今日の記事は宿のことだけ。
風呂も食事も、いい宿でした。
Kも僕も始めて泊まる、海沿いの国道の、その国道と海の間にある、民宿だ。
料理がおいしく、海に近い露天風呂があるという。
宿に着いたのは、午後5時過ぎ。
予定通りの到着だった。
さっそく部屋に通され、6時の前の夕食前にひとっ風呂浴びようということになった。
この民宿、風呂は内風呂が2つ。露天が一つ。どれも小さな家族風呂で、入浴中の札を出して貸切状態で使う。
温泉は加温加水なしの源泉かけ流しで、24時間利用可能だ。
北海道は温泉天国。
加温加水なしの源泉かけ流しの温泉が当たり前のようにたくさんある。
さて、今日は我々のほかに二組ほど、家族連れの客があったようだが、露天風呂は空いていたので、入ることにした。
しかし、男二人で貸切になっても、別にうれしくもないのだった。
ただ、お湯は柔らかく、温度もちょうどよくて、とても気持ちよかった。
海が目の前に広がり、海風を浴びながら、波音を聞きながらの入浴はとても気持ちいい。
のんびりつかった。
僕は普段、温泉ツーリングはしない。
もともと、風呂も好きじゃないし、食事にもあまり興味がない人間だからだ。
ツーリングの黄金律と言えば、気持ちよいワインディングを走って、温泉に入り、旨いものを食う、ということになるのだが、風呂にも、食事にも興味なし。
アウトドア趣味もないので、宿は安いビジネスホテル。食事はコンビニで買って、さっさと寝て、朝は5時前に出発する…というのが、僕の旅の定番だ。
ああ、なんて味気ないのだろうか。
今回は、Kと久しぶりのツーリングだし、学生時代から30年越しの友人のKとは、それぞれの子どもが同年代のこともあり、二人の職種も一緒で、いろいろ積もる話もあったのだった。
だから、温泉民宿は、なかなかにいい選択なのだった。
晩御飯。
海の幸を中心にしたごちそうだ。
刺身は新鮮で旨く、「鮭のチャンチャン焼き」という北海道の強度料理もある。
蟹もついて、いくらは自家製。
ボリュームも十分で、おいしくいただいた。
また、僕はもったいないことに、蟹が好きでないのだ。
嫌いではないのだが、蟹を食うならキノコのエリンギの方がずっとおいしく感じるという、
やれやれな味覚…。
食事の後、Kは学生の頃から好きな缶ビールを何本も飲みながら、酒が全く飲めない僕は、缶コーヒーを飲みながら、日付が変わるまで、話に興じたのだった。
あさ、K目覚めると、日課であるランニングに出かけた。
僕は部屋の中でぼーっとする。
Kが帰ってきて、朝8時から朝食となった。
これも朝からボリュームのある食事だ。
ホテルのレストランなどで出るような、すごい料理や珍しい料理はなく、バカ高い食材も使っていないけれど、ちょうどいいおいしさがうれしかった。
とてもおいしく、満腹になるまでいただけた。
朝の海は今日も曇っている。
部屋の窓から外をのぞいた。
写真右下のトタンは露天風呂の屋根だ。
海まで15mというところか。
互いに、月曜日にはまた仕事の山が待っていて、しかもその準備に今日の夕方からはかからねばならない。
日曜の朝だと言うのに、もう仕事前の気分になっている。
「今日はどうする?」
「早めにまったり、帰りますか。」
「そうしますか」
なんていいながら身づくろいをした。
民宿のおかみさんにお礼をいって、宿代を払う。
露天風呂に二食付きで8000円強は、かなりお得な感じがした。
さあ、帰ろうか。
ちょっとだけ寄り道して、それから帰ろう。
出発は朝9時過ぎ。
なんとも遅いツーリングの朝だ。
ここから、支笏湖をめざし、そこを解散場所にする。
(つづく)
温泉いいですね!それも白老ですか~。
返信削除民宿500マイルでしょうか?正確には虎杖浜温泉でしょうかね。
中々のお食事、美味しそーです。
樹生さん、お酒飲めないのですね。で缶コーヒーなんですね。
カフェイン採り過ぎで、益々頭が冴えたのではないですか?
いちさん、こんにちは。
削除虎杖浜温泉、民宿500マイルです。
始めて利用しましたが、とてもいい宿でした。
コーヒーは、いくら飲んでも関係なくい眠れます。
あんまりよくない慣れなのかもしれません。