2016年12月30日

2016年を振り返る(2)

2016年を振り返る。
年初めに立てた目標は以下の9項目でした。

  001 たくさんツーリングしたい。
  002 いよいよポジション改善に着手。
  003 弾丸ツーリングの実施。
  004 宿泊付きロング。
  005 北海道の樹を訪ねるツーリング。
  006 安全・技量UPの通勤ライド。
  007 わりとちゃんとしたメンテや洗車。
  008 コーナリングの探求。
  009 何よりも無事故で。

さて、項目ごとに振り返ってみましょう。今日は文字だけの記事です。

001 たくさんツーリングしたい。

 これについては、前回概略のみ振り返りました。
 主観的には、走り足りないのですが、客観的にみると、なかなか走っていたような…。

002 いよいよポジション改善に着手。

 ハンドル、ステップを交換。
 念願のポジション変更をしました。
 結果に関しては、満足。
 ジャスト、100%とまではいかないまでも、
 かなり進歩し、長距離も、飛ばした走りも、
 相当にバランスのとれたいい感じです。
 これから先は、微調整の範囲となります。
 これからもベストポジションを目指して、
 試行錯誤していきたいと思います。

003 弾丸ツーリングの実施。

 忙しさと、今年の体調の悪化で、全然だめでした。
 まあ、そんなときもあります。

004 宿泊付きロング。
 
 忙しさと、今年の体調の悪化で、全然だめでした。
 まあ、そんなときもあります。

005 北海道の樹を訪ねるツーリング。

 忙しさと、今年の体調の悪化で、全然だめでした。
 まあ、そんなときもあります。

……………をい。(^^;)……。

006 安全・技量UPの通勤ライド。

 忙しさと、今年の体調の悪化で…、  バキッ!

5月24日の記事で「通勤ライディングチェック」というのを上げましたが、
暖気不足によるエンスト、恥ずかしながら購入初年度2013年は時々していたのですが、
今年はなくなりました。
空冷エンジンはあまり停止した状態でアイドリングを長くしてもエンジンによくない。
しかし、暖まりきらないまま走り出すと、V7はエンストしやすいのです。
そのあたりのコツはつかんだようです。
1分ほど、押し歩きしながら暖気すると、エンストしにくくなります。
これは気温や前回走行からの時間など、さまざまな要素が絡むので、
一概には言えないこともあります。
しかし、エンストはなくなったので、一応クリアしたかと。

交差点での左折、ライダースクラブ誌の推奨する方法論は驚きのクラッチ切り。
これも試してみたりもしました。
停止時に着地足を一発で決めて引きずらないとか、いろいろ、遊びながら通勤しています。
通勤でも楽しいのがV7のいいとこともいえましょう。


007 わりとちゃんとしたメンテや洗車。

う~ん…。
一応タイヤの空気圧は頻繁に測った方かと思います。
一番長い間でも、1か月と置かずに測ったのですが、
以前履いていたピレリ、スポーツデーモンも、メッツラー、レーザーテックも、
放置していても空気圧の低下がほとんど見られないのには驚きました。
空気圧の低下はむしろ、気温低下によるものと思われました。

メンテナンスは、基本すべてモトショップズームさんにお任せなのですが、
ミラーやレバーの角度調整は細かく何度もしました。

洗車は…、、もう少しこまめにしてやればよかったかな…と思います。
雨の中、通勤で走って、そのまま、一週間ということもありましたし。

来年は、トルクレンチを買って、各所の締め付けトルクをちゃんと管理する…なんてこと
できるでしょうか…。


008 コーナリングの探求。

走っていれば、コーナリングを考えている。
走ってなくても、コーナリングを考えている。
布団の中でも、コーナリングを考えている。
ようなやつなんですが、技術的には、いろいろ試したいことが、
まだ、試せていないことも多くありました。
基本の、リーンウィズで、体重移動だけで曲がる…というのが、これが難しくて、
これをスパッとできるようになりたいのですが、どこか力が入っています。
ハンドル交換で、曲がり始めにカウンターステアを当ててないつもりで当てていたことが
判明したのですが、その後、前よりはましになったようです。
V7は、教材のような、バイクでもあります。
自分に合わせることで、また、正しい操作の仕方を導いてくれるようです。
ライディングの探求はずっと続きます。



009 何よりも無事故で。

今年も本当に運がよかった。
事故になりそうでひやっとしたこともなく、無事に過ごすことができました。
これが何よりでした。

無事に過ごすためには、自分が安全運転に気を付けることも大事ですが、
最後の最後に決定づけるのは、運です。
でも、この運は、人間にはどうしようもありません。
だから、それ以外のところで、できるだけリスクを少なくするようにします。
あるいは、自分の今背負っているリスクを自覚できるように。

