4月19日(火)。
昨年度からパート勤務となった私。
この4月からは、職場は変わらないが勤務態勢が少し変わった。
火曜日は、休みになることが多い。
さあ、今日は一日晴れの予報。
昨日は通勤で雨に叩かれたが、帰り道に給油もしてガソリンは満タンだ。
走りに行くことにしよう。
どこに行こうか。
雪をかぶった早春の羊蹄山が、青空に映えてきれいかもしれない。
いつも止まってしまう簾舞の道端。
今日も停まってしまった。
田んぼの雪もすっかり解けて、土の色がきれいだ。
深呼吸して、ウェアや荷物を確認して。
奥の山は雪を残して、冬のいでたち。
手前の山も、葉はまだ芽を吹いていないが、低いところでは芽が膨らみはじめて、枝が色付き始めている。
春がゆっくり訪れて、斜面を上る準備を整えている。
今日はこの後、長くトイレ休憩を取らない予定だ。
ここで立ち寄っておく。
峠越えの動画を録るべく、カメラと録音機の準備もして、それから走りだす。
録画をすることは、旅の中でちょっと不自由になっている。
録画をすることで、さらに自由になれるような、そんな録画との付き合いができるようになればいいなあと思う。
それには、もう少し工夫と経験が必要なようだ。
定山渓トンネルを越え、望岳橋を超えると、登り側からは大きな右カーブのところに駐車場がある。かつての道すじの内側に、山の斜面を削って現在の国道を通した。かつての道はそのまま駐車スペースとして残された。
かつて、ここには、驚くほどの立派な巨木が立っていた。樹種は覚えていない。ニレの仲間だっ多様に思うのだが…わからない。樹齢は数百年だったろうか。
2022/4/19 10:57 国道230中山峠中腹 |
道が新しくなり、交通量も増え、斜面を切り崩して環境も変わり、やがてその樹は枯死して、その根方の残りが、かつての威容を思い出させていた。残された根方だけでも、そこらの樹と同じくらいの高さがあったのだ。
今や、その根方も完全に除去されている。
かつて、その樹の近くから清水が湧いていた。
今も湧水はあるようだが、飲用に適さないとの注意書きが立っている。
ここから道は尾根筋を行く。
羊蹄山がきれいに見える。
毎年、GWまでは営業している。
今年は4月19日の今日もまだまだ雪の量もばっちりで、快適に滑られるようだ。
スキーの人、スノーボードの人。
それぞれに楽しんでいるのが見えた。
さあ、僕たちも行こう。
中山を下って、羊蹄山の山麓へ走っていく。 (つづく)
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