水は海、川、湖、それぞれあるわけですが、山に行くとしても、どこかで流れに沿った道を走りたいという気持ちがあるようです。
もう一つ、私の大事なテーマとして大きな樹を訪ねていく、というのがあるのですが、最近はそれも途絶えがち。
まだ訪ねたい巨樹は道内にもいっぱいあるのですが…。
さて、札幌市西区、平和にある、平和の滝は、市街地からさほど離れていないところ、手稲山の北麓にある滝です。
わざわさ訪ねていくほどの大きさがあるわけではないですし、そこまでの道にすばらしく情緒があるわけでもない…。
でも、その小さな渓谷は、何年かに一度は訪れてみたくなる、そんな場所です。
どうやら、疲れ切った僕は、水の音が聞きたかったようです。
それも、「環境音楽」のようなものでなく、直接、全身で感じる水の音が。
ゆきかぜを走らせ、９月とは言え、寒くなったなあ…と感じながら夕暮れ近い道を走ると、秋の寂しさが少し感じられました。
町の中を登っていく道、琴似発寒川の橋を何度か渡り、住宅地が切れて、工場と畑が点在するようになると、間もなく道は林道の手前で行き止まりになり、そこが平和の滝の公園です。
駐車場から滝までは、階段を下りて徒歩2分。
そういえば、夕暮れに滝を訪れたのは、久しぶりです。
でも、平和の滝は、前回訪れた、９年くらい前も夕方だったような気がします。
季節や天候、時間によって、同じ場所でも全く違う風景になる。
僕の中で、この滝は、夕方の少し寂しく、わびしい時間のイメージが、ぴったりくるような気がします。
さて、帰り道、日が落ちきる前に急いで幌見峠を訪ねました。
日の入りの時間が早くなり、山影と陽の当たる場所とのコントラストが強くなるのも、秋の特徴のひとつです。
細くて急坂のこの道は、意外なことに交通量が結構あるのですが、この日、この時間帯は、しばらく車通りもなく、ゆきかぜと二人、しばらく札幌の街を見下ろしていました。
9月１日、ゆきかぜはオイル交換を済ませています。
いつもの札幌ズームさんにお願いしての作業。
交換したオイルは、ＩＰＯＮＥの「FULL POWER KATANA 10W60」。
総走行距離は約、１６,８００ｋｍ、前回の交換は、なんと昨年秋で、１２４４０ｋｍでした。
４４００ｋｍくらい走っています。
半年雪に閉ざされるとはいえ、1年で5,000ｋｍを切るのは、やはり少ない。
ところで、１００％化学合成オイルのＩＰＯＮＥ「FULL POWER KATANA」は、酸化速度が極端に遅く、走行距離だけで管理が可能です。
まず、あのオイル臭いにおいが全くしない。
1ℓ４千円と、安くはないですが、それでエンジンが長持ちし、走行フィーリングがよくなり、異音の発生も抑えられるのなら、長い目で見ればかなり経済的な選択だと思います。
前回のオイル交換ではファイナル、ミッションオイルも変えていませんので、ミッション、ファイナルオイルは７０００ｋｍほど経過した計算になりますが、今回もエンジンオイルのみの交換としました。
次回は総走行距離数２万キロの手前、エンジンオイルで３千㎞、ミッション、ファイナルオイルで１万㎞の時点で、そう取り換えにするつもりです。
オイル交換時、ドレンボルトを抜いて、チェックしたズームさんが「きれいなもんだ…」と一言。
Ｖ７のドレンボルトは磁石になっていて、エンジン内で生じた金属の細かい粉などが、砂鉄のようにつくことも多いのですが、今回は、まったく何もついていない。
本当に見事につるつるでした。
ＩＰＯＮＥオイルの強靭な油膜のエンジン保護効果、そしてそこからくる高い気密性によるパワーと燃費の向上。
メディアが取り上げることがまずないので、本当に口コミでしか広がらないＩＰＯＮＥオイルですが、じわじわと、（本当にじわじわと）愛用者は増えているようです。
１０月も、仕事は忙しくなります。
あまり距離の伸びない一年になりそうですが、
そういう年だということでしょう。
それでも、少しずつ、走っていきたいと思っています。
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