2016年8月15日

我流?アレンジ?「着地足」

まだ、PCなんとか動いています。
さて、今日通勤しながら、ふと気づいたのが、自分の交差点での停止時の足つき。
最近2年間くらい、ほとんど右足着地なんです。
これって、どうなんだろうか。


信号停止は、街中では頻繁にあることですよね。
通勤の間でも、毎日何回も停止するのですが、教習所では、右足はリアブレーキを踏んだまま、左足で着地し、踏みかえて、ギアをニュートラルに。そのあと、また左足を着地して、右足はブレーキへ。発進時も踏みかえて、ギアをローに入れ、また踏みかえて左足着地状態から発進…だったような気がします。
停止時に、止まる直前ですでにニュートラルへ入れ(停止するとニュートラルに入りにくい場合もあります)、左足で着地して、そのまま発進タイミングまで待つ、というのもあったかと思います。

右足でリヤブレーキをかけたまま停止するので、必然的に左足着地になるのですが、僕の信号停止は右足着地なんです。

あまり意識してなかったので、どうしてだっけ?と考えてみました。

1 道路が左下がりなので、右足の方が付きやすい。

これが一番の理由かもしれません。足をついた状態で車体が大きく傾かないので、走り出すときによっこいしょと車体を起こして踏みかえなくていいというのがあります。
また、支える足に重量があまりかからないので負担が小さいというのもあります。

2 一度着地したら踏みかえなしでそのまま発進できる。

右足着地は、停止時のニュートラルから発進時のローへとギヤチェンジする際に、着地足の踏みかえをしなくて済みます。
ステップの上の左足でそのままローにギアを入れ、発進すればいい。
左足着地だと、一度右足着地に踏みかえてから、ギヤをローに入れなくてはなりません。

主に、この2つのメリットのために、右足着地をしていたのだ…と考えられます。
(わがことながら、あまり意識していなかったので、たぶん…ですが。)

このとき、問題になるのは、停止時、ブレーキング開始時からフロントよりも先にかけ始めたリヤブレーキを停止前に開放して、最後をフロントブレーキだけの原則にすると、フロントフォークが縮みすぎて、停止時にぴょこん、と伸び返ってくる、おつりが出るのではないか、ということですが、

停止目標位置の2メートル前までには、ほとんど減速を終え、歩くような速度にしておいて、フロント、リヤともにそっと撫でるようなブレーキング入力にしておけば、最後のフロントだけになっても、過度のFフォークの沈み込みは起きません。
また、停止時にブレーキ入力がすうっ…とゼロになって停まる…ようにFブレーキをリリースできれば、ほぼ、「おつり」ゼロの停止が可能です。
そして、着地足は、路面に引きずるようなことをせず、前方にかかとから着地するように足を差し伸べておいて、ほぼ停止と同時に着地。かかとから足裏全体に着地すると同時に完全停止するようにすれば、問題なく停まれるように思います。

もちろん、急な減速で停止までもっていくときは、試験場の急制動のように、止まるまで前後ブレーキは両方かけっぱなしです。

MOTOGUZZIは以前、リヤをかけるとフロントも同時にかかる「インテグラル・ブレーキシステム」を採用していましたが、V7は完全独立ブレーキです。V7ⅡからはABS、トラクションコントロールも付きましたが、Ⅱの前のV7はABSもありません。

さて、この右足着地、基本を踏まえた上での実践上の「アレンジ」と呼んでいいものか、それとも、あまり好ましくない「我流」なのか。

自分でもどっちかわからないのですが、こういう細かい所で、我流かアレンジかわからないことって、結構いっぱいあるように思います。


自分で我流になってよくないな…直さなきゃ…と思っているのは、シフトダウン時のシフトペダルのペダルの踏み込み方なのですが、これはまた機会を改めまして。

(PC、もう少しもってくれればいいのですが…。)

8 件のコメント:

  1. 某ライディングスクールでは着地足についてはケースバイケースだと説明しておりました。
    自分は右折する際の停止であれば安全のため左足を出しますが、信号などで停止する場合は右足を、左右の安全を確認するための停止などはリアブレーキを使うため左足を使います。林道だと倒れたり落ちていかなければどちらでもかまわないという感じになってます。
    油断して砂の上に足を出して相当踏ん張った事が何度もあるので、着地点に砂がないかはよく確認するようになりました…

    返信削除
    返信
    1. 緒崎松倉さん、こんにちは。
      なるほど、ケースバイケースですね。
      着地地点で砂の経験、私も何度もあります。
      あれは、予期していないだけに、キビシイですよね。
      「街中の何気ない走りでも、きれいに決まっているとかっこいいよな…」
      なんてことを、漠然と思うようになりました。
      いろいろ、考えたり、試したりしてみたいと思います。

      削除
  2. KEI Cさん、こんにちは。
    自由に、自在に、適切に操れるようになるのが目標です。
    空冷は停止でのアイドリングは相当によくないと聞きます。
    でも短時間で繰り返すオンオフもセルモーターの寿命にかかわってくるようにも思えるし、
    どれくらいの時間待つのかによって、アイドリングストップも、やったりやらなかったりです。
    油温計、いつかつけてみたい気持ちもあります。

    返信削除
  3. KEI Cさん、こんにちは。
    アドバイスありがとうございます。でも、もしも私が油温計を後付けするとしたら、正確な油温を知りたいからなので、そういう位置にします。

    返信削除
  4. ST4に乗ってから右足を着くのが普通になっています。
    原因は止まらないリアブレーキに有ると思いますが、ほとんどが右手だけで止まっていますので右足をステップに乗せる必要が無いし、左足はニュートラルにする仕事に忙しいようです。
    今のハイパーストラーダはダートを走ることがあるので、その時はリアブレーキも使って止まれるようにしていますがリアブレーキが利かないのは似たようなものです。
    883Rはリアブレーキに頼ることがあるのでたまに左足を出すことも有りますが、ほとんどは右足をついています。
    我流でも変える気は有りませんが・・・

    返信削除
    返信
    1. 田亜山さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
      田亜山さんも右足着地なんですね。
      なんだか、心強いです。
      2009年、新潟で、信号待ちで並んだ田亜山さんのST4、
      アイドリングしながら、両手をだらんと脱力して、ドッ、ドッ、ドッ、ドッ…と、ドカを見下ろしながら静かに信号待ちしている田亜山さんを見て、私が思ったのは、
      「足長いなあぁぁぁ…」でした。(^^;)私のGPZはけっこう足つきぎりぎりっぽかったので。
      今日も通勤で右足着地の私でした。

      削除
  5. KEI Cさん、こんにちは。
    実は私も信号待ちが長そうなときは、エンジンの過熱を恐れて、右手のキルスイッチでエンジンストップしたりしてます。
    ただ、場所と場合によるのですが、とっさの時に逃げられないよなあ…という不安も逆にあったりもしますので、ケースバイケースです。

    「ムカデ」は北海道にはいません。ムカデに似た足のいっぱいある気持ち悪い虫はいますが、嚙んだり刺したりはしないです。
    北海道人はムカデやトカゲ、ヤモリは見慣れていないので、苦手な人も多いかもしれません。

    返信削除
  6. KEI Cさん、こんにちは。
    ムカデ、道南部には生息しているようです。すみません。十勝や札幌では、家の中まで入ってきて虫を咬む、所謂狭義のムカデは見たことがありません。
    北海道は雨にたたられていますが、本州地方、関東以西は酷暑が続いていますね。
    どうぞ、お気を付けくださいませ。

    返信削除