2020年3月29日

シーズン・イン 2020。


2020年、3月29日(日)。
ゆきかぜ、シーズン・インしました。

今日の北海道地方は晴れ。
札幌市は午前中、晴れたり曇ったりでした。
市街地の路面の雪はほとんど消え、バイクは平地なら走行可能になっています。

先週、久しぶりにカバーを開けて、軽く車体を洗い、ワックスがけ、給脂したゆきかぜ号。
今日、バッテリーを積み、ほんのちょっとですが、走ってきました。
札幌市、南区の簾舞地区へ。


気温は5℃~6℃。
近くの山にも雪が残り、河原にはまだ雪が残り。


冷たい空気。
久しぶりのエンジンの音。鼓動、振動。
急に無理しないように、確かめるように、少しずつ…。

街中を抜ける頃には、いつもの感覚に戻って、シフトもブレーキも、
気がつけば無意識に行っている。

でも、意識をキチンと向けて、再確認しながら行こう。

日常の動作こそが、劣化していくのに気づきにくい。
また、ここのところを向上させれば、さらに安全で快適なバイクライフが送れる可能性が
広がって行くのだから。


簾舞。(みすまい)
いつも休憩する道端。美しい畑、田んぼ、農家の建物の佇まい。
雪が消えつつあって、浅い春が来ていた。


陽がかげると、とたんに寒く感じ、風景も寒々しく感じるのは、
やはり春の浅さからくるものだ。
もうすぐ4月だが、いつもの北海道の、3月末の風景だ。



今年は、どれくらい走れるだろうか。

2017年度、2018年度は、仕事も個人的にも多忙を極め、体調も崩して、
2019年度は無理を言って仕事を大幅に整理してもらった。
また、故郷の母を北海道に呼んで、来てもらったために、頻繁に週末、飛行機で帰省することもなくなり、母の介護の態勢もだいぶ充実して、2019年はそういう意味では、大変ではあったものの、2017年からのいろいろな事態に、少し区切りを付けられた、そういう年でもあった。

4月から2020年度が、私の職場の場合、始まるのだが、すでに仕事上のポジションは決まり、2017~2018並みか、それ以上のものが待っている。

すでに50代も残り数年。
身体もかなり老化が自覚できるようになり、
無理も効かなくなってきている。

「ゆっくり。」

これが2020年度の、仕事やバイクライフのペースのモットーになりそうだ。
無理せずにゆっくりやる。

そう、ゆっくりの方が、結果的に「早い」(そして時に、速い)こともあるのだ。
ゆっくりの方が、遠くまで行けることも多い。


奥の方には冬の山。
中景は雪が消えて、春の準備。
手前の樹々は、もう芽を膨らませている。

芽吹きももうすぐだ。

今シーズンも、北海道のライダーたちが、豊かで幸せなバイクライフを送りますように。

私自身も、ゆっくりと、走って、走り続けて、いきたいものだ。

2 件のコメント:

  1. コロナで世間一般は大変ですが、ことバイクで走るだけなら安全。人の集中する所や密室で換気の悪い所は意識的に避けています。
    まだまだ感染病は終息しませんが樹生さんも気を付けてください。今は高齢者だけで無く若くても関係が無い。既に周辺にもキャリアが存在している可能性が在る。発症していないだけ始末が悪い。

    3月乗り出しですか?今年は早いですね。自分はまだなんです。バイクは磨く程度でメンテらしい事はしていません。消耗部品は都度交換していますが、ここ数年は大きなトラブルが無いので安定期に入ったかも知れませんね(笑)
    最近はバイクキャンプツーリングを目指してます。日帰り・弾丸ツーリングばかりでしたので、少しのんびり走りたい。
    海峡を越えて東北地方に行くつもりです。

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    1. いちさん、こんにちは。
      バイクで一人で走り、観光地に行かず、帰って来る分には、感染リスクは推奨されている散歩並みに低いと言えるかもしれませんね。

      しかし、油断は禁物ですね。
      気をつけていても感染してしまうことはあるかと思いますが、
      だからこそ、気をつけて、後悔しないように生活したいと思います。
      もちろん、完璧とはいかないと思いますし、
      どこまでやればいいのかは、難しいところですが、
      自分も、周りの人も守るために、できる限りの注意をしていきたいと思います。

      キャンプツーリング、いいですね。
      東北も。
      今年が、振り返った時、いいシーズンだったと、
      言えるようになると、いいですね。

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