2015年12月20日

高野珈琲再訪


高野珈琲店」は、ニセコ町有島にある、小さな珈琲専門店。
 国道5号線を倶知安からニセコ方面へ南下し、「有島記念館」の看板から右折(西へ)して、約1km。左手に、ふつうの住宅のように、高野珈琲店は建っています。

 その建物はオーナーが自分の手で建てた、セルフビルド。白とこげ茶の色遣いは、外壁も内装も同じ。
 建物の中は豊潤な珈琲の香りに包まれ、薪ストーブが暖かく燃えています。
 そして珈琲は、オーナーが農園まで指定して取り寄せた、特別なもの。ストレートでその農園ならではの味を味わうもよし、オーナーのブレンドによって豊かさを増した4種類のブレンド珈琲を飲むもよし。
 しかも珈琲はどれも1杯500円。そのおいしさに、店の優しい空気に包まれに、何度でも行きたくなるお店です。






建物外観はこんな感じです。



道路から見るとこんな感じ。写真中央、道路右手の白い壁に茶色の屋根の家がそうなのですが。




 近づいてくるとこんな感じです。
看板もとても小さく、分かりにくい。
でも、とても素敵なお店ですよ。



カップはシンプルな白。
珈琲の中身で勝負です。
白い分、珈琲の色の微妙なちがいも、(分かる人には)よく分かります。



今日は、ガトーショコラと一緒にいただきました。
このケーキがまた、おいしいのです。
ケーキと珈琲のセットで800円。

珈琲のお代わりは、どの珈琲でも250円。

以前の記事でも上げましたが、一人か、二人で、走って来て、静かに珈琲を頂ながら語らい、そしてまた走る。
そういう大人のライダーズカフェとしても最高だと思いました。
わいわいきてバイク談義に大はしゃぎ、というのには合わない。

年に何回かは、訪ねたくなる、ここの珈琲が飲みたくなる。
そんなお店です。







おまけ。
中山峠を越えて下りてくると、尻別岳と羊蹄山が双子のように見える場所があるのですが、今日の羊蹄山は雲の中。
尻別岳が午前の陽光を浴びて、輝いていました。




今日の羊蹄山はこんな感じ。
これは北から見たもの。
冬の雲に隠れても、その荘厳な感じは、やはり美しいものでした。
これは、私の写真には写らない。その場で、風に吹かれて見上げて初めて分かる、そんな風景です。




東側から見た羊蹄山。喜茂別町から見ています。
羊蹄山麓は、雪深い土地です。
雪の向こうに、雲を纏って聳える羊蹄山。
天を駆け抜ける雲を従えているかのように見えます。

北海道は、厳しい冬を迎えています。

2 件のコメント:

  1. 純喫茶・・・と言うより、
    別荘 別宅のような、、、長居してしまいそうw

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    1. tkjさん、こんにちは。
      暖かい薪ストーブ、静かに流れるジャズ、またはクラシック。
      ホントに長居したくなる空間です。
      一人でカフェレーサーで乗り付けて、静かに珈琲をいただき、
      そのまま帰って行く…。
      ちょっとさびしいけど、超シブくてかっこいい、大人のライダースカフェの味わいかた…かもしれません。
      来年はできるといいなあ…と、思います。

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