MOTOGP、2022年シーズンは早くも6戦目、スペインGPを迎えます。
サーキットは、おなじみ、ヘレス
図の出典はヤマハのHPより。
全長4.4km
コーナー数 左5、右8
コース幅11m
最長直線607m
このサーキットについて、2012年、10年前のデータではありますが、「迷走ライダー」さんの詳細な解説があります。
ううむ、迷走さんさすが!
そこまでデータを揃えられない…。
コースレコードは2020年マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)による、
1'36.584
直線が最長で607mしかないこのサーキットでの最高速度は
2021年ヨハン・ザルコ(ドカティ)による、
300.8㎞/h
です。
迷走さんの記事による記録、2012年時点でのコースレコードと最高速は、
コースレコード、ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ) 1'38.189
最高速 マルコ・メランドリ(ホンダ)291.9㎞/h
この10年で、1.5秒タイムが縮まり、最高速は10㎞増していることがわかります。
ライダーの身体への負担はますます大きくなり、レースは過酷さを増しています。
さて、前戦は忙しく、記事を上げられませんでしたが、
ヨーロッパラウンドに突入し、ポルトガルGPで、
満を持してというか、ヤマハの前年度チャンピオン、ファビオ・クワルタラロが優勝、
2位 ザルコ(ドカティ)
3位 アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)
と、アプリリアは連続してその速さが本物であることを証明し、
4位 アレックス・リンス(スズキ)
5位 ミゲイル・オリベイラ(KTM)
6位 マルク・マルケス(ホンダ)
と、やはりメーカー入り乱れての結果となりました。
また、チャンピオンシップポイントも
1位が ファビオ・クワルタラロ(ヤマハ)69p、
アレックス・リンス(スズキ)69p
と並び、
ポイントランキング3位にはわずか3p差で
アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)66p
となっています。
ドカティ、ホンダの名前がBEST3に入らないという、昨年までからは予想もできない展開。
ポイントランキングでホンダのトップはマルク・マルケスで11位という、ホンダとしてはとんでもない展開になっています。
今年は転倒する選手が各イベントで多く、レースでも僅差の抜きつ抜かれつが非常に多い。
全く先が読めない展開のシーズンになっています。
さて、ヘレスはどうか。
そろそろ6戦目となれば、シーズン序盤とは言っていられない段階に入ってきます。
今週末も、過酷でギリギリのレースが展開しそうです。
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