そうやって、来年もバイクで走っていきたいと思います。

9 件のコメント:

  1. コーナリングをいつも考えているのですね~(笑)
    私は宿泊ツーリングをいつも考えてます♪

    今年は例年になく多忙でしたね~!
    お疲れさまでした~!
    コーナリングはクリップでパワーオフ。
    倒し込みパワーオンだけ気をつけてます♪

    来年はいっぱい走れればいいですね~♪
    よいお年をお迎え下さい。

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    1. いちさん、こんにちは。
      コーナリング大好きなので。

      宿泊ツーリング、
      来シーズンこそ実現させます。

      仕事の調整をどうにかしないと、
      ぜったいに暇にならないので、
      ここは考えどころです。
      来年どうなりますやら…です。

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    2. いちさん、こんにちは。

      お返事追加ですみません。
      コーナリングについてですが、
      「クリップでパワーオフ」
      「倒し込みパワーオン」
      は、一般的なライディングのセオリーとは逆ですね。

      クリッピング(路面で最も内側に入るポイント)までアクセルオンで来て、
      クリッピングでアクセルを閉じるというのは、かなり個性的です。
      立ち上がりに向かっていくポイントで、むしろ旋回加速を始めているべきところ…
      というのが通常の場合です。

      いちさんは大ベテランですので、コーナーの個々の状況、
      マシンとの相性からそうなさっていると思いますが、
      ビギナーの方が読んでそうするのがいいのかと思うかもしれないので、
      失礼ながらコメントを追加いたしました。

      同様に倒し込みで「パワーオン」も、
      「倒し込むときに開ける」ようにとられると思います。
      コーナーに向けてブレーキングしてきて、ブレーキを緩め、
      開放と同調してバイクを寝かせ、
      狙ったバンク角のところでアクセルを少し開けてバンキングを止める…
      というのならわかります。

      すみません、おこがましいことを書きましたが、
      ビギナーの方も読んでいるかもしれないので、
      追加いたしました。
      言わずもがなのことかもしれませんが、ご勘弁ください。

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  2. いつも楽しくブログ拝見しています。
    当方は2012年式V7RLEですが、コーナリングいつも悩んでいます。
    とは言っても、左旋回は(スロットルオフ・エンブレ気味)、右旋回はスロットルオン。
    リーンウィズですと、スロットルワークとブレーキングワークも必要ですね。
    リーンインですとバンク角がネックになりますので、
    サーキット走行や峠下りだとステップやマフラーヒートガードよりも先に
    ペタル部先端か擦り始めちゃいます。(ノーズダイブが酷い)

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    1. ReLiさん、こんにちは。
      お読みいただき、ありがとうございます。

      V7RLEという車種、すみませんわかりませんが、Racerでしょうか。

      それから、文面だけから見当はずれなことを申し上げるかもしれませんが、
      ペダル先端部から擦る…というのは、パーツの取り付けがおかしいのではないでしょうか。
      あるいはペダルが曲がっているか…。
      Fフォークの沈み方の問題ではないように思います。
      ペダル先端が擦っているだけならいいのですが、
      路面の何かに引っかかると非常に危険だと思います。

      すみません、まったく見当はずれなことを言っているかもしれないのですが、
      お許しください。

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    2. メッセージ確認が遅れてごめんなさい。
      お返事ありがとうございます、明けましておめでとうございます。

      RLEとは「Record Limited Edition」の略です。(ディーラー談)
      カウル付き限定販売されたもので、私のはV7Racerがベースになっています。

      見解はごもっともです、言葉数少なくて申し訳ないです。
      シフトリンクについてはリンク角を調整はしていますが、
      ペタルやステップベースは曲がってはいませんし、
      取り付けに問題があるとは考えられません。

      確かにFフォークの沈み方についても確かに問題なくて、
      オイルロックしてダンピングしているわけでもないです。
      旋回時にバンク角が増えて、ペダル先端(ゴム先端)が擦れているのは事実ですし、
      Fブレーキによるアプローチを多用するサーキットや峠下りにおいては感じ易いですね。

      今は気温が上がってきたらスプリングカットとフォークオイルの番手変更を考えています。
      そもそもサーキットや峠で頑張るようなバイクではないのは重々承知の上ですが、
      スポーツライディングも楽しみたいですし、もう少し考えてみようと思います。

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    3. ReNiさん。こんにちは。
      今年もよろしくおねがいします。

      「MOTO GUZZI V7 Racer Record Limited Edition」!
      限定モデルですね、不勉強で失礼いたしました。すみません。

      サーキットや峠でスポーツ走行を楽しまれているのですね。
      『ライダースクラブ』の連載で伊丹氏も、レース参加していましたし、
      そもそもV7はスポーツ走行したくなる車両だと私も思います。

