2017年1月13日

車の運転時に手袋を。

北海道は冬寒く、今日も札幌でも-9℃でした。十勝の池田町に住んでいた時には、-30℃も経験したことがあります。それでも車のエンジンはちゃんとかかる(寒冷地仕様)のですが、ハンドルが冷たすぎて、手袋しないと運転できませんでした。
それで、運転の時に手袋するようになったのですが、慣れてくると、夏でも手袋したくなるのです。
車の運転時に手袋。
もう、欠かせない習慣になってきました。




どうしてそうなったのか。
考えてみると車側の要因と、僕側の要因の両方があるように思います。

まず、僕側の要因です。


実は…というほどのことでもないんですが、僕、皮膚があまり強くないようなのです。
というか、皮が薄いのか?


だから、自転車でもなんでも、手袋をしたくなるタイプ。
そういえば、軽い日光湿疹もあって、直射日光にあたると、粒々ができて、炎症を起こしたりしますし。
寒冷ジンマシンもあって、暖かいところから急に寒いところへ行ったりすると、その部分が、腫れあがってすごくかゆくなります。

海に浸かったりすると、上がったときには全身蚊に刺されまくったように赤く白く腫れて、周囲も引くレベルです。

寒冷ジンマシンは、33歳前後から。
日光湿疹は、41歳から始まりました。

いや、それは関係あるのかないのかわかりませんが、どうも、車のハンドルを握っていると、手の皮と手の平の中の組織が変に擦れているような嫌な感じがして、少し不快なのです。

でも、手袋をすると、それは感じません。

バイクでも、なんでもです。
でも、整備で工具を使うときは、感覚を鈍らせたくないので、よほどのことがない限り素手で扱います。

通勤の20分~30分くらいの運転でも、ハンドルの冷たい冬はもちろんですが、春から秋の間でも、厚くて蒸れそうな夏でも手袋をしていたい…と感じてしまうのです。


もう一つは車側の要因です。

僕の家の車はスバルのインプレッサです。


雪道走行が多い北海道、しかも、我が家は坂道の上で、この坂は冬になると宅配のトラックが登れなくなってそりに荷物を載せて配りに着たり、タクシーが登れなくて坂の途中で断念したりすること<も>、たまにあるような、そんな道路状況。
また、僕も嫁さんも、車の運転はそう上手くないので、タイヤと動力性能だけは、ちゃんとしたものでないと、ちょっと怖いのです。
そこで、車はスバルを、冬用のスタッドレスタイヤは最高グレードのものを買っています。

我が家までの坂、上記のような状況になるのは、1年に数回だけなのですが、例えば、トラックがタイヤが止まったままずるずると滑り落ちていくような状況でも、登り、停止し、またスタートできます。

道のわきには砂箱が設置されていて、滑るときにはこの砂を、誰でも撒くことができます。
だいたい近所の人が撒いてくれるのですが、この砂が有効で、かなり滑る機会も減りました。

また、僕の家のご近所は、どこかで車がスタックすると、近所からわらわらと人が出てきて、みんなで協力してあっという間に車を救出してしまいます。

スコップで掘り出したり、ラダーを下に敷いたり、ランクルでワイヤー掛けて牽引したり、みんなで押したり、あらゆることをして、助け出すのです。
そして、救出されると、近所の人はさーっと、いなくなります。

これが昼でも、夜中でも、なぜか、打ち合わせや申し合わせなんか一言もないのに、ひゅーって出てくるんです。

このあたりは、北国の人の習慣というか、お互い様だから、ちゃちゃっとたすけちゃいましょう。気にしないでね、というスタンスで、とっても好きです。

おおっと、脱線しました。スバルの話でした。



時々、レンタカーを借りて運転するのですが、その度に驚くのは「ハンドルの軽さ」。
ステアリングが軽い!
これはくるくると回ってしまう…という衝撃を感じます。
走って30分もすると慣れてしまってなんとも思わなくなるのですが、そこから感じるのは、
我が家のインプレッサのハンドルの重さです。
と、言っても、一日山道を運転しても、腕が重くなるほどではありません。
でも、何かの拍子に、思わず意図に反してハンドルを回し過ぎてしまった!なんてことは、
インプレッサでは起こらないだろうなあ…という感じです。

我が家のインプレッサは、2010年の1月に購入したもの。
1.5i-Lというグレードで、1.5リッターNAエンジン。
インプレッサの中では、一番馬力のないエンジンでした。
色だけスバルブルーなので、速そうなのですが、運転手も含めておっそいのです。

それでも、車体、全体の思想は、やっぱりスバルそのもので、トルクが足りないことが若干物足りないですが、信頼性は相当に高いと、オーナーバカしています。

さて、それで、上記のようにステアリングが、どうも同クラスの他車に比べると、相当に重いらしく(スポーツカーまたはスポーティーな車は別です)、それもあって、皮膚の弱い(?)僕としては、グローブをしたくなるというわけです。

今、ドライビンググローブとして毎日使っているのは、バイクの夏用のクシタニ、EXエア・エフェクト・グローブです。


つまり、このグローブ、夏だけじゃなく、1年通して毎日酷使されていることになります。

……で、今年は、ドライビング用に、グローブを買おうかな…と考えています。
もう、お金絶対足りなくて替えそうにないですけど。

スバルのHPから飛んで行ったら、STIのドライビンググローブがあったんですが、これが、
税別で28,000円。税込だと、30.240円でした。HPの説明を引用します。


