カワサキ4発育ちの私としては、無視できない車種です。
記事と写真は、「RESPONSE」さんから。
【東京モーターショー2017】カワサキ Z900RS初公開…12月1日に国内発売へ
*注意、私はただの素人です。この記事はど素人の感想をただ書いただけです。
追記 カワサキのHPにZ900RSの公式な頁が公開されました。
やはり私の推測には間違いがありました。どうぞ、Z900RSの正しい情報を求める方はそちらをご覧ください。(2017/10/26 6AM)
以下、写真はすべて、上記【東京モーターショー2017】カワサキ Z900RS初公開…12月1日に国内発売へさんからの引用です。
*注意、私はただの素人です。この記事は素人の感想をただ書いただけです。「報道」ではありません。個人の印象を述べただけですので、実際のバイクの出来に関して、責任ある発言ではありません。そのことを前提にお読みください。
追記 カワサキのHPにZ900RSの公式な頁が公開されました。
やはり私の推測には間違いがありました。どうぞ、Z900RSの正しい情報を求める方はそちらをご覧ください。(2017/10/26 6AM)
上記レスポンスさんの記事によれば、このバイクのコンセプトは、
川崎重工は10月25日、東京モーターショー2017の会場において、新型スポーツモデル『Z900RS』をワールドプレミア。12月1日に国内発売を開始する。
Z900RSは、カワサキの伝説的モデルで、発売から40年経った今もなお人気を誇る『Z1 900』をオマージュしたモデル。展示モデルのカラーリングは、Z1 900にもあしらわれていた通称「火の玉カラー」。加えてティアドロップ型のタンク形状や、コンパクトなテールエンドなど、随所にZ1 900のテイストが盛り込まれている。
しかしパワートレインやシャシーは現代の技術が盛り込まれる。採用された900cc水冷4気筒エンジンは、最高出力111ps、最大トルク10.0kgmを発生。最新のチューニングにより、人間の感覚にフィットするアクセルレスポンスや、高回転域での突き抜けるスポーツ性を実現しているという。
また、フロントフォークを見ると倒立フォークが採用されており、217kgの軽量な車体やパワフルなエンジンなどと相まって、軽快な走りも楽しめそうだ。
とのことです。
勝手にまとめると、
*エンジンは水冷並列4気筒
*排気量は900cc
*車重は217kgと、超軽量ではないものの、まずまず
*Zの伝統を継承したネオレトロな外見を演出
*フロント倒立フォーク、リヤはモノサス。足回りは最新。
*アップライトなポジション。日常遣いの効くネイキッドバイク
というところでしょうか。
では、勝手にレスポンスさんの写真に感想を書き込んでいきましょう。
注意*ド素人の感想です。間違っている場合があります。決して鵜呑みにしないでください。判断はかならずご自身で正しい情報をお探しになり、その上でなさってください。
以下、急に文体が「ですます調」から「だ、である調」に変わります。すみません。
以下、急に文体が「ですます調」から「だ、である調」に変わります。すみません。
出典は、【東京モーターショー2017】カワサキ Z900RS初公開…12月1日に国内発売へ |
水冷、直4、ネイキッド。
印象としては、エンジン回りはトライアンフに少し似ていて、フロント周りはBMWのようで、タンクサイドカバーはゼファーという感じ。
レトロではなく、レトロテイストの現代ネイキッド。そういうのをネオレトロとか、ネオクラシックとかいうのだろうか。
フロントブレーキキャリパーがラジアルマウントになったり、「走り」の雰囲気の演出もされている。
