「ライダー」という人のあり方。
そんなものは幻想であることは大前提として、ただ人には「バスケットボールマンになっちまったのさ」とか「ぎゅわんぶらー自己中心派」とか、なんらかの「仮想タイプ」というものがある。その中で、1970年頃から、1980年代のぎりぎり終わり(最後はもしかして1990年の鈴鹿8耐だったか)まで、「ライダー」という「タイプ」が確かに存在しました。
それがどんなものか、15年前僕が作ったおふざけテスト「ライダー度チェック」をもう一度見ながら、考えたてみましょう。
では、当時の記事を下に再録します(本人だから著作権は問題なし)。活字のサイズ等は少し編集してます)
ひとまず、どうぞ!
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あなたのライダー度をチェック!!
バイク乗りの人も、、乗らない人も、あなたのライダー度をチェック。
男女兼用です。さあ、やってみよう。
注意!!
これは、樹生和人が独断と偏見に基づき、一切の学術的、科学的根拠に依らず、勝手に診断するものです。また、「ライダー」という概念の定義も、作成者の偏見に基づくものであり、一切の客観的根拠、また、有効性はありません。
注意!!
念のため。 これは1938年にアメリカでラジオ放送された臨時ニュース「宇宙戦争」と同じように、ジョークであり、現実のあらゆる団体、個人とは無関係です。
では、いきましょうか。今回はもっとも基本的なレベル1です。
レベル1
次の問に「はい」か「いいえ」で答えてください。(○×でもいいよ。)
Qナンバーと答えだけをメモしてね。男女兼用です。男の人も女の人もそのまま答えてね。
Q1 青空が好きだ。
Q2 デートでワリカンなんて信じられない。
Q3 汗をかくこともいいと思う。
Q4 出来ることなら総額100万円以上のものをいつも身につけていたい。
Q5 時々どこかへ行ってしまいたくなる。
Q6 スケジュールはいつも完璧に管理している。
Q7 高級フレンチよりおにぎりがおいしいと思うときがある。
Q8 女性はスカートがいちばんだ。
Q9 たとえ楽でも人の決めた道を歩かせられるのはごめんだ。
Q10 成功者になりたい。
Q11 ホールの豪華な花より、足元の小さな名も知らない花の方が好きだ。
Q12 宝くじを当てて豪邸に住みたい。
Q13 「ばかじゃない」といわれたことがある。
Q14 どんなときでも笑顔をたやさずにいたい。
Q15 パック旅行よりも、一人旅がいい。
Q16 無駄なことをなるべくはぶきたい。
Q17 勝つと分かってる勝負に燃えることができない。
Q18 叶姉妹のような女性にあこがれる。(注 2024年時点では古い!)
Q19 たまには雨に濡れるのもいい。
Q20 人に迷惑をかけるのも、人から迷惑をかけられるのもごめんだ。
では、診断してみましょう。
診断方法は下に。
↓
↓
↓
↓
さて、ここから診断です。
奇数番号の問に「はい」と答えた数と、
偶数番号の問に「いいえ」と答えた数を足してください。
その数の合計があなたの「ライダー度<レベル1>」を示しています。
その診断は。
0~4 「良識ある大人」
あなたはりっぱな人です。きっと成功できるでしょう。
バイクなんて危険なものには、近づかない方がいいですね。
5~12 「迷える都会人」
あなたが求めるものは、誰もが求めるもの。きっと幸せになれます。頑張ってください。
もしも、明日に見失うものがあったら、旅に出るのもいいかもしれません。
13~16 「バイクに乗りましょう!」
もしかして、あなたはすでにライダーですね? やっぱり。いつか路上で会いましょう。
そうでない人も、バイクに乗ってみることを薦めます。青空や風と友だちになれますよ。
17~20 「貴様はすでにライダーだ」
もっとスマートな生き方もあったのに。どうしてライダーなんかになっちゃったかなあ…。
異性にもてないよ。バイクに乗るかどうかじゃない。生き方がライダーだ。ご愁傷様。
なんだその生き方って!?
