雪が降り、ゆきかぜは眠りの中。
僕の仕事は、冬になっても、全然楽にはならず。
夜なべと、病院通いを交互にしてるような状態で。
でも、少しずつ、働き方を変えて、眠るようにしてる。
ゆきかぜと走る春を待ちながら。
早春、大好きな赤井川村へ走ったのは、2016年の4月24日。
5月1日、羊蹄山を見に。
中山峠で。
まだまだ雪が残っていた。
羊蹄山、きれいでした。
きもちいい。
冷たい空気も。
暖かい日差しも。
変な力が抜けて、必要な力だけが入ってくる。
ゆきかぜと走るのが、大好きだ。
そう思うんだ。走るたびに。
5月15日。
春の丘を見に行きたくて。
ゆきかぜと走った。
富良野の丘へ。
一人で走る。
一人で止まる。
一人で風に吹かれる。
あ、ゆきかぜとふたりとも言えるか。
でも、もちろん、ゆきかぜはバイク、機械だから、
ふたりと言っても、それは自分の投影。
モノローグのダイアローグ。
畑の中の、さくらの木。一本。
なんてことないさくらの木。なんてことない畑の中の。
それでも気になって、停まってしまう。
たぶん、それは、春だからだろう。
富良野・美瑛の盆地の西側。
盆地の向こうに大雪の山々が見えて。
牧草地は広く広く。
気持ちよくて、とまってしまう。
似た景色は日本中にいろいろあるけれど、それぞれに、その場所にしかない空気があって、
富良野には、富良野にしかない風が吹いている。
他のどことも、空気が違う。
富良野だけの空気。
富良野だけの風。
旅の道具。
タンクバッグ。
GPZ1100の頃から、ずっと使い続けている、タンクバッグ。
まだまだ使うことになるだろう。
MOTOFIZZの合皮(PVC)だけど、なかなか丈夫で、なかなか壊れない。
五陵の丘。
美瑛の有名な丘群からもう少し西へ。
5月29日。
積丹半島へ。
GW、函館から咲き始めた桜は、ひと月かけて北海道を北へ。東へ。
5月の末には、暖かくなって、夏の輝きが近づいていることを感じる。
綿のジャケットを潜り抜ける風が冷たくなくなり、さわやかに感じ始めると、
こころもまた、軽くなる。
でも夏の暑さは、もうそこまで来ている。
汗と、冷たい飲み物が待ち遠しい、5月の末。
う~んイイね!早く春にならないかな~!
返信削除写真を見ているとバイクに乗りたくなります。
眼の毒だな~(笑)
羊蹄山の写真は実にいいね~!
いちさん、こんにちは。
削除自分が走った風景なんですが、時間が経ってから写真を見ると、
また違った気持ちになります。
走っている時の気持ちはその時だけのもの…ということでもあるかもしれません。
結構いいバイクライフじゃないか…と、思ったりしながら、
春が待ち遠しいです。