      ネットで見つけた写真を、いろいろ見てみました。
      確かに、ペダルから接地することもあり得るかと思いました。
      それにしてもペダルから接地するとは…。
      引っかかる危険や、思わぬところでシフトチェンジしてしまったり、
      シフトドラムやフォークを傷めたりするのでは…と、
      なんだか心配になります。

      ノーマルのV7Specialだと、サイドスタンドから擦ります。
      これならまだ、まあ許せると思うのですが…。
      どこも接地させずに乗れということでしょうか。

      結構バンク角はあると思うのですが、
      グリップの高いタイヤでサーキットなどを攻めると、
      バンク角が不足してくるのですね。

      「ゆきかぜ号」は今のところサーキット走行の予定はありませんが、
      今年はスポーティーな走行も、去年よりしてたいなあ…と思っています。

      ReNiさん。ありがとうございます。

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  3. 樹生さん、こんにちは~。
    コーナーリングの見解どうも~。
    余りに簡単にコメしたので補足しますね。

    ルマンで最初にコーナーを回った時に感じたのが『曲がらない!』
    ことでした。大変なバイクを買ってしまったと思いましたよ(笑)
    その後、乗り込んでいくと解ってきたのは、このグッチと云うバイクは
    パワーオンでその時の状態を保持することなんだと解りました。
    かなり頑固なんですよ~(笑)

    その状態でコーナーに行けば保持されたバンク角がそのままなんで
    パワーオフすることが必要なんです。クリップ付近は連続のオンオフと
    なります。オフで倒れ込もうとするバイクをパワーオンで
    固定します。スピードが低速になればなるほど、倒れ込みが早いので
    対処するスピードも早くします。
    コーナーの最深位置を常に見て、かなり手前からバンクする
    タイミングを代えたりします。
    路面の傾斜や車速によっても変わるんでクリップ付近では
    何もしないこともあります。もうその時は作業は終わっている
    事になるでしょうか。
    またルマンは前後や左右への加重にメリハリが必要なんです。
    基本的にこの意識を常に持っていないとこのルマンは曲がりません。
    国産の4気筒チェーン駆動に乗っていると、ある程度融通が利く
    ので楽なんですが、常時直結乾式ミッションとシャフトドライブは
    難しいので正確な操作をバイクが要求してきます。

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    1. いちさん、詳しい説明ありがとうございます。
      MOTOGUZZIのこの「癖」は、重いクランクを縦置きしていることからくるものですが、
      「グッツィ乗り」の方々からは、乗りこなすのが難しく、でも理解して乗りこなすのが楽しい「味」として、長く愛されているわけですね。

      ただ、
        国産の4気筒チェーン駆動に乗っていると、ある程度融通が利く
        ので楽なんですが、常時直結乾式ミッションとシャフトドライブは
        難しいので正確な操作をバイクが要求してきます。」
      とありますが、
      モトグッツィも、国産の並列、V型4気筒、チェーン駆動エンジンも、すべて常時噛合式ミッションです。
      そしてモトグッツィもミッションは乾式ではなくオイルに浸かっています。ミッションに違いはありません。乾式なのは、クラッチです。

      チェーン駆動車はチェーンの遊び調整を正確にすることは実は難しいですし、
      チェーンは外側に露出していて汚れますので、こまめなメンテも欠かせません。
      チェーンの方が軽量ということです。駆動系はバネ下ですので、軽さは重要な性能です。
      その点から見れば、チェーンの方が繊細で、扱いに気を使い、高性能なわけです。

      直4エンジンは横置きのクランクが重りとなって挙動に安定感を与えてくれますが、
      反面、リーンは縦置きよりも重い傾向があり、速度が増すほどにそれは強まります。
      それを打ち消して軽快に動こうとすると、正確で繊細な入力が必要になります。
      それは、同じです。

      どちらも、その特徴を生かした(意識しなくても結果的に)効率の良い入力をライダーがすることが大事で、シャフトの方が難しいと言ってしまうのもどうかと私は思います。
      「直4を扱う感性のままでは難しい」、ということではないでしょうか。

      確かに、アクセル開けるとぐらっと右に傾こうとし、急閉すると左に傾く…というのはびっくりしますが、そんなに難しいバイクだったらヨーロッパでこんなに長く評価され、愛されることもなかったでしょうし。

      まあでも、我々素人は、
      「こいつ、めんどくさいやつなんだけど、付き合い方わかると最高にかわいいんですよ~♡」
      とのろけるくらいの方が、いいバイクライフだと思います。
      僕もV7ののろけを来年も続けていこうと思います。

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