ロングゴートグローブ 写真はクシタニのHPから。 |
「ロングゴートグローブ」非常にライディングに適したグローブで、その使用感は
『クシタニ「ロングゴートグローブ」の使い心地』(2011年6月28日)でレポートしました。
また、2シーズン使用しての使用感は、
『クシタニ「ロングゴートグローブ」(2012年11月30日)に記事にしています。
(上の二つのリンクはいずれも旧ブログです。)
なんと7シーズン、働いてくれたのでした。
新品時の様子を振り返ってみます。
「ロングゴートグローブ」新品時 |
「ロングゴートグローブ」新品時 |
「ロングゴートグローブ」新品時 |
ヤギ(ゴート)革グローブの特徴として、革がしなやかで丈夫なため薄く作れる(ただし、広い面積の革は取れない)というのがありますが、当初から薄く、しかししっかりしていて、操作性がとてもよく、操作感がみずみずしく伝わってきました。
それは7シーズン通しても変わりませんでした。
さて、今日撮った写真が以下のものです。
紫外線で色が落ち、手の甲側はもう黒とも言えないような色になってきています。
この色落ちは、2年目には結構進行していました。
2012年11月の様子。 |
ここを気にするか、しないか、革グローブとして何年持てばいいと考えるかで、評価は分かれるでしょう。
僕はといえば、新品をわざわざエイジングする趣味はありませんが、経年変化は自然なことと思うタイプです。右手と左手、革の部位でも色落ちの度合いが違いますが、まあ、あまり気にしないことにしていました。
左手の手のひら側です。
7年の時を感じます。
手首のベルクロがまだまだ問題なく使えるのは助かりました。
革は長年の使用によって伸びたり、縮んだりして、完全に僕の指仕様になっています。
僕は汗かきで、特に手のひらや足にも大汗をかく(緊張するタイプですね)ので、3シーズンめあたりからその汗のせいでグローブの内側は新品時の革の気持ちのいい感触が失われ、ややごわついてきていました。
気持ちのいい革の臭いも、やはり3シーズン目あたりからはあまり分からなくなってきていました。
それでも使用感がいいのと、裾の長さが手首からの風の進入を防いでくれることもあって、とにかく使用頻度の高い、メイングローブとして働き続けてくれました。
で、なぜ引退かというと、
ついに革が薄くなって穴が開きだしたからでした。
指先もこんな感じで。
これはもう危ない。
…ということで引退となったのです。
破れたところと、長年の使用で傷んだ指先以外の部分は革もいまだにしなやかで色落ちしているとはいえ、まだまだ現役で使えそうな雰囲気なのですが、修理よりも買い替えとなりました。
それにしても、自分でも4、5年くらいだったかな?と思っていた使用期間が7シーズンだったとは、驚いています。
まあ、ケチり過ぎなのかもしれませんが。クシタニ製品、さすがに品質がよく、長い期間にわたってよく働いてくれました。
ロングゴートグローブ、7年前の買い物でしたが、満足のいくものだったと、改めて思うのでした。
と、いうことで新しいグローブ、到着しています。
追ってレポートします。
こんにちは。
返信削除ロングゴートグローブ、もうそんなに経つんですね。
和休もちょうどそのときグローブに穴が開いてしまって、次のグローブを探していたときにこちらのグローブの記事を見かけました。
革が薄くて手にフィットしそうな感じが、写真からも伝わってきました。袖口の長さも探していたものに近かったです。さらに、この革はかなり丈夫なんですね。次のグローブを考えるときは、参考にしたいと思います。
和休はさんざん迷った挙句、結局JRP製のグローブにしたのです。ちょうどステアグローブと似たようなデザインです。今ではすっかり手になじみ、装着するのが楽しみなぐらいです。
新しいグローブの記事も楽しみにしています。
和休さん、こんにちは。
削除JRPの国産グローブ、私も興味あります。
今では最初から馴らしなしでなじむグローブが多い中、馴らしが必要な、本格的な皮革製品としての特性を持っていると、どこかの雑誌で最近読みました。
その代わり、長く愛用できると。
いつか使いたいグローブです。
私の場合は、今回もクシタニ製でした。今度は牛革で、こちらの方がヤギ革よりも耐久性は一般的には高いようなのですが、どうなっていくか、使用開始から間もなくオフシーズンに入ってしまいますが、私自身楽しみにしています。