6月13日(日)。
本当は、夜明け前から走りたかったのだが、やはりここのところの疲れが残っていて、無理はできないと、朝、普通に朝食を食べ、それから出発することにした。
6時半。家を出る。
まずは中山峠を越える。出発が遅かったせいか、7時過ぎだが、すでに中山峠は車列ができていた。日曜日、快晴。ドライブに出かける人も多かったようだ。
最近は、ツーリングの際には動画を録る道具を持参している。
ヘルメットに装着するアクションカメラと、そのマウント。
ヘルメット内部に仕込む小型マイク。
シートバッグに入れた録音機は、風切り音を少なくして走行音を録音するため。
ここでもステレオの小型マイクを、防風対策をしてバックの外に仕込んでいる。
カメラ、レンズはタンクバッグに緩衝材を介して入れ、トラベル三脚はシートバッグに括り付けている。
でも、まだ本格的に動画を撮影…とはなっていない。
きれいな景色に感動したらバイクを停めて写真を撮る…。これは、2007年からブログを初める前から、なんとなくツーリングスタイルとしてやっていたもので、あまり無理しなくても自然にそうなるのだが、動画撮影は、まだ自分として「違和感」というか、「わざわざ感」があり、自然にできない。
撮ること自体、楽しさがあるのだが、ツーリングや走りを心底楽しみたい、味わいたいという気持ちとその様子を動画で録るということが、まだうまく結びつかないというか、馴染んでいないのだ。
だからといって、動画撮影をやめようとは思わないのだが、ツーリングの一部として自然に動画も録る…となるには、もう数シーズンはかかりそうだった。
走行中、動画のカメラを回すと、今度は停まっての写真撮影が少なくなる。
それもさびしかったりするのだが、やりながら、段々自分のスタイルを作っていこう。
それは、だんだん自分の走りを作っていくのと、同じような道すじや段階を経るものなような気がしている。
洞爺湖畔の道は、走ってとても気持ちよかった。
一度停まって、ヘルメットを脱いで頭に風を当てる。
今日はオロフレ峠に行ってみるつもりだ。
天気予報では9時まで曇り。
オロフレは雲中に入ることが多く、濃霧で有名な峠だった。
今日はどうだろうか。
気持ちが旅モードに切り替わっていき、同時に日常のキリキリした世界から脱していくのを感じる。
オロフレアタック。
行ってみよう。
(つづく)
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