2017年1月8日

今シーズン買うもの3 タイヤ

今シーズン買うもの、というか、買わなくてはならないものは、タイヤです。
前後ともスリップサインが出ましたので、この春にタイヤも交換して、シーズンインとなります。
今まで、ピレリ、メッツラーと履いてきたのですが、さて、今回はどうしましょうか。
webで少し調べてみました。


ゆきかぜ号(MOTOGUZZI V7Special 2012)は、前18インチ、後ろ17インチのホイールを持っています。
ホイールサイズは下の通りです、
Front  2.5''x18''
Rear  3.50 x 17''

そして、指定タイヤのサイズは、
タイヤ(F) 100/90-18 
タイヤ(R) 130/80-17 
です。

リヤはドライブシャフトを内蔵したスイングアームが幅狭なので、サイズアップは無理。
130でも結構ぎりぎりです。

軽い操縦性を出すためにワンサイズ狭いタイヤを履くという冒険もあるのですが、
リムサイズが、フロント幅2.5インチ、これは100mm幅のタイヤを指定する場合、標準的ですが、
リヤのリムサイズが3,5インチと、これはリヤで130幅を指定する中ではやや広め。3.0インチの方が多数派だと思います。
幅広リムにサイズダウンのタイヤを装着すると、タイヤの形状が設計時と変わりすぎることもあるので、ここは標準サイズ遵守で行きたいと思います。

さて、せっかくですから、新しいタイヤも履いてみたい。
その方針で、新しいタイヤの候補を探してみましょう。

ダンロップ・ブリヂストン・ミシュラン・IRC
で調べてみました。

ここからはそれぞれ、メーカーのHPからの引用がメインです。

☆ ダンロップ アローマックスGT 601 ***********************

ダンロップ ARROWMAX GT 601 写真はダンロップのHPから
最新コンパウンドが優れたグリップ性能&ロングライフを実現。
ビッグバイクからライトウエイトバイクまで幅広く対応するラインナップで
あるゆるラインディングに応える、ハイパフォーマンス・バイアスタイヤ。
GT601
Compound
最新技術を投入したシリカ配合を開発。低温時でもしなやかな特性を活かして、あらゆる状況下で安定したグリップ力を発揮します。また強い結合力から、高い耐摩耗性能を確保しています。
Construction
装着対象車輌の特性を考慮し、タイヤサイズによって最適な仕様と最適なプロファイルを採用しています。これにより、くせのないスムーズなハンドリング特性を実現しています。またビッグバイクの対応する「Vレンジ」を新たにラインナップ。最新バイアスタイヤのポテンシャルを幅広い車輌でお楽しみ頂けます。
Pattern
定評のある「ワイド・パラレルグルーブ」をベースに、最新シミュレーション技術を活用してパターン剛性をチュ-ニング。軽快でスムーズなハンドリングを実現するとともに深いバンク角でも豊かな接地感を確保しています。またリアタイヤはグルーブを深くし耐摩耗性能を向上させています。(ダンロップのHPより
サイズ
100/90-18 MC 56V TL 323763 2.50 1.85 - 2.50 101 640
130/70-17 MC 62H TL 3073553.50  3.00 - 4.00 130 615






☆ ブリヂストン バトラックス BT45 ************************

ブリヂストン バトラックス BT45 写真はブリヂストンのHPから
ユーザーニーズに合致したトータル性能の高さでロングセールスを誇るツーリングバイアスの決定版!!
コンパウンド:シリカ配合コンパウンド
ウェット性能を高めるシリカ配合のコンパウンドを採用。
パタン:
トレッドパタンはお気に入りのマシンの足元を彩る重要な要素。オーソドックスでありながら斬新な感覚のトレッドパタンは、様々なマシンによくマッチし、もちろん高い排水性も実現。
構造:スポーツサクトを採用。(リア)
ワインディングを楽しくさせる高いグリップ力とロングツーリングで真価を発揮する耐久性を高いレベルで調和させた。
高速領域に耐えうるVレンジ仕様へとポテンシャル・アップ。(BT-45V)
形状:GUTT自動進化設計法の採用。
バイアスでありながら、ソフトで安定感の高いライディングフィールを実現。荒れた路面、ロングツーリングでライダーの疲労を軽減する。

