道道343号線でニセコ連山の東麓を走る。
2015/10/18 9:54 |
ニセコは、スキーの「聖地」として、特にニュージーランドやオーストラリアの人々の人気を集めている。
街には、そうした外国からのスキー客向けの宿や、飲食店、スキー専門店などが並び、国内からも様々な店が集まって、スキーリゾート地として大成功。
賑わいを見せている。
今日は道道343を行き、ニセコひらふスキー場ゲレンデのすぐ下までやってきた。
太陽は東から南へ。
徐々に回り込みつつある。あと2時間で羊蹄山も太陽の光をまっすぐ浴びて秋の輝きを見せるだろう。
だが今はまだ、逆光の光の中だ。
冬は一面に雪が積もり、スキー客で賑わうこのあたりも、今はまだ、落ち着いた様子を見せている。
西から見る羊蹄山は、北から見たのと違って、すらっとした姿をしている。
2015/10/18 10:07 |
ニセコ側から見る羊蹄山のチャームポイントは、山頂付近のえくぼだ。
それは火口跡なのだが、ちょんと、ややこちらを向いた口元がかわいらしい。
これは同じようにすらっと見える東からでも見えない姿。
ニセコ側からだけの、たおやかな山容だ。
2015/10/18 10:12 |
もう一回、寄り道した。
見えている日本の樹は桜で、ニセコ町のHPにも載っている、ニセコ町からの新しい羊蹄山ビューポイントだ。
だが、ここは分かりにくい細いダートの奥にある。…といっても、道道からわずか数百メートルの距離だが。
もしかしたら紅葉しているのでは…、と来てみたが、まだ葉は緑のままだった。
以前には無かった囲いが作られ、そして右側の樹の枝が一本失われている。
どうして折れたのだろう…、少し気になりながらも、この場所を後にした。
さて、残された時間が少なくなってきた。
南へ、そして再び東側へ回り込んで、帰ることにしよう。 (つづく)
雄々しい山。まさに『雄大』。
返信削除ですが、
あとの2枚はやや寂しげ。別れを惜しむよう
tkjさん、こんにちは。
削除ニセコから見る羊蹄山は、時に雄々しく、時にたおやかに、
また、寂しげにみえたり、微笑んで見えたり、とても表情が豊かです。
行く秋をさびしがっているのは、きっと僕のほうなのでしょうけれど。