それはですね…レベル2、レベル3と行くうちに明らかになるでしょう。ふっふっふっ。
もう少しだけディープなレベル2は、次回の記事で。
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はい。いかがでしょうか。時代を感じますが、奇数にYES,偶数にNO
Q1 青空が好きだ。
Q3 汗をかくこともいいと思う。
Q5 時々どこかへ行ってしまいたくなる。
Q7 高級フレンチよりおにぎりがおいしいと思うときがある。
Q9 たとえ楽でも人の決めた道を歩かせられるのはごめんだ。
Q11 ホールの豪華な花より、足元の小さな名も知らない花の方が好きだ。
Q13 「ばかじゃない」といわれたことがある。
Q15 パック旅行よりも、一人旅がいい。
Q17 勝つと分かってる勝負に燃えることができない。
Q19 たまには雨に濡れるのもいい。
はい、これらにYES.
どちらかと言えば、アウトドア派、群れるよりも一人の方が好き。
安定や安心よりも自由を選ぶ。チャレンジが好き。損得勘定が下手でまぬけ。
気取ったロマンティスト。
そういうところでしょうか。
偶数はどうだ
これらにNO!
Q2 デートでワリカンなんて信じられない。
Q4 出来ることなら総額100万円以上のものをいつも身につけていたい。
Q6 スケジュールはいつも完璧に管理している。
Q8 女性はスカートがいちばんだ。
Q10 成功者になりたい。
Q12 宝くじを当てて豪邸に住みたい。
Q14 どんなときでも笑顔をたやさずにいたい。
Q16 無駄なことをなるべくはぶきたい。
Q18 叶姉妹のような女性にあこがれる。(注 2024年時点では古い!)
Q20 人に迷惑をかけるのも、人から迷惑をかけられるのもごめんだ。
「ライダー」が唾棄するのは、
地位と金、タイパ(タイムパフォーマンス)、コスパ(コストパフォーマンス)を重視し、損はきらい。スマートに、成功して、タワマン(タワーマンション)に住んでいるタイプ
逆にライダーが愛するのは、
損得勘定抜きで動く。無駄や失敗を厭わない。人を支配しない(いつもおごる人は、おごる相手より自分が上だと毎回確認している)。人に「常識」を押し付けない。ネガティブな感情も大事にする。自分のしたことが自分をつくると信じている(宝くじでの成功を拒否)。
みたいな感じですね。
このテスト、かなり「悪意のある」テストですね。(自分でつくったのですが)
もちろん、何度も言っているように、これは「ジョーク」なのですが。(本気にする人がいたら困ります)
今や(いや当時からそうか)、バイク趣味はライトなものになり、「成功者」が流行りに乗じてバイク「も」持ってるぜ、と、超高価なものや、やたら金のかかったカスタムを施したバイクを連ねてパレードする…みたいなのもあります。
いやいやいやいや、それだっていいんです。そういう楽しみ方もあります。
でもね、みんながそれがしたいだろう…って思うのは、それこそバブル期の幻影を引きずった時代錯誤というものです。年収高いのが偉いわけでもない。必要な収入はあるけれど、それがあれば、後はその人のしたいこと、大切に思うことができれば、それが豊かな人生。
だから、超高価をひけらかすのがしたいことならば、どうぞ。きっとそれはほほえましい。
登山でも、何人ものサポートを引き連れ、頂上には別動隊が登って待っていてケータリングサービス。疲れたら下山サポート、場合によってはヘリのお迎えつき…という登山がしたくて、かつできるなら、人の迷惑にならないように、どうぞ。
ただ「ライダー」というあり方は、そういうのを楽しいとは思えない性分。
だからひねくれてるとか、無理しちゃってとか、バカじゃない?とか言われることもある。
ちょっと間違えると、「悪(わる)を気取った迷惑な人」になりがちなので、ライダーであることはなかなか難しい。
次回、レベル2を再考察。お楽しみに?
樹生さんこんばんは。
返信削除11個でした!しあわせ感じ上手です笑
レベル2がたのしみです(^^)
34se.selenさん、ご参加、ありがとうございます!
返信削除古いチェックでしたが、いかがでしたでしょうか。
これ、奇数番号にYesと答えるのがライダー、
偶数番号に「No」と答えるのがライダーという
複雑な構成になっておりまして、
多分に(というよりもすべて)私の偏見によるものでした。
レベル2は、近々登場いたします!