こんなお客様におすすめ
●タウンユースからロングツーリングやワインディングまでオールラウンドで楽しみたいお客様へ   (ブリヂストンのHPより) 


サイズ 
フロント MCS08707 100/90-18 M/C 56H TL 2.50 1.85~2.75 642 100
リア   MCS07985 130/80-17 M/C 65H TL 3.00 2.50~3.50 641 131






☆ ミシュランタイヤ Pilot Activ ************************


ミシュラン Pilot Activ 写真はミシュラン日本のHPより


 MICHELIN PILOT ACTIV
バイアスタイヤを採用している多くのモデルに対応、安定したグリップ力と耐摩耗性能、ハンドリングの向上を追求しました。
特性サイズ
独自の「ニューバイアスプライベルト」に新素材を使用し、操縦性が一層向上。
前後のボイドレシオ※を最適化し、タイヤの基本性能を向上。( ※ トレッド面における溝面積の割合)
耐摩耗性能を落とすことなくグリップ力を高めるコンパウンドを採用。(ミシュランのHPより)
サイズ
フロント 100/90-18 M/C 56H TL/TT 101 637 2.50 2.15-2.75
リア 130/80-17 M/C 65H TL/TT 129 640 3.00 2.50-3.50




☆ IRC PROTECH GS19**************************

IRC PROTECH GS19 写真はIRCのHPより

SRやエストレアに代表される、クラシカルなバイクやビンテージマシンにもマッチしたトラディショナルなパターンデザインが魅力。バイクの足下を飾る、カスタムパーツのワンアイテムとしてもおすすめだ。シチュエーションの変化に富むツーリングでの使用を想定し、高いウェット性能とタイヤ剛性を確保している。
FUTURE & TECHNOLOGY
■構 造:
フロントタイヤ、リアタイヤともにシングルラジアスを採用することでナチュラルなハンドリングを実現。また、アクティブなライディングにも対応できるように、剛性が極めて高い極太ナイロンカーカスをフロント、リアともに採用した。特に重量車対応サイズのリアには極太ナイロンカーカスを4枚重ねに。その結果、さらに剛性がアップ。
■パターン:
マシンの雰囲気を引き出し、足下を引き締めるトラディショナルなセンターリブパターン。プロライダーによる実車評価を繰り返すことにより、メイングルーブとサイプの適正配置化に成功した。見た目の雰囲気とタイヤの性能が、ハイレベルでバランスしている。
■コンパウンド:
スポーツバイアス系タイヤに採用されているコンパウンドをこのタイヤにも採用。トラディショナルなパターンとのマッチングにも考慮し、パターンとコンパウンドの相乗効果によってウェットコンディションでも安定したライディングを約束する。(IRCのHPより
 サイズ
フロント 109609 100/90-18 M/C 56S WT 645 100 2.50 1.85〜2.75
リア    102735 130/80-17 M/C 65S WT 647 127 3.00 2.50〜3.50



コメントで、メッツラーのスポルテッククラシックの存在を教えていただけたのですが、
メッツラーの日本版のHPには載っていないんです。でも、ウェブ上の販売サイトには載っています。
Webikeのページ(2017年1月8日午後6時現在)では、リヤの130/80-17は販売中ですが、フロントの100/90-18は「販売終了」(完売)とあります。


調べてみて、フロントの100mm幅、扁平率90%、18インチ径のタイヤは各社あるんですが、
リヤのサイズ、130mm幅、80%扁平率、17インチ径のタイヤはダンロップGT601にはありませんでした。

値段はどれくらいかというと、webikeによると、

ダンロップ  GT601 F:9868円  R:14929円 合計=24979円(税込)
ブリヂストン BT45  F:7842円  R:10994円 合計=18836円(税込)
ミシュラン  P.A.  F:11161円 R:22301円 合計=22301円(税込)
IRC     GS19  F:7554円   R:9536円  合計=17090円(税込)
(2017年1月8日)

こういう感じでした。

少しのサイズ違いなら許容なのは、経験的にそうです。ただ、外径が変わる場合は、サスのプリロードなりを若干動かす必要が出るかもしれません。それはまた、それで楽しい。

また、性能に関しては、どれも満足いくものであるらしいことは、前提としていいようです。
しかし、特性というか、性格の違いはある。
それをどう考えるかということもあります。