フレームはクレードルではなく、アンダーループを持たないダイヤモンド型か。黒色塗装でフレームの存在感を消している。
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リヤは一本サス。リヤを派手に跳ね上げてはいないものの、昔に比べるとタイヤとシートカウルの間の隙間がすごく広い。最近のディメンジョン(車体姿勢設計)で作られているのだろう。
リヤ横に丸いリフレクターがあるのは、アメリカ仕様か。
タンク造形はゼファー的だが、フレームが一本のメインパイプでなく、タンクレール的な最近のカワサキのトレリス構造を持つものだと思われる。だからタンクの形状も変わっている。ちょっと無理感がないでもない。
スイングアームは角スチール?角アルミ?の補強なしタイプ。
リヤサスはここから見ると、右にオフセットされて、水平近く寝かされているようだ。
これも最近のカワサキのやり方だ。
デザイン要素に初代Z900RS(Z1)のモチーフを入れてきているが、Z1的というよりもゼファー的に見えるのは、初代の大きな車体の持つのびのび感よりも、凝縮感があるからか。
出典は、【東京モーターショー2017】カワサキ Z900RS初公開…12月1日に国内発売へ |
ライト、丸目だが、その中身は新しそう。
ウィンカー意匠は最新のまま。ライトハウジングのメッキ部分で実際の径よりもライトを大きめに演出しているように見える。
ホーンはシングルだ。ダブルホーンの音は周囲への存在を知らしめる意味でも有効だと思うのだが。
タンクエンブレムは往年のカワサキ立体タイプだが、これは70年代終わりから、80年代初頭のタイプだと記憶する(あやふやです。すみません。)Kwasakiと先頭以外は小文字にするタイプ。
タンクとフレームの位置関係が昔と今は違う。ラジエターの背後、タンクの下にある銀色の部分はカバーか?その穴の意味は?
出典は、【東京モーターショー2017】カワサキ Z900RS初公開…12月1日に国内発売へ |
レッドゾーンを赤くするのも、昔風だと思う。
今は消えているインジケーターランプが速度計と回転計のアナログメーターの間に点き、並ぶのだろう。ハンドルのタイプやクランプ形式も昔のネイキッドふうだ。
ブレーキのリザーブタンクの色があめ色だが、これは半透明?ちょっと新しいか?
フロントフォークのトップキャップには調整のためのネジがある。減衰調整は効くようだ。プリロードはどうだろう。
出典は、【東京モーターショー2017】カワサキ Z900RS初公開…12月1日に国内発売へ |
エンジン。
美しくない。空冷ふうのフィンはやめた方がよかったのでは。
右側サイドカムチェーン。カムシャフト位置を示すヘッドカバーのふくらみの形状もZを踏襲していて、なつかしいが、もっと機械として真っ当な、武骨な水冷エンジンこそがZにふさわしいように思うが。
エンジンとしては、クランクとクラッチ軸が極端に三角形に並ばない、前後長を縮めることを第一義に置いていない設計。それでもとてもコンパクトだ。
カムの感覚が狭く、バルブは立っていて、燃焼効率をアップ。…なんて、これは今日的エツインカムエンジンとしては見慣れた光景。
よくわからないが、シリンダーがすこ~し上下に長いか?つまり超ショートストロークでない可能性も?
いや、「Z900」のエンジンをそのまま小改良で使用しているのでは。
まさか全面新設計か?
クラッチはワイヤー作動のようだ。
フレームはやはりスチールトレリスのようだ。
エンジンマウントは、前部カムの前、後部カムの後ろ、後部シリンダーの横、クラッチの後ろの片側4点か?
