輝きの春５（帰路：R393メープル街道）

2018/4/29　13:11

道道６０４を走り終え、国道5号線を少し南下して低い峠を越え、倶知安町に入ったら、市街地に入る前に左にショートカットして、国道３９３に合流する田舎道を行く。

雪をかぶった春の羊蹄山が、全貌を見せていた。

美しい。

2018/4/29　13:19

国道３９３を行くと、峠をトンネルで越えて赤井川村へ行く。
この道は、昔は国道計画だけで開通していなかった道で、こんなに近代的な道として開通し、快走路となっている。

赤井川へ。
まだ春浅い山を行き、トンネルを越えていく。

2018/4/29　13:33

道の駅に着いた。
ここまで来たら、あとは毛無峠を越えて、朝里に下り、国道5号線を札幌方面へ走っていく。

3時半ごろには帰宅できるだろう。

朝の予定以上に走ってしまった。
今日の走行距離は約４００ｋｍになるだろう。
左手の握力はまだ、大丈夫のようだ。
肩こりは来ているが、まだ腰や、お尻などは問題ない。
シーズン当初としては、まあいい距離、いい感じの疲労感というべきかもしれない。

身体の中に、ニセコの雪の壁の中を走ったときの空気感、
弁慶岬の海風の感じ、
道道６０４のアスファルトの流れる感じ、
羊蹄山の大きな姿が、
沁みついて、まだ走っているような感じがする。

GW後半は走れない。
猛烈な仕事はまた、容赦なく待っている。

でも今、この輝きの春の中で、この空の下で、
ゆきかぜと走れることは、とても幸せだ。

もう一つ、深呼吸したら、
ヘルメットをかぶり、グローブをはめて、
家に向かって、走り出そう。
（「輝きの春」　完）