また、値段も少し違いますが、これくらいの差なら選択の理由にはならない。
タイヤは2輪も4輪も性能重視と決めています。

あとは、ブランドをどう選ぶか…。

あと、僕にとって大切な要素なのは、見た目。トレッドパターン。
これも性能優先ですが、デザイン的に好きなものを履いていたい。
レーザーテックは結構好きでした。
スポーツデーモンは嫌いではないですが、あまり好きなデザインではなかった。


さあ、どうするか…。また楽しく迷うことにしましょう。

12 件のコメント:

  1. こんにちは、今年もよろしくお願いします。

    先日、リアタイヤをBT-45に交換した際にレイラスポーツのご主人に聞いたのですが、
    BT-45の生産は、IRCが行っているそうです。
    というより、BSはバイアスタイヤは作ってないそうで、すべてIRCのOEM供給だそうです。

    IRCのタイヤはいいタイヤですよ~っておっしゃってました。                   

    一方、車検や整備をお願いしている信頼できるショップさんでは、レーザーテックはあまりお薦めしないと言われました。
    パイロットアクティブは悪くないとも・・
    このショップには古いBMWやルマンなども入庫していますが、BT-45の装着率は高いですね・・
    間違いの無いタイヤなのかもしれませんね・・・

    私はBT-45の次はパイロットアクティブにしてみようと思ってます。
    参考になりますでしょうか?
    余計に悩ませてしまったかも・・

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    1. 小五郎さん、今年もよろしくお願いします。
      ブリヂストンのHPの
      (会社情報→企業関連ニュース→2000、10/27№90)、
      (会社情報→企業関連ニュース→2004、9/17 №112)を見ると、
      確かに、IRCがBSのバイアスタイヤを委託製造していますね。

      レーザーテック、昨シーズンまで履いたタイヤですが、
      スポーツデーモンと性格の違いがあって、面白かったです。
      何を求めるかで評価が変わると思います。

      さて、どんなタイヤにしようか…。
      ゆっくり考えます。
      小五郎さん、ありがとうございます。

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  2. BT-45がコーナーリング良かった。ただ減りが早い気がします。ミシュランのアクティブはどっしりとした操縦性。IRCは中庸って
    ところでコスパが高いかな。デザイン的にはBSかな~。幅広に見えるし、レーシーです。後は、ビードを上げる時に気持ちよく≪パン!≫
    といってホイルに嵌ったのを覚えています。他のタイヤはかなり高圧にしないと嵌りません。
    ピレリ―はサイズが在るんですが高くてね~。ダンロップはサイズが無くてボツなんです。

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    1. いちさん、こんにちは。
      タイヤ脱着を自分でなさるいちさんには、ビードを上げるときのことまで印象に残るのですね。
      お店で交換してもらっている私には、そこを意識したとはなかったです。

      ピレリのスポーツデーモンはHレンジ(V7はそれで十分ですが)ではwebikeだとそれほど高くもないようですが…。

      今回のタイヤコメント、いちさんのルマンに履いてのインプレッションですね。ありがとうございます。

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  3. 訂正です。

    レーザーテックはお薦めしないではなく、スポーツデーモンはお薦めしないでした。
    なにやら品質の問題とかで、シミーがでる物が有るとか何とかだったかな・・・

    私が譲り受けた時は、レーザーテックがもう偏摩耗しており、程なくBTに交換しましたので、
    ほぼBTしか知りません。
    上記のショップさんでは、パイロットアクティブもダンロップも悪くないですよ・・と言われました。

    レイラさんは、BTを一押しでしたね。グリップも乗り心地も良いし、トータル的にもと。
    ミシュランのアドバイザーなのに、ミシュランは薦めませんでしたね・・

    人によって、意見の分かれるところもまた面白いというか、悩ましいですね・・

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    1. 小五郎さん、こんにちは。
      スポーツデーモンでシミ―ですか…。
      私のV7、最初はスポーツデーモンでしたが、感じませんでしたけれど…。
      パターンは好きじゃなかったですが、ハンドリングはスポーツデーモンの方が
      レーザーテックよりもスポーティーで、楽しい感じでした。

