2020年11月1日

秋のおわり

霜月朔日(しもつきついたち)、11月1日です。
北海道石狩地方は今年冬の訪れが遅く、10月は一度も雪が降りませんでした。
積もることはなくても、一回か二回は雪が舞うものだったのですが
紅葉も、今年は始まりが遅かったようです。
10月は仕事も忙しく、プライベートでも忙しさがあって、家族でお出かけとか、全然ありませんでした。
今年の紅葉を見に行きたい。
妻の言葉で、札幌の「平岡樹芸園」へ、今日の朝、行ってきました。


情報によると混むらしいので、8:45分開園の15分前につくように行ってみると、すでに車の列ができていて、直ぐに開門、駐車場に入れましたが、少し遅くなると、大変だったかもしれません。

いつもゆきかぜで走っていってみる風景は、見せることをあまり意識していない風景なのですが、ここは、樹の見本林のようなところ。
さまざまな種類の樹々が、考えられて配置され、言ってみれば庭園の風情。


園の中は、紅葉の散り始め。
まだ残っている樹々も多く、「見頃」、といった感じでした。


そういえば、今年は花見も家族で行っていません。
桜の花が好きな広島育ちの妻は、ソメイヨシノが好きで、でも、北海道には
ソメイヨシノは少なく、あったとしても、公園の中に有る程度で、
個人の庭や、川の堤防などにどこまでも続くソメイヨシノの並木は見られません。

それでも、春に桜を見ることは、妻にとって大切なことで、
毎年、桜の花を見に出かけていたのですが、今年は、家のそばに咲く、一本の桜を二人で眺めただけでした。


せめて、紅葉を。
でかけた今朝の紅葉は、山の中のものとは違いましたが、
妻の胸の中には、忙しかった秋の終わりの
家族の思い出として、
しっかり刻まれたようでした。





一方、我が家の狭い庭では、

ナツツバキは葉を落として、その下からは来年の新芽がもう準備を始めています。



ほとんど葉を落としたヤマモミジ。
明日の雨には散るでしょうか。



原種のヤマボウシ。
紅葉して、茶色くなっても、なかなか落葉しない樹です。

庭の秋は、もう一足、早く進んでいたようです。

今週は後半から雪の予想。
シーズンもいよいよ終わりですね。

2 件のコメント:

  1. こんばんは。
    平岡樹芸園・・秋ですね。
    お忙しい中での、ひととき。
    一緒に歩いて見る、ひさしぶりのその心地よさ。
    なんだかとても、秋の空気の中に居るのも、
    いいものですね。

    樹々は花を落としてまもなく、
    新芽が芽生え、
    翌年の準備が、もう進んでいますね。
    早い早い。

    これから、雪に包まれ匿われ、
    寒風に風邪をひかないよう、春まで安眠ですね。
    樹々は、すでに準備完了!かな。

    樹生さんも、あとすこし?ですね。
    これから・・お互い、がんばりどころですね。きっと。

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    1. selenさん、こんにちは。
      絶好の、もしかして今シーズン最後のツーリング日和の土日も、走ることはかなわず、
      仕事仕事でした。

      走りたい欲求も高かったのですが、時間もなく、
      また、やっぱり家族との時間も大切。

      平岡樹芸園の楓類は、予想以上に赤くて、
      綺麗な秋の彩を見せてくれました。
      妻も満足そうで、よかった。

      11月11日までは、怒涛の仕事が続きます。
      (実は3月までつづきそうなのですが…)

      selenさん、ありがとうございます。
      お互い、頑張りどころですね。
      3日も、一日仕事ですが、頑張ります。

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