快適で安全なドライビングのために
STIが考えたドライビンググローブ
ドライビングをより安全に、楽しんでいただきたいとのSTIの想いから生まれたドライビンググローブです。
日本国内の手袋生産のシェア90%以上を占める香川県。本商品は、その香川県さぬき市にあるグローブブランド「CACAZAN」で丹精込めて縫い上げました。デザインから裁断、縫製、仕上げまでのすべての製作工程が手作業。スナップボタンの加工も、金属のボタンを取り付けるのではなく、デザインに応じて革でカバーし、グローブ全体の統一感を演出します。
素材はニュージーランド産のディアスキン(鹿革)を採用。この革に、国内のタンナー(鞣し屋)で独自の舐めしとフッ素系防水加工を施します。これにより、革本来の柔軟性・通気性・肌触りはそのままに、水・油などをはじき、汚れにくく耐久性がある、新しい機能性を持った天然皮革となります。
この革素材を、部位によって異なる革の特性を踏まえつつ、熟練の技術で立体裁断。こうして裁断されたパーツを、職人が手で縫い上げています。今回は、すべりと肌触りを良くするために内側にキュプラを貼り、ベルトを留める部分にゴムをいれることで手首サイズの調整がしやすい構造にしました。糸はカバンなどに使われる強靭な皮革用糸「ビニモ」を使用。ハードユースにも耐えられるグローブに仕上げています。
デザインは、ブラックをベースに、随所にチェリーレッドを配置したSTIらしい配色に。ベルトを止めるスナップボタンも、STIオリジナルカラーとして特別に染めあげたチェリーレッドの革でくるんでいます。
装着すると、ホールド感が増し、ステアリングをしっかり握れるようになります。快適で安全なドライビングをぜひお楽しみください。(STIのHPより。

なんかすごそう。

cacazan Driving Full fingers

半指の手袋は実は脱着に手間がかかりそうで、フルフィンガーのものを探すと、すぐにみつかりました。

cacazanさんのHPから写真は引用しました。
ちなみにこちらはハンドメイド、鹿革の逸品にて、25,000円也。

安いのだと、1000円を切るものからありそうです。
上を見るときりがなく、でも、あまりに安くて、使い心地の悪くて長持ちしないのを使い捨てるように頻繁に買うのも嫌だし…。

さて、どうするかな……。

あんまりお金ないので、重要度の高い順に、少しずつ、買うことになると思います。
ドライビンググローブまで、順番が回ってくるのか…。微妙なところです。

4 件のコメント:

  1. 皮膚が敏感なんですね。確かにグローブ有るといいですよね~。自分も欲しいですが、車の場合、必ず革巻き仕様を選んでます。肌的なトラブルは無いので、もっぱら滑らない機能を重視してます。
    ナルディのウッドステアリングも好きなんですが、冬は冷たいのと、ウッドが似合う車が無いので残念です。
    以前にスバルレガシーに乗ってました。スバルの4WDシステムは日産GTRと同じで最高峰のモノと今でも思ってます。エンジンも独特の回り方をして面白かったですね~��
    今は普通の直4エンジンでディーゼルターボに乗ってます。ターボはレガシーから3台連続に何故かなってしまいました(笑)
    しかしグローブひとつでも、イイものを考えているところが樹生さんらしいですね(笑)
    いつも感心しています。しかし高価ですね~!

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    1. いちさん、こんにちは。
      なんか、素手でのステイリング操作、なんとなくつらいんです。
      できないわけじゃないんですが、手袋したくなるんです。

      ドライビンググローブ、レーシングの世界だと、不燃繊維を用いていたり、
      さらにいろいろあるんですが、普通のドライビンググローブでは、バイク用のように
      プロテクションはあまり考えなくていいので、安いかと思ったのですが、
      (安いのはちゃんとありますけど)
      高いのは高い!ので、…ああ、やっぱりなあ…、って感じです。
      でも先立つものとの関係で、アウトドア用を転用するとか、
      安物を買うとかになりそうです。

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  2. こんにちは。ドライビンググローブいいですね~。冬は最初ハンドルが冷えてる事が多いので、あると助かるかもですね。

    で、またまたタイヤネタなんですが、ContiGo!というタイヤが有ります。
    以前一度発見して、すっかり忘れてました。
    僕は4輪においてはミシュランとコンチが双璧だと思ってます。
    実際、最近中古で購入したVWアップのタイヤを、純正BSからコンチに交換したところ、別の車になったように改善されました。2輪においても性能は高いのではないか・・と思ってます。
    色々探してみましたが、1件だけインプレを見つけました!
    http://blogs.yahoo.co.jp/ryohrz/64685243.html
    やはり、高評価です。サイズもあります。ただ、すべてTLの設定なんですよね・・それが問題なければ私も履いてみたいですね。

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    1. 小五郎さん、こんにちは。

      コンチネンタルのタイヤですね。
      情報ありがとうございます。

      私のV7Specialは、スポークホイールなので、チューブタイプ(TT)タイヤが適合ですが、
      バイク屋さんで、ホイールにシールテープを貼ってもらい、チューブレス化しています。
      しかし、これは自己責任ということになりますので、勧められないのですが。
      …ということで、チューブレス(TL)タイヤOKなんです。

      タイヤ選び、楽しんでいきたいと思います。

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