      MCタイヤに関しては、私は、BS、ダンロップ、ピレリ、メッツラー、ミシュラン、IRC、
      このメーカーに関しては基本的に信頼できると考えています。
      (あくまで個人しての現時点での感想です。)
      ただ、同じドイツの工場で作っているピレリとメッツラーでも、その正確は明確に違います。
      ライフと性能のバランスをどこに持ってくるか、どんな道でどんな風に走ってテストするかによっても、タイヤの性格は変わってくるので、それぞれに個性があって、それは、私たちユーザーは、装着してみないとわかりません。
      危険なタイヤは困りますが、安全な中でのものは、どれを選ぶか、それが気に入るか、という点が大事なんだと思います。
      また、私の場合は、その前にちゃんと空気圧を管理して、タイヤの性能をスポイルしないようにすることの方が、性能に関しては影響が大きいような気もします。(^^;)

      いろいろ個性があって、それを選ぶのを悩んだりするのも、バイクライフの愉しみですね。

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  4. 今年もどうぞ宜しくお願いします。
    大阪に引っ越してもやっぱり冬はオフシーズンしています。

    タイヤの記事は大変参考になりました。
    もうすっかり大人しい走りですが、それなりに
    さらに楽に走れないかと思ったります。
    W3のフロント19インチが共にあるので
    掲載のDLPとBSとで迷ってみます。

    レストアした125ccスクーターで縦溝のワインディングを
    バンクしながらなんなく通過できたときタイヤの進歩を
    感じてしまいました。
    いくつになってもそんなことするなって感じですが(笑)
    こういう女性でありたいと思う自分もいたります。


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    1. kaoriさん、こんにちは。
      今年もよろしくおねがいします。

      トレーシー125、レストアして走ってと、
      kaoriさんますますやってますね!
      kaoriさんらしくて、うれしくなります。

      タイヤはこの10年で相当に進歩したらしいのですが、
      さらなる進歩が。この1、2年で来ていて、さらに来るらしいですね。

      見た目があまり変わらないのに、性能はもうかなり別物と
      いえるくらい進歩しているそうで、
      私も春の新タイヤ、少し期待してます。

      春、走り出すのが楽しみです。

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  5. 11月にタイヤの件でコメントさせていただきましたebonyです。予定通り、私もW800にレーザーテックを履かせました。当方住まいが東北でして、残念ながら雪の為まだ試運転すらできておりませんが(苦笑)
    新しいタイヤがどんな性格で、車両と相性がどうなのか今から楽しみです。樹生さんの新しいタイヤのチョイスとインプレッションも期待しております、また参考にさせていただきますね。

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    1. ebonyさん、こんにちは。
      タイヤ更新、おめでとうございます。
      勝手な想像で言うと、W800とレーザーテックの性格は
      かなり合うと思うのです。
      私はたぶん、第3のタイヤを装着すると思います。
      私もタイヤのインプレッション、続けていきます。
      ebonyさんも春になって走り始めたら、タイヤの感触、
      よろしければ、教えてください。
      春まで、乗れないですが、同時に春までいろいろ楽しみに待つ季節ですね。

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  6. タイヤ交換は楽しいですけど、物凄く悩みますよね(;^_^A
    フィーリングが合わないからと言って直ぐに替えられないし。。。。

    以前ブレバに付いていたBT45はとにかくフィーリングが合わなかったのですが、
    中古の車体に付いていたものでしたので、経年変化による影響も多分にあったと思われます。

    時速60kmで手を離すと、激しくハンドルがブレたりして大変でした(*_*;
    IRCのRX-02に替えたら止まりましたので、相性もあったのかもしれませんね。

    ところがV7カフェに乗り換えてみると、BT45が実にいいんですよね(^^♪
    タイヤ云々ではなくて車体の問題なんでしょうか??

    個人的に17インチよりも圧倒的に18インチが好きな事もありますが、
    ブレバ時代のBT45は一体何だったんだ?と思ってます。

    個人的には今以上のハンドリングは考えられないし、博打はしたくないので次もBT45にすると思います。

    しかし見た目で行くとIRCイイ感じですね(^^♪
    RX-02でIRCが好きになったので、これは興味あります。

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    1. シャモンさん、こんにちは。

      V7カフェ、BT45との相性バッチリですか。
      貴重な情報、ありがとうございます。
      バイアスタイヤについては、IRC、かなり評判いいみたいですね。

      うーむ、いよいよタイヤ選び、迷ってきました。
      最終的にはバイク屋さんと相談して決めることになりそうです。

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