フレームとシリンダー後ろを結んでマウントピースが薄い三角形を見せている。
排気系は4in1に見えるが、中で仕切り版があって、4-2-1構造かもしれない。
集合部後方にセンサーか。その後ろ、テールパイプに向かう前に大きなチャンバーボックスがあるように見える。このため?リヤサスはここでなく、上部、横向きに寝てフレームと締結されている。
出典は、【東京モーターショー2017】カワサキ Z900RS初公開…12月1日に国内発売へ |
スポーツの足回りというところか。
Fフォーク下部に調整機構はあるだろうか?なさそうに見えるが…。
出典は、【東京モーターショー2017】カワサキ Z900RS初公開…12月1日に国内発売へ |
フレーム形状との関係で、サイドカバーとのかぶり方などが変わる。
やはりちょっと無理があるように思う。
この形を自然に仕上げるなら、フレームも新造すべきだったと思うのだが。
「トリビュート」は好きだが、今回は意匠に頼り過ぎというか、売らんがためのデザインが本体を裏切っているようにも思える。……といったら、言い過ぎか。
出典は、【東京モーターショー2017】カワサキ Z900RS初公開…12月1日に国内発売へ |
出典は、【東京モーターショー2017】カワサキ Z900RS初公開…12月1日に国内発売へ |
ショートタイプのサイレンサー。そのための大きなチャンバーがやはりスイングアームピボットの下にある。
リヤブレーキディスクの意匠は、これはイメージはローソンレプリカか?(現実にはこんなデザインではない。僕の記憶と感覚が倒錯しているのだろう。)
座りやすそうなダブルシート。タンデムツーリングを現実的に考えているようだ。
カワサキはレーサーレプリカが台頭してくる1980年代初頭から中期まで、にかけフックやタンデムライディングなど、実用性重視を手放さないままで高性能化を狙っていった、本当の意味で硬派なメーカーだった。その姿勢が1989年のZZR1100を生み出すのである。Z900RS、荷物の積載性はどうだろう。ちゃんとしてたら、さすが!とにやりとするところだが。
*以上はレスポンスさんの写真に、ド素人の私が勝手にコメントをつけただけです。
決して鵜呑みにしないでください。あくまで、個人として想像を愉しんでいるだけです。
さて、相当に期待していた今回のZ900RS。
写真で見るのと、現実にみるのとでは、バイクの印象は大きく変わる。
現車で見ると、とってもカッコいいのではないかと思う。
写真で見る限りでは、Zふうの塗装をしない方がかっこいいのではないかと思った。
サイドカバー、タンクの造形を、フレームと性能が要求するものに自然に作って、
これが現代のZ-RSだと、昔に似せることなく、そのコンセプト自体を再現すれば、より魅力的なものになったのではないと思う……というのが、ド素人の第一印象である。
しかし、バイクは所有し、走らせ、一緒に暮らして初めてその本当の価値が現れるものである。
走りの内容がわからないままで、このバイクを評価すべきでないし、暮してみる中で、デザインも、性能も本当の姿が見えてくるものだ。
まあ、わがままでおろかな一個人として、いつか軽やかでシンプルで現実的で、そして走って楽しい「ゼファー900」の復活を夢見ていた私としては、ちょっとデザインが勝ちすぎているように感じた…というところ。
たぶん、走りの方は相当に期待できるのではないだろうか。
トータルバランスの素晴らしさで、僕のがっかり感を微塵に吹き飛ばす、そういう秀作であってほしい。試乗レポートを期待して待つことにしよう。
追記 カワサキのHPにZ900RSの公式な頁が公開されました。
やはり私の推測には間違いがありました。どうぞ、Z900RSの正しい情報を求める方はそちらをご覧ください。(2017/10/26 6AM)
ヘッド位置が高いので、タンクが押し上げられた感じでしょうか?
返信削除無理に昔のタンク形状を取ったがために
サイドカバーからの繋がりに無理がある。
モノサスじゃなくて、コンベンショナル
な2本サスにすればサイドカバー内の
スペースが空いて、補器類を納めれると
思うんだけど。
空冷チックにするなら徹底的にやって
欲しかったけど中途半端な感じ。
最初ゼファーかと思った次第です。
いちさん、こんにちは。
削除トレリスフレームにダウンドラフトの吸気系などが、昔の水平調のデザインを難しくしていると思います。
リヤを2本サスにするなら、前もクレードルにして水平基調にするところでしょうが、「走り」の性能はカワサキとして譲れなかったのではないかと思います。
(Z1000やZ750の継承=コストダウンも必要だったのではないかとも思います。)
う~む、このデザインは外観に好き嫌いが分かれるかもしれませんね。