久しぶりに全道的に快晴の一日。
子どもが一時帰宅し、今日は午前中、妻も一緒に家族3人でのドライブとなった。
羊蹄山を見に行こう。
中山峠には先日の雪がところどころ残っていた。
白樺はすっかり葉を落とし、冬の準備が進んでいる。
喜茂別町の尻別川沿いの駐車場から。
今日は穏やかでほとんど風がない。少し冷たい空気と、暖かな陽射し。
羊蹄山には中腹に煙るように雲がかかり、その雲の上は冬の世界、雲の下は秋の世界のようだった。
いつもの場所にやってきた。
前のドライブでもきたのだが、今日は晴れ。
すがすがしい景色につつまれ、気持ちがすっきりとしていくようだ。
秋の晴れた空気に霞む、尻別岳。
丘は秋の、最後の輝きを、放とうとしている。
まだ10月中旬とはいえ、11月頭までには一度平地でも雪が降る。
秋が去るのも近い。
気持ちよく晴れ、ほとんど無風だと、陽射しも時折そよと動く風も、やわらかく感じる。
凛とした秋の光景が好きだけれど、こうしたやさしい秋も、ありがたい。
特に、今日は。
ここに来る途中、畑の光景を見ていると、秋撒き小麦の畑はもう植え付けが終わり、ビートや小豆の畑も、最後の収穫作業を急いでいるようだった。
やさしい秋の景色。
それを家族3人で眺められるということのしあわせ。
力を抜いて、秋につつまれる。
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