今日も空いているのは昼下がりまで。
朝4時に起きて、2時間仕事をし、そのあと、二度寝。8時に起きて妻と遅い朝食を摂る。
休日の朝だけ、ペーパードリップで珈琲を淹れるのは僕の役割だ。平日はインスタント。
朝9時過ぎ、きれいに洗車していないゆきかぜを引き起こして、走りに出た。
2017/10/21 9:45 小林峠 |
きれいにしないまま走り出すのは申し訳ないが、ゆきかぜに詫びつつもガソリンスタンドに寄って給油して、走り出した。
道道85号線、小林峠は、もうトンネルが完成して車の流れはスムーズに、山をくぐっていく。旧道もそのまま走れるので、昔ながらの小林峠を越える。
峠の紅葉は今が盛り。
午前中の光を浴びて、きれいに輝いて見えた。
2017/10/21 9:47 小林峠 |
トンネルで旧道となったこの道は、車も通るものの、枯れ葉路面に一時期とどまることはできるような頻度だ。
樹々の種類がいろいろあるので、紅葉の仕方もまちまち。いろんな色が、同居している。秋だけの賑やかさだ。
小林峠を降りて、札幌市南区、「中ノ沢南沢通り」へ。東海大学北海道キャンパスの前を抜けて、南沢を下り、南沢から白川へ抜ける市道に入る。
2017/10/21 9:58 南沢白川線 |
今日も車が列をなしていた。
ちょうど後ろが空いている。
ちょっとゆっくり走って、車間を広くとる。
一人で走ってるみたいだ。
2017/10/21 10:00 南沢白川線 |
南側の斜面では葉の黄色が透けて、とてもきれいだった。
走りながら、ちょっとシャッターを切る。
2017/10/21 10:05 札幌市南区 簾舞 |
簾舞(みすまい)のいつもの場所で、最初の休憩。
いつもの写真を撮ったのだが、カメラ任せにシャッターを切ったら、どこにもピントがきてなかった。
「さぼりすぎ」ですか。何でも便利で簡単・安楽ならいいというものでもないよね。
さて、まずは中山峠を越えよう。
小金湯で国道230に合流し、混雑する定山渓を越えて、峠を登っていく。
定山渓を超えると、紅葉はもう終わりかけていて、冬枯れの色に近づいていた。
車の列もいなくなる。飛ばせば前の塊の列に追いつくし、緩めれば後ろから次の列がやってくる。信号を過ぎ、数キロは、先頭を飛ばすか、最後尾でゆっくりいくと、一人の時間が少しだけ味わえる。
2017/10/21 10:24 国道230中山峠定山渓少し上 |
ゆきかぜと僕も、駆け足で中山峠を駆け上る。
2017/10/21 10:25 国道230中山峠定山渓少し上 |
2017/10/21 10:25 国道230中山峠 定山渓側 |
2017/10/21 10:37 国道230中山峠 9合目付近 |
尾根に出る頃、昔の道筋が残って、そこがパーキングになっている。
といっても、昔の路面のアスファルトと、その外側に土の広場が少しあるだけだ。
山はもう冬色の衣をまとっていた。
中山峠に来ると、峠の向こう側は厚い雲。
羊蹄山も殆ど雲の中に隠れていた。
すでに10時40分を回っている。
あまり遠回りはできないが、峠を下って、喜茂別方向へ進んでいくことにしよう。
冷たい雨が、ポツッと来て、そのまま降らずに止まった。
(つづく)
小林峠・・・
返信削除その響きに、懐かしいものを感じました。
西野から発寒川沿いにアプロ-チして、簾舞に抜ける風景。
トンネルが出来て、道の風景も今は変わっているのでしょうね。
身近な峠なのに、もう何年もその存在を忘れていて走っていなかった。
記事を読んで思い出し、ずっと忘れていたその道の風景を、また確かめたくなりました。
樹生さんの、写真を見ると、
西から南へ、単にショ-トカットする為の道ではないかもと・・・思いました。
国道230、9合目の駐車場から見る季節は、私も好きなところです。
selenさん、こんにちは。
削除小林峠は以前職場が南区にあったころに通勤経路として使っていました。
市街地の混雑を迂回して、ちょっと季節を感じられるルートとして。
北の沢側の峠の下から二つ目のヘヤピンの手前に、コブシの木があって(今もあります)
春には、見事に花をつけます。
桜も好きですが、そのこぶしの木が当時の僕の春のシンボルでした。
中山峠の「P」、昔、ここにすごく大きな樹が立っていましたね。
昭和の頃の記憶だったのですが、14年前、再び札幌に来た時には、
根本から2メートル程度を残すのみとなっていて、それも年々朽ちて
今も根方は見えますが、昔の巨木を思わせる雰囲気は、かなりなくなってしまいました。
selenさんの記事でも、ここが好きで寄られる由、拝読していました。
道の駅もすきですが、最近はここで静かに季節季節の山々の風景を見て、
ちょっとだけ休憩して走る方が多くなりました。
Pには碑もありますが、
峠を越えて旅をすることの大変さを、ちょっと思い出したりもします。
(昔、僕は自転車乗りだったので。)(昔日の旅にも、思いをはせたりしながら。)