2022年4月30日

MOTOGP 第6戦、ヘレス(スペインGP)

MOTOGP、2022年シーズンは早くも6戦目、スペインGPを迎えます。
サーキットは、おなじみ、ヘレス

図の出典はヤマハのHPより

全長4.4km
コーナー数 左5、右8
コース幅11m
最長直線607m

このサーキットについて、2012年、10年前のデータではありますが、「迷走ライダー」さんの詳細な解説があります。

ううむ、迷走さんさすが!

そこまでデータを揃えられない…。


コースレコードは2020年マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)による、
1'36.584
直線が最長で607mしかないこのサーキットでの最高速度は
2021年ヨハン・ザルコ(ドカティ)による、
300.8㎞/h
です。

迷走さんの記事による記録、2012年時点でのコースレコードと最高速は、
コースレコード、ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)  1'38.189
最高速 マルコ・メランドリ(ホンダ)291.9㎞/h

この10年で、1.5秒タイムが縮まり、最高速は10㎞増していることがわかります。

ライダーの身体への負担はますます大きくなり、レースは過酷さを増しています。

さて、前戦は忙しく、記事を上げられませんでしたが、
ヨーロッパラウンドに突入し、ポルトガルGPで、
満を持してというか、ヤマハの前年度チャンピオン、ファビオ・クワルタラロが優勝、
2位 ザルコ(ドカティ)
3位 アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)
と、アプリリアは連続してその速さが本物であることを証明し、

4位 アレックス・リンス(スズキ)
5位 ミゲイル・オリベイラ(KTM)
6位 マルク・マルケス(ホンダ)

と、やはりメーカー入り乱れての結果となりました。
また、チャンピオンシップポイントも
1位が ファビオ・クワルタラロ(ヤマハ)69p、
    アレックス・リンス(スズキ)69p
と並び、
ポイントランキング3位にはわずか3p差で
アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)66p

となっています。
ドカティ、ホンダの名前がBEST3に入らないという、昨年までからは予想もできない展開。

ポイントランキングでホンダのトップはマルク・マルケスで11位という、ホンダとしてはとんでもない展開になっています。

今年は転倒する選手が各イベントで多く、レースでも僅差の抜きつ抜かれつが非常に多い。
全く先が読めない展開のシーズンになっています。

さて、ヘレスはどうか。

そろそろ6戦目となれば、シーズン序盤とは言っていられない段階に入ってきます。
今週末も、過酷でギリギリのレースが展